スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.190(2017年5月号)←詳細&購入はここ!
SQ190.png 特集『特集 膝の問題とそのアプローチ』
──知識と経験から語る「現場」の問題
 
1.「膝関節のバイオメカニクスの重要性」
──膝ACL損傷予防の視点から
浦辺幸夫・広島大学大学院医歯薬保健学研究院 PT, PhD, JASA-AT, MA
        
2.「膝前十字靭帯再建術後のリハビリテーション」
吉田昌平・京都がくさい病院 スポーツリハビリテーション科理学療法士、日本体育協会公認アスレティックトレーナー
 
3.「膝関節における腫れによる膝機能への影響」
吉田奈美・医療法人社団 昇英会 はちすばクリニック、
理学療法士

4.「膝の問題、とくに前十字靭帯について」
──知と実践のパイオニアであれ!
黒澤 尚・順天堂東京江東高齢者医療センター整形外科、順天堂大学特任教授、
はちすばクリニック

昨日、特集の取材で千葉県柏にある千葉・柏リハビリテーション学院の小島正義先生にお会いした。

特集のテーマは「動きのみかた」(仮題)。小島先生は作業療法士で、同学院の学科長でもある。最近『誰でもわかる動作分析』(南江堂)という本を出された(同書については、以前このブログで紹介)。

30年ほどこの仕事をしているが、作業療法士の方に取材したのは初めて。作業療法がもともとは精神科から出てきたとは知らなかった。

よくPT、OTというが、作業療法なので、手の作業を回復させ社会復帰を図るための訓練かと思ったが、そういう要素はあるにしても、それだけではない。「そうなんですか」と、不勉強を知る。

小島先生には、同書に記されていることを中心に聞いたが、新しい「法則」の話もあり、とても面白かった。実際に、ベッドに寝た学生さんを起こして坐らせる動きをやってみたが、確かに顎を突き出すだけで、重い石のようになり動かしがたくなった。

「動作分析の導入に」とおっしゃり、学生さんを指導していて、伝えにくいことをわかりやすく説明するいくつかの法則を考えられた。導入なので、簡単そうに見えるが、そこからではこの動きはと考えていくと、奥が深い法則と思えてくる。

詳しくは、特集をみてください。理学療法士、コーチの「みかた」も併せて紹介します。ご期待ください。(清家輝文)

写真はその取材のヒトコマから。
小島先生
スポンサーサイト
105号でも紹介しましたダイナミックフラミンゴ療法に関する研究参加者の募集があります。

下記、ご覧いただき、お申込ください。なお、106号で、石井千恵先生が連載中でも同療法を紹介されます。

●研究参加者募集
開眼片足起立15秒以下の人達に対し、1分間1日3回の開眼片足起立運動療法(何かにつかまっても良い)を実施する群と実施しない群に分け、転倒や骨折の回数を比較して、片脚起立運動の有効性を検証しようという試みです。

この調査に参加して下さる人達(片足起立15秒以下)を募集しています。
参加可能の人達は下記にお申し込み下さい(申し込まれた方に説明文書をお送りし、実施群と非実施群に割り振りします)。

▼申込先:
〒160-0016東京都新宿区信濃町35 煉瓦館5F
国際医学情報センター 厚労省長寿科学研究阪本班
電話 03-5361-7101(担当井上)

なお、こうした研究参加者募集についても、このブログをご活用ください。ご希望の方は、右欄のメールフォームからどうぞ。
来々月のテーマとして漠然と考えていた内容を急遽、来月のテーマにして、企画を立て、早速取材のお願いをしたところ、「明日でもいいですよ」とのこと。

「やった!」です。今回は、3人か4人の先生に取材することにしています。テーマはもう少ししたらこのブログで発表しますが、いろいろな職の人のものの見方の違いが出ればよいかと考えています。

このように、特集テーマはいつもいくつか頭にあるのですが、次何をやるかは、ぎりぎりで決めることが多いですね。

というのは、そのときの世の中の動きと取材し、編集するわれわれの興味、関心の高さがよい記事をつくる大きな要素になると考えているからです。

編集部によっては1年間の予定をつくり、それに従って取材していくところもありますが、それではどうも臨場感というか、緊張感というか、ノリが悪いことも出てきます。忙しい先生ばかりなので、日程が合わないことも少なくないのですが、どうやらこうやら、なんとかやっています。

