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月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.215(2019年11月号)←詳細&購入はここ!
SQ215表紙
『特集 足関節捻挫後遺症の課題を整理する」
1.「慢性足関節不安定症に対する治療の現状と課題」
小林 匠・北海道千歳リハビリテーション大学 健康科学部
リハビリテーション学科 理学療法士
 
2.「足関節捻挫が関節機能に及ぼす影響と課題」
越野裕太・理学療法士、博士(保健科学)、NTT 東日本札幌病院リハビリテーションセンター

3.「足関節捻挫がスポーツパフォーマンスに及ぼす影響と課題」
峯田晋史郎・大阪体育大学 スポーツ医科学研究室、日本学術振興会 特別研究員PD

4.「足関節捻挫における後遺症が将来的な健康に及ぼす影響と課題」
寺田昌史・立命館大学スポーツ健康科学部 講師

無事入稿しました。

今月の特集は「機能回復―コオーディネーションの視点から」。かねてから連載その他で登場していただいている荒木秀夫先生・徳島大学教授とその荒木ゼミの卒業生4人の方に参加していただき、荒木先生の「機能回復―身心相関論からのアプローチ」というレクチャーのあと、5氏による座談会で構成。全体で19ページのボリュームになりました。

障がいがあるとき、全体として組み換え行い、なんとかして生きていこうとするのが生命体とし、「機能回復」とは、何が起こっているのかをディスカッションしていく。

写真は、体前屈を例に、言葉がけによる上位中枢の抑制を行い、動作課題を変えるだけで、体前屈が大きく変化するという「実験」。
DSC_0725-2.jpg

一般的な方法で体前屈したあと、膝や股関節を曲げて「散らし」、指先を軽く触って「スー」と言うから、私の指を追いかけるようにしてと言葉がけする。ここで、からだを曲げるという動作課題が、指先を追いかけるという別の課題に変わり、それだけで結果として体前屈は大きくなる。

これは一例。ほかにもたくさんの例が出てくる。「機能を回復する」ということの意味と方法について、たいへん興味深い内容である。

コオーディネーションはリハビリテーションの世界では「認知運動療法」となったが、これは英語では、コグニティブ・セラピューティック・ムーブメントで、「療法的」「運動」である。

障がい者の話、高齢者の話、そしてアスリートの話がつながっていく。とても面白い。

今月25日発売です。ご期待ください。(清家輝文)
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