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月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.214(2019年10月号)←詳細&購入はここ!
SQ214表紙画像サイズ
『特集 ファンクションを見る眼」
1.「「ファンクションを見る眼」を語る」
川野哲英・FTEX Institute 代表、はちすばクリニック副院長
 
2.「ファンクショナル・テーピングの考え方と、実施に際しての機能評価、実際の方法の概要」
小林寛和・日本福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻

3.「機能的足底板(Functional Orthotics Insole:FOI)」
原田昭彦・一般財団法人弘潤会 野崎東病院 アスレティックリハビリテーションセンター リハビリテーション部課長、PT、JSPO-AT

4.「ファンクショナル・エクササイズの基本的な考え方、運動・関節運動の捉え方」
川口浩太郎・PT、PhD、JSPO-AT、兵庫医療大学リハビリテーション学部 FTEX Institute FEXリーダーズ・ユニット


お盆休みで読書でもしようかという人もいることだろう。

最近読んだ本で、ちょっと面白いと思ったのがこれ。『武道vs.物理学』(保江邦夫著、講談社プラスアルファ新書、2007)。
本

著者は、東北大で天文学を、京大と名大で数理物理学を学び、スイス・ジュネーブ大学理論物理学科、東芝総合研究所をへて、現在ノートルダム清心女子大大学院教授とか。難しいことはわからないが、確率変分学を開拓、量子力学においても最小作用原理が成り立つことを示したことで世界的に知られると書いてある。

そしてこの人は合気道も行ってきた。とはいえ、「運動音痴」で、しかもガンをわずらった。その人が、どういうわけか「究極奥義」を身につけてしまった。

なぜそういうことが起きるのか。根が科学者なので、それを科学の言葉で説明しようとしている。

第1章は、「柔道vs.物理学」、第2章は「空手vs.物理学」、第3章は「総合格闘技vs.物理学」、そして第4章で「武道の究極奥義「合気」」を語り、最後に第5章で「合気vs.物理学」を記す。

「空気投げ」はどのようにして可能になるか。読んでもわからない説明ではなく、物理学の知識とともに説明しようとしている。しかも、本人がそのワザを使えるのだから、説得力がある。

すごいワザを見せて、わけのわからない抽象的説明をする人がいる。できない人がいくら言葉で聞いてもわからないのは当たり前と思うが、そうではない。わかる説明の仕方はかならずあるはず。

物理学入門の気分で読めばよい。新書なので寝っころがっても読めるが、途中で正座してしまうかもしれません。(清家輝文)
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