FC2ブログ
 
         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.217(2020年1月号)←詳細&購入はここ!
SQ表紙217
『特集 股関節鏡の現在
── 診断、治療、リハビリテーション」
1.「股関節鏡視下手術──適応疾患の診断」
錦野匠一・錦野クリニック 整形外科
 
2.「股関節鏡視下手術の現状」
宇都宮 啓・産業医科大学若松病院 整形外科

3.「股関節鏡術後のリハビリテーション」
高橋 誠・産業医科大学若松病院 理学療法士

4.「FAI関節唇損傷術後のアスレティックリハビリテーション」
畑中仁堂・じんどう整骨院アスリート

無事入稿しました。

今月の特集は「機能回復―コオーディネーションの視点から」。かねてから連載その他で登場していただいている荒木秀夫先生・徳島大学教授とその荒木ゼミの卒業生4人の方に参加していただき、荒木先生の「機能回復―身心相関論からのアプローチ」というレクチャーのあと、5氏による座談会で構成。全体で19ページのボリュームになりました。

障がいがあるとき、全体として組み換え行い、なんとかして生きていこうとするのが生命体とし、「機能回復」とは、何が起こっているのかをディスカッションしていく。

写真は、体前屈を例に、言葉がけによる上位中枢の抑制を行い、動作課題を変えるだけで、体前屈が大きく変化するという「実験」。
DSC_0725-2.jpg

一般的な方法で体前屈したあと、膝や股関節を曲げて「散らし」、指先を軽く触って「スー」と言うから、私の指を追いかけるようにしてと言葉がけする。ここで、からだを曲げるという動作課題が、指先を追いかけるという別の課題に変わり、それだけで結果として体前屈は大きくなる。

これは一例。ほかにもたくさんの例が出てくる。「機能を回復する」ということの意味と方法について、たいへん興味深い内容である。

コオーディネーションはリハビリテーションの世界では「認知運動療法」となったが、これは英語では、コグニティブ・セラピューティック・ムーブメントで、「療法的」「運動」である。

障がい者の話、高齢者の話、そしてアスリートの話がつながっていく。とても面白い。

今月25日発売です。ご期待ください。(清家輝文)
スポンサーサイト