FC2ブログ
 
         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.210(2019年5・6月合併号)←詳細&購入はここ!
210表紙
『特集 セラピストの手の使い方」
── 治療技術の向上のために
 
1.「肩関節疾患を診るうえでのセラピストの手の使い方」
勝木秀治・関東労災病院 中央リハビリテーション部理学療法士、専門理学療法士(運動器)東海大学医学部 基礎医学系生体構造機能学領域
 
2.「体幹、下肢のスポーツ障害への運動療法で大事なセラピストの手の使い方」
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)
理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長

3.「臨床動作促通法の紹介」──正しい動作に誘導するために
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科
 

DM.jpg
「心臓震盪」のカンファレンスに行ってきました。

輿水先生が、まず心臓震盪について医学的に解説。心臓震盪は90年代に北米で報告が始まった。健康なとくに若い人で、野球やソフトボールが胸に当たり、そのまま倒れ、心室細動が起こり、適切な処置をしないと死亡する。

めったに起こらない事故という印象があるが、そうでもない。事故全般がそうだが、そばにいる人が迅速に対応しないと死亡や重大な後遺症を残すことになる。

心臓震盪が起きたらどうするか。
①人を呼ぶ。
②救急車を呼んでもらい、AEDをとりに行ってもらう。
③AEDが来るまで、胸骨の上からてのひらの下の部分(手根部)を使って圧迫を繰り返す(心臓マッサージ)。
④AEDが来たら、パッドを装着し、AEDの音声ガイダンスにしたがう。
⑤そのうちには救急車がくるので、それまでの経緯、いつから処置を始めたかなどを伝える。

ざっとこういうことになるだろう。詳しくは、次号99号の巻頭記事で紹介させていただきます。

輿水先生のあと、高野橋先生が武蔵中学で指導している野球の捕球法について、まだ伊藤先生が、東大で指導している捕球法について解説した。

いずれにせよ、打球を体で止めることの危険性をさけ、逆シングルキャッチや片手キャッチが多用されていた。打球を心臓に当てることなく、しかもキャッチから送球までスムーズな捕球法は、「正面で、両手で、腰を落として」という「基本」とずれるところが出てくる。「基本」の洗い直しが必要なようだ。

それでもいつ当たるかわからない。そこで、写真のようなパッドが開発された。現在では4社くらいの製品があるそうだ。写真のはDM商会のもの。

ある地域では、この着用の義務付けも始まっているとか。頭を守るヘルメットが必須なら心臓を守るこのパッドもいずれ必須になるかもしれない。(清家
スポンサーサイト