スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.199(2018年4月号)←詳細&購入はここ!
SQ199.jpg 『特集 皮膚への注目」
──皮膚へのアプローチで何が変わるか
 
1.「『皮膚運動学』と『皮膚テーピング』の反響と今後」
──身体の動きと皮膚の関係の解明
福井 勉・文京学院大学 保健医療技術学部長・教授、理学療法士、
医学博士
       
2.「皮膚の誘導とインソール、テープ、エクササイズで対応」
──軽い皮膚への刺激で評価し、姿勢と身体のバランスを改善する
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)、理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長
 
3.「IASTM(Instrument Assisted Soft Tissue Mobilization)を実践して」
──パーソナルトレーナーとしてのスキンストレッチの活用
中島健太郎・パーソナルトレーナー、修士(スポーツ健康科学)、日本ストレッチング協会 講師、NSCA認定ストレングス&コンディショニング スペシャリスト
 

先日の「心臓震盪」の記事を見て、「心臓震盪から子供を救う会」の人からメールをいただいた。

当日の輿水先生の講演のパワーポイントが同会のホームページの活動履歴のページに収められている。より詳しく知りたい方はご覧ください。(清家)
「リズム」 すべての人をパーカッショニストに!というテーマで、World Rhythm Summit 2008が4月8日から13日までの6日間開催されます。(会場は、渋谷LE DECO、3・4F)

音楽のライブ(スティーブエトウはじめ、和太鼓、カリブ音楽のスティールパン、インドネシアやキューバの伝統音楽など)あり、アートの常設展示あり、講演会あり、盛りだくさん。

「ワールドリズムサミットは今後、リズムを合言葉に「イノチ」や「イキル」について考えていきたい。それは、これまでのイベント参加者からいただいた大きなテーマです」(リリースより)

スポーツはもちろん、からだや人生そのものに深い関係がある「リズム」。ぜひ、一度観に行っていただきたい。(清家)
このブログでも「連載」も設けようと、まずはその第1回(連載以外にもいろいろ企画がありますので、今後お楽しみに)。

昨日お会いした廣橋賢次先生(森ノ宮医療大学学長)は、昭和10年のお生まれ。73歳ということになる。大阪体育大学を退官され、昨年から現職に。

私ももう約30年この仕事をしているので、最近は自分より若い医師に会うことが多いが、60歳、70歳以上というお医者さんに会う機会も多い。愛知医科大学運動療育センターの丹羽先生、信原病院の信原先生はじめ、みなさん立派な方ばかり。

どういうわけか、こういう先生の話を聞くのがとても楽しい。昔は、MRIをはじめ先進機器もなかった。レントゲンとあとは、問診、触診。そこに人としての温かさと医師としての洞察力があったのではないだろうか。(「診察室に入ってきたときから、もう診ています」というお医者さんもいた)

「データばかり見て、患者を診ない」という批判がなされることが多い。病気やケガはデータとして示される。しかし、レントゲン上の変化がかならずしも症状となって表れないのと同じで、データがすべてを語っているわけではないだろう。

患者になるとよくわかるが、お医者さんの人柄が患者にとっては重要な要素になる。歳を重ね、経験も重ね、知識も技術も磨き、「人として」大きな存在になっている人の話は、核心的で、また人を愛する気持ちに溢れている。医師と患者の関係は、適度な距離が必要と言われるが、だからと言って距離がありすぎると患者は不安になるものだ。

インターネットをはじめ、各種テクノロジーはどんどん生活や仕事を変えていくだろう。しかし、どういう時代になっても、「人として」という視点、基盤をもっていないと、結局うまくいかなくなる。

超ベテランのお医者さんには教わることが多い。「まだまだだなあ」とわが身を振り返るばかりである。(清家
3月6日~9日まで、長野・エムウェーブ(長野市オリンピック記念アリーナ)で、
2008 ISU 世界距離別スピードスケート選手権大会・長野大会が開催されました。
国内での大会は時間の許す限り、取材・撮影を兼ねて行くようにしていますが、
今回は8・9日の2日間のみの観戦となりました。

ポスターこの大会は07/08シーズンのワールドカップや、他の選手権大会の結果により各競技最大各24名(女子5000m・男子10000mは16名)が参加できる、世界のトップレベルの選手によって戦われる、今シーズン最後の大会です。
Jeremy Wotherspoon選手(CAN)やShani Davis選手(USA)をはじめとする男女ともに有力選手が集結。
スピードスケートをリンクでLIVEで観戦したことのある人は、あまり多くないかもしれませんが、スピードスケートは氷上のF1と言われるように、0.01秒の戦いは、機会があれば是非一度、LIVEで選手の滑るスピード感を実感してもらいたいと思います。

