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月刊スポーツメディスン最新刊紹介
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207表紙-1
『特集 マラソン研究」
──東京2020対策からリカバリーはじめマラソンの科学を探る
 
1.「東京2020のマラソンの科学的対応について」
 杉田正明・日本体育大学教授、日本陸上競技連盟科学委員長

2.「マラソン前後の筋肉の硬さ変化とリカバリーの方策」
 稲見崇孝・慶應義塾大学体育研究所
 
3.「フルマラソン前後で足部の形状はどう変化し、どう回復するか」
 深野真子・芝浦工業大学工学部
 
4.「マラソンで生じる筋ダメージの評価」
──骨格筋画像研究の視点から
 東原綾子・早稲田大学スポーツ科学学術院
 
5.「酸素摂取効率勾配(OUES:Oxygen uptake efficiency slope)という指標について」
──生理学的基礎と臨床への応用
 馬場礼三・中部大学生命健康科学部スポーツ保健医療学科 教授、小児科医


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「心臓震盪」のカンファレンスに行ってきました。

輿水先生が、まず心臓震盪について医学的に解説。心臓震盪は90年代に北米で報告が始まった。健康なとくに若い人で、野球やソフトボールが胸に当たり、そのまま倒れ、心室細動が起こり、適切な処置をしないと死亡する。

めったに起こらない事故という印象があるが、そうでもない。事故全般がそうだが、そばにいる人が迅速に対応しないと死亡や重大な後遺症を残すことになる。

心臓震盪が起きたらどうするか。
①人を呼ぶ。
②救急車を呼んでもらい、AEDをとりに行ってもらう。
③AEDが来るまで、胸骨の上からてのひらの下の部分(手根部)を使って圧迫を繰り返す(心臓マッサージ)。
④AEDが来たら、パッドを装着し、AEDの音声ガイダンスにしたがう。
⑤そのうちには救急車がくるので、それまでの経緯、いつから処置を始めたかなどを伝える。

ざっとこういうことになるだろう。詳しくは、次号99号の巻頭記事で紹介させていただきます。

輿水先生のあと、高野橋先生が武蔵中学で指導している野球の捕球法について、まだ伊藤先生が、東大で指導している捕球法について解説した。

いずれにせよ、打球を体で止めることの危険性をさけ、逆シングルキャッチや片手キャッチが多用されていた。打球を心臓に当てることなく、しかもキャッチから送球までスムーズな捕球法は、「正面で、両手で、腰を落として」という「基本」とずれるところが出てくる。「基本」の洗い直しが必要なようだ。

それでもいつ当たるかわからない。そこで、写真のようなパッドが開発された。現在では4社くらいの製品があるそうだ。写真のはDM商会のもの。

ある地域では、この着用の義務付けも始まっているとか。頭を守るヘルメットが必須なら心臓を守るこのパッドもいずれ必須になるかもしれない。(清家
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