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         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.210(2019年5・6月合併号)←詳細&購入はここ!
210表紙
『特集 セラピストの手の使い方」
── 治療技術の向上のために
 
1.「肩関節疾患を診るうえでのセラピストの手の使い方」
勝木秀治・関東労災病院 中央リハビリテーション部理学療法士、専門理学療法士(運動器)東海大学医学部 基礎医学系生体構造機能学領域
 
2.「体幹、下肢のスポーツ障害への運動療法で大事なセラピストの手の使い方」
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)
理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長

3.「臨床動作促通法の紹介」──正しい動作に誘導するために
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科
 

昨日は、社団法人日本整形外科学会主催、日本臨床整形外科学会および日本整形外科勤務医会協賛で、「運動器の10年・骨と関節の日」記念事業の活動を広めるために、平成7年より毎年開催されている記者説明会に行った。

今回は「運動器不安定症の要因としての骨粗鬆症――その問題点と対策」というテーマ。

運動器不安定症は2006年4月から保険適応となった疾患概念であるが、日本整形外科学会を中心に運動器不安定症について広く知ってもらい、運動器不安定症によって生じる転倒リスクを回避し、寝たきりにさせない、寝たきりにならないよう、その予防や改善策などを啓蒙している。
さらに、運動器不安定症も包含する概念となる「ロコモティブシンドローム」についても説明された。この内容については、本誌で紹介するので、是非ご一読下さい。

とくに骨粗鬆症によって起こりやすくなる骨折は、高齢者の場合、寝たきりにつながりやすい。この骨粗鬆症について、問題点と対策など、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授の遠藤直人先生(写真)が、調査データをもとに紹介していった。

遠藤先生 遠藤直人先生

骨粗鬆症は、今や高齢者だけの問題ではない。
スポーツ選手も過度な減量などにより、骨粗鬆症予備軍は多い。また、スポーツを行っていない若い女性にも、骨粗鬆症予備軍は増加していると言われている。

実は、私もスポーツで痛めた膝が、現在では変形性膝関節症に移行しているため、他人事ではない話。将来寝たきりにならないためにも、今のうちから運動器不安定症対策を行う必要があるようだ。
(田口久美子)
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疲労骨折の取材は、昨日の夜で終了。これからどんどん原稿を書いていきます。

今回、改めて感じたのは、疲労骨折は、スポーツ障害(慢性外傷)の典型だなということ。競技レベルが上がる、運動量が上がる、休めない、早期発見、早期対応ができる環境が十分ではないなど、さまざまな要因があるが、「最初はちょっと痛いくらいだが、我慢すればできる」という段階で、その我慢強さと、それでもやらなければいけない環境・事情が、疾患を悪化させていく。

もともとの個体要因(アライメントや動作など)を修正することはそのスタッフがいないとできない。医療機関といってもそこまで対応してくれるところはそう多くあるわけではない。

勢い、病院を受診するときには、手術という選択肢しかないことも少なくない。

この問題が解決されないといけないと思う。詳しくは、104号の特集をご覧ください。(清家輝文)