今回の観戦で感じたことは、応援文化の違いでした。海外からの応援団の人数は決して多くはないのですが、コスチュームをそろえ、手作りの応援グッズを持ち、顔にペイントしたり、応援を楽しんでいる姿が印象的でした。
オランダはスピードスケートの非常に盛んな国ですが、リンクが外ということもあって、お酒を飲んで暖を取りながら、応援する側も目一杯大会を楽しみ、多いに盛り上がるそうです。
日本人との応援文化の違いなのでしょうが、強制されるのではなく、自然と応援を楽しむ姿勢は、同じリンクで観戦する私も彼らを見ていて楽しい気持ちになりました。(田口)
応援



今日は、99号の特集取材のため、朝早く新幹線に。

12時過ぎに大阪に着き、そこから地下鉄で「コスモスクエア」という駅まで。駅前に「森ノ宮医療大学」がある(写真)。そこの学長である廣橋先生に「変形性股関節症の運動療法」について取材。

約2時間。楽しい取材だった。詳しいことはまた後日書くが、運動療法で痛みという症状が多数の例で解消される。その運動療法に20年間携わってこられた。

その詳細を99号で紹介させていただく。

今日は、帰社したばかりなので、また明日にでも報告させていただきます。(清家)

森ノ宮
DM.jpg
「心臓震盪」のカンファレンスに行ってきました。

輿水先生が、まず心臓震盪について医学的に解説。心臓震盪は90年代に北米で報告が始まった。健康なとくに若い人で、野球やソフトボールが胸に当たり、そのまま倒れ、心室細動が起こり、適切な処置をしないと死亡する。

めったに起こらない事故という印象があるが、そうでもない。事故全般がそうだが、そばにいる人が迅速に対応しないと死亡や重大な後遺症を残すことになる。

心臓震盪が起きたらどうするか。
①人を呼ぶ。
②救急車を呼んでもらい、AEDをとりに行ってもらう。
③AEDが来るまで、胸骨の上からてのひらの下の部分(手根部)を使って圧迫を繰り返す(心臓マッサージ)。
④AEDが来たら、パッドを装着し、AEDの音声ガイダンスにしたがう。
⑤そのうちには救急車がくるので、それまでの経緯、いつから処置を始めたかなどを伝える。

ざっとこういうことになるだろう。詳しくは、次号99号の巻頭記事で紹介させていただきます。

輿水先生のあと、高野橋先生が武蔵中学で指導している野球の捕球法について、まだ伊藤先生が、東大で指導している捕球法について解説した。

いずれにせよ、打球を体で止めることの危険性をさけ、逆シングルキャッチや片手キャッチが多用されていた。打球を心臓に当てることなく、しかもキャッチから送球までスムーズな捕球法は、「正面で、両手で、腰を落として」という「基本」とずれるところが出てくる。「基本」の洗い直しが必要なようだ。

それでもいつ当たるかわからない。そこで、写真のようなパッドが開発された。現在では4社くらいの製品があるそうだ。写真のはDM商会のもの。

ある地域では、この着用の義務付けも始まっているとか。頭を守るヘルメットが必須なら心臓を守るこのパッドもいずれ必須になるかもしれない。(清家
今日は、日本トレーニング科学会主催の「第63回トレーニングカンファレンス」。東大駒場キャンパスコミュニケーションプラザ3F身体運動実習室で、午後3時から。テーマは「野球と心臓震盪~考えようボールの捕り方~」。無料です。誰でも参加できます。

発表者は、輿水健治先生(埼玉医科大学)、高野橋雅之先生(武蔵中学野球部)、伊藤博一先生(東京大学)。

事故が起きてからでは遅い。合理的で安全性が高いというスポーツ医学が目指す方向で、このカンファレンスを見てこようと思う。内容については、99号で報告しますが、このブログでもレポートします。(清家)
月刊スポーツメディスン編集部の田口です 、螯rヲW、J、O 
これから、たびたび登場しますので、よろしくお願いします!
月刊スポーツメディスンにはたくさんの連載がありますが、
その連載のなかで私が担当する記事の1つに「JATACのトレーナー実践活動」というのが
あります。

NPO法人JATAC(ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会)は、知っている方も多いかと
思いますが、元々は柔道整復師の資格を持ち、スポーツ現場でアスレチックトレーナーとして活躍している先生方が集まってできた組織ですが、平成17年からは門戸を広げ、各スポーツ分野の専門家の人たちが同じフィールドで活動できるようにと、組織の改革を行い、
新たにスタートしました。
詳細については、月刊スポーツメディスンのNo.88 「OR.NOTE」で紹介しているので、興味のある方はご参照下さい。

それで、今回のJATACの連載のテーマは「ラグビー」です。
JATAC大阪の前田為康先生がご執筆されています。
豊富な図表で、ラグビーでケガが発生した場合に、どのように対応するのかなど、
ご自身の活動内容とともに紹介しています。

