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         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.210(2019年5・6月合併号)←詳細&購入はここ!
210表紙
『特集 セラピストの手の使い方」
── 治療技術の向上のために
 
1.「肩関節疾患を診るうえでのセラピストの手の使い方」
勝木秀治・関東労災病院 中央リハビリテーション部理学療法士、専門理学療法士(運動器)東海大学医学部 基礎医学系生体構造機能学領域
 
2.「体幹、下肢のスポーツ障害への運動療法で大事なセラピストの手の使い方」
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)
理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長

3.「臨床動作促通法の紹介」──正しい動作に誘導するために
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科
 

雑誌づくりという仕事に関わり、すでに30年以上が過ぎた。

思えば、すでに中学生のころには、出版に関わりたいと思っていたが、「雑誌」というイメージより出版、つまり書籍の刊行のイメージのほうが強かったかもしれない。そう明確なイメージをもっていたわけではないが。

ふと思いだしたが、中学生になり、少しは英語もわかるようになったとき、LIFEというアメリカの大判のグラフ誌を買い求め、たいしてわからないのに読んでいた。

当時は大阪に住んでいたので、梅田の旭屋書店の洋書コーナーにもよく行った。油をしいた木の床ばりで、そこには眩しいくらいの美しい洋書がたくさんあり、“外国”というものの遠く、心が沸き立つような気分のたかまりを感じていた。

神戸のまちを歩くようになったのは、中学というより高校のときか。当時、トアロードに面して、アメリカンファーマシーがあり、その手前を歩いていたら、坂道をオープンカーで颯爽と駆け上り、高齢の外国人のご婦人が店の降り立った。オレンジ色の車だった。なんともカッコよかった。

昔の話である。外国は遠かった。

その後、ほんとうに外国に行ったのは大学になってからだが、大学自体は外国人が多く、外国に行く学生も多数いた。

やがて縁あって、在学時代から雑誌の取材・編集に携わることになり、単行本の編集にも関わるようになった。そして、何誌かの創刊にも関わった。そのうちの1冊がこの月刊スポーツメディスンということになる。

雑誌の「雑」が意味するところは、大勢がかかわり、いろいろなことが関係し、いわば「雑然」としたところが魅力で、そこにあるかたち、意味、方向、まとまりが生じる。それが楽しい。

一方、単行本は著者と編集者が1対1で積み上げていく作業が多い。

性格的な違いもあるかもしれない。いずれに向いているか。しかし、私はいずれも好きである。

だが、こと雑誌について言えば、多くの人に関わってもらわないとよいものはできない。改めて、みなさんのお力を拝借したいと願うところである。

メール、電話、ファックス、郵便、なんでもかまいません。「あれ、よかったよ」とか「あれはどうにかならないか」とか、気軽に言ってください。そういう言葉の数々が雑誌づくりの財産なのです。今後ともよろしくお願いします。(清家輝文)
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