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         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.210(2019年5・6月合併号)←詳細&購入はここ!
210表紙
『特集 セラピストの手の使い方」
── 治療技術の向上のために
 
1.「肩関節疾患を診るうえでのセラピストの手の使い方」
勝木秀治・関東労災病院 中央リハビリテーション部理学療法士、専門理学療法士(運動器)東海大学医学部 基礎医学系生体構造機能学領域
 
2.「体幹、下肢のスポーツ障害への運動療法で大事なセラピストの手の使い方」
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)
理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長

3.「臨床動作促通法の紹介」──正しい動作に誘導するために
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科
 

 1979年10月に月刊トレーニング・ジャーナルというトレーニングの専門誌が創刊され、最初から編集に関わった。現在は、月刊スポーツメディスンという雑誌を担当しているが、トレーニングの専門誌として、トレーニングから入ったのだが、スポーツ科学やスポーツ医学を扱うようになり、私の頭のなかでは「スポーツメディスン」というジャンルができあがっていった。
 それはスポーツ医学というより、スポーツメディスンで、しかもSports Medicineではなく、Sportsmedicineと一語である。
 それはなぜかという説明はあとに回し、スポーツメディスンというのは、私にとって、ジャンルというより、生き方や考え方のようなものになっていた。タイトルはそういう意味である。
 「生き方」というのは漠然としているが、生きるうえでの哲学というと格好つけすぎだが、仕事をするときの基盤のようなものになっている。
 「スポーツ医学」というほうが今ではわかりやすい。スポーツメディスンでは何を意味しているのかわかりにくい。しかし、それでも「スポーツ医学」ではなく「スポーツメディスン」なのである。
 というのは、「スポーツ医学」というと、それは「医学」の一ジャンルになる。多くの人はそう理解する。「臨床スポーツ医学」というジャーナルがあり、「臨床」がつくと、さらにそれは明確になる。
 実は、スポーツメディスンという表記は比較的新しい。最初の単行本『ザ・スポーツメディスン・ブック』という翻訳書を出した。英語の書名は“The Sports Medicine Book”。著者はゲーブ・マーキン。この本を当時錚々たる顔ぶれの監訳者の先生がたのご尽力もあって無事刊行され、評判もよかった(現在は在庫なし)。この本の編集を担当したが、そのとき、「スポーツメディシン」ではなく、「スポーツメディスン」と表記した。単純に発音からそのままカタカナにしただけなのだが、それまでは「medicine」は「メディシン」と表記されるのが普通だった(今でもそう表記されることは少なくない)。
 その「スポーツメディスン」という表記が新しいと言われた。
 では、なぜ“sports medicine”でなく、“sportsmedicine”なのか。それをも含め、長い連載になる気がするが、また改めて、次回。(清家輝文)
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