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         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.207(2019年1月号)←詳細&購入はここ!
207表紙-1
『特集 マラソン研究」
──東京2020対策からリカバリーはじめマラソンの科学を探る
 
1.「東京2020のマラソンの科学的対応について」
 杉田正明・日本体育大学教授、日本陸上競技連盟科学委員長

2.「マラソン前後の筋肉の硬さ変化とリカバリーの方策」
 稲見崇孝・慶應義塾大学体育研究所
 
3.「フルマラソン前後で足部の形状はどう変化し、どう回復するか」
 深野真子・芝浦工業大学工学部
 
4.「マラソンで生じる筋ダメージの評価」
──骨格筋画像研究の視点から
 東原綾子・早稲田大学スポーツ科学学術院
 
5.「酸素摂取効率勾配(OUES:Oxygen uptake efficiency slope)という指標について」
──生理学的基礎と臨床への応用
 馬場礼三・中部大学生命健康科学部スポーツ保健医療学科 教授、小児科医


 1979年10月に月刊トレーニング・ジャーナルというトレーニングの専門誌が創刊され、最初から編集に関わった。現在は、月刊スポーツメディスンという雑誌を担当しているが、トレーニングの専門誌として、トレーニングから入ったのだが、スポーツ科学やスポーツ医学を扱うようになり、私の頭のなかでは「スポーツメディスン」というジャンルができあがっていった。
 それはスポーツ医学というより、スポーツメディスンで、しかもSports Medicineではなく、Sportsmedicineと一語である。
 それはなぜかという説明はあとに回し、スポーツメディスンというのは、私にとって、ジャンルというより、生き方や考え方のようなものになっていた。タイトルはそういう意味である。
 「生き方」というのは漠然としているが、生きるうえでの哲学というと格好つけすぎだが、仕事をするときの基盤のようなものになっている。
 「スポーツ医学」というほうが今ではわかりやすい。スポーツメディスンでは何を意味しているのかわかりにくい。しかし、それでも「スポーツ医学」ではなく「スポーツメディスン」なのである。
 というのは、「スポーツ医学」というと、それは「医学」の一ジャンルになる。多くの人はそう理解する。「臨床スポーツ医学」というジャーナルがあり、「臨床」がつくと、さらにそれは明確になる。
 実は、スポーツメディスンという表記は比較的新しい。最初の単行本『ザ・スポーツメディスン・ブック』という翻訳書を出した。英語の書名は“The Sports Medicine Book”。著者はゲーブ・マーキン。この本を当時錚々たる顔ぶれの監訳者の先生がたのご尽力もあって無事刊行され、評判もよかった(現在は在庫なし)。この本の編集を担当したが、そのとき、「スポーツメディシン」ではなく、「スポーツメディスン」と表記した。単純に発音からそのままカタカナにしただけなのだが、それまでは「medicine」は「メディシン」と表記されるのが普通だった(今でもそう表記されることは少なくない)。
 その「スポーツメディスン」という表記が新しいと言われた。
 では、なぜ“sports medicine”でなく、“sportsmedicine”なのか。それをも含め、長い連載になる気がするが、また改めて、次回。(清家輝文)
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