ラグビーのケガは、軽いものから重篤なものまで、さまざまです。
これから、ラグビーシーズンを迎える前に、必見の内容になっています。
お楽しみに!    (田口)
ライプチヒに行き、旧東ドイツのスポーツ科学者にインタビューした内容を連載中の高橋日出二さん(コレスポ)と綿引勝美先生(鳴門教育大学)。

今月出る99号では、グントラハ博士へのインタビュー。「パワー系種目と持久系種目におけるパフォーマンス能力、試合パフォーマンス、トレーニング内容の構造メルクマールについて」(1980)で教授資格を取得している。

旧東ドイツは人口の割に多数のメダルを獲得し、そのスポーツ、トレーニング理論は世界中が注目した。東西ドイツの壁が文字通り崩れ、当時の情報が世界中に広まった。何が行われていたかがだんだんわかってきたということになる。

もちろん、負の部分としてのドーピングもあるが、それよりも、トレーニング科学の理論に学ぶところは多い。

投てきについて、グントラハ博士が、加速パフォーマンスのコントロールが大事だと気がついたという話が出てくる。筋力トレーニングの考え方としても、当時でも今でも最先端的発想といえるのではないか。

こうした人の話を聞けるのは今のうちしかない。わざわざライプチヒに赴き、インタビューを続けてこられた営みはすごい。ぜひ、99号を楽しんでいただきたい。(清家)
KSM2008大八木
写真は、2月24日、神戸のジーベックホールで開催された“KOBE SPORTS MEETING 2008”(主催:NPO法人神戸アスリートタウンクラブ、後援:神戸市、神戸市教育委員会、(財)神戸市体育協会)での基調講演、大八木淳史氏(撮影/田上亜紀子)。

大八木さんとは、現役のときに一度知り合いの家ですき焼きを食べ、引退後は講演のときに、そして今回と3回目。控え室で昼食をとりながら、パネリストとともにいろいろお話させていただいた。

講演は、大八木さんらしくユーモアたっぷりだったが、現在GMとして指導にあたっている高知県の高校のラグビー部の話は、考えさせるところが多かった。よくみたら、あいさつもできていなかったと気がつき、指導の仕方も変わったようだ。「間違っていた」と気がついたら、すぐに改める。それがアスリートのよさであろう。

大八木さんの話を聞いていると、現在取り組んでいる「アスリートのためのライフスキルプログラム」づくりと重なってくる。どこかでまた一緒に仕事ができればと思う。

この日は、スポーツとビジネスとの関係についてパネルディスカッションも行った。これについては、次号99号で紹介させていただく予定です。(清家)
今年の7月4~6日、東京・都市センターホテルで、第34回日本整形外科スポーツ医学会が開催される。その学会長が東大の武藤芳照先生。

その学会にあわせて印刷物を作成する関係で、私も会議に参加させていただいている。今日もそのミーティングがあり、東大へ。

ミーティングが終わったあと、教育学部から医学部のほうに向かい、鉄門を撮影したかったのだが、どういうわけか、鉄門はなかった。詳しくは、私の個人ブログに書いたので、そちらを見ていただきたい。

ともあれ、そのとき撮影した東大医学部の写真を掲げておきます。(清家) (写真の貼付方法もマスターしましたという意味です・笑。どんどんワザを覚えていきますので、よろしく)P1000051_20080305203559.jpg
今月25日発売の99号の特集は、「股関節」がテーマです。変形性股関節症と運動療法について、また関節弛緩性とスポーツの関係などを取り上げます。

詳しくは、取材の進行に伴い、日々このブログで紹介していきます。

次号が99号ということは、そう、その次は100号になります。1989年創刊から、27号までは、Sportsmedicine Quarterlyという季刊誌でした。B5判で1つのテーマで深く掘り下げていきました。2001年の28号から月刊となり、その積み重ねが次々号の100号という節目になります。

よくここまで続けられたなと思います。これも読者のみなさまのおかげです。100号記念では、その読者の方に感謝の意味をこめてプレゼント企画を掲載します。

まだ、このブログの入力やワザに精通していないのですが、徐々に見て面白いものにしていきます。メールでのご意見その他もどんどんお寄せください。

日々、進化するブログとして、楽しみにしていてください(清家)。
月刊スポーツメディスンの公式ブログが誕生しました。

編集部の日々の活動、お客さんがいらっしゃったときの話、特集編集の進行具合、連載の新情報、また時にはインタビューや対談なども掲載していきます。

あまり肩肘張らず、楽しくやっていきますので、よろしくお願いします。どんどん、新しいことに挑戦していきますので、ご期待ください。(清家)