明日、取材が1つ終わります。週末は臨床スポーツ医学会に行ってきます。(清家輝文)
ある先生に特集の取材をお願いしていたのだが、日程が合わず断念。

それはいいのだが、これから新たに企画を立て、取材依頼をし、まとめるのは、けっこうたいへん。思わず「ピンチ!」と叫びました。

しかし、ピンチはチャンスでもある。頭をフル回転させて、予備で考えていた企画を練り直し、早速取材依頼状を作成。

うまくいきますかどうか。当たって砕けろ精神です。砕けちゃいけませんが。

というわけで、急遽変更。雑誌ではよくあることです。

今回は入稿前に中京大学で日本スポーツ心理学会があり、シンポジウムに参加するということもあって、時間がありません。ピンチのうえにピンチが重なる。がんばらないと。(清家輝文)
ネットで流されるニュース、YOMIURI ONLINEが報じたところでは、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)は来年から飲む発毛剤に含まれるフィナステリドを禁止物質から除外するとのこと。

理由は、筋肉増強剤使用を隠蔽する効果があるとされてきたフィナステリドだが、隠蔽できないようになったからとか。

2008年の禁止物質リスト(禁止表)は、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のこのサイトで見ることができる。

あくまで来年からで、今年は禁止されているので要注意。来年の正確な禁止表は、来年早々には発表されるだろうから、来年については、それを参照していただきたい。
(英文の2009年度版(2009年1月から発効)はすでにWADAのこのページに掲載されています)

このように禁止物質は毎年変更があるから、要注意です。

ドーピング検査は、国体でも実施されるようになったし、Jリーグでも同様。大相撲も導入予定とか。いろいろもめることもありますが、まずは基礎知識が大事で、とくに選手自身が「うっかり」とならないよう情報をきちんと提供していく必要があります。

風邪薬や胃薬などはもちろん、漢方薬や海外製品のサプリメントも注意が必要です。

なお、(社)日本薬剤師会が『薬剤師のためのドーピング防止ガイドブック 2008年版』をネット上に掲載、pdfで入手することができます。具体的な薬品名が記されていて、役立ちます。(清家輝文)
コオーディネーションの分野では貴重な情報源となる標記講座が開催されます。要点は以下のとおり。

主催:ライプチヒ大学・スポーツ学部(ドイツ・ライプチヒ市)
共催:国立応用トレーニング研究所(IAT)、ライプチヒ・オリンピック強化センター(OSP)、ライプチヒ・スポーツギムナジウム(10~19歳のスポーツタレントの専門学校)、各スポーツクラブ
後援:ライプチヒ市スポーツ局
主会場:同大学スポーツ学部
期間:2009年2月20日~2月28日(成田/関空発 2月19日~成田/関空着 3月03日)
受講人数:最少12名 最多25名
受講対象:大学生、スポーツ教職員(小・中・高の学校・大学)、クラブ指導者、公共団体等の指導者など
言語:ドイツ語(講義や座談会、討論会など=通訳付き、その他=可能な限り通訳ガイド付き)
その他:同スポーツ学部公認修了証書の交付。
募集:第1次締切 2008年12月26日 (最終締切;2009年1月19日)。

費用は、成田・関空で若干差があります。リピーターは割引があります(下記サイト参照)。

詳細はこのサイトをご覧ください。

ついにシーズンの到来です!
というのは、スピードスケートの話。
10月24日(金)~26日(日)まで、長野・エムウエーブで、『SBC杯第15回全日本スピードスケート距離別選手権大会』が開催されました。
この大会をもって、スピードスケートのシーズンが始まります。

毎年、仕事の都合のつくときは、撮影&応援に出かけます。
今回のメインの仕事は、エムウエーブが、ナショナルトレーニングセンターとして活動を開始したので、そちらの取材。ナショナルトレーニングセンターのお話は、次号のスポーツメディスンで紹介しますので、楽しみにしていてください。

さて、今回の大会終了後に、短距離から長距離まで上位入賞選手が一同に参加する「スピードスケートファン交流会」というのが開催されていました。

スケートファン交流会1

昨年からの企画らしく、大変好評だったとのことで、今年も開催されたとか。
大勢のファンが参加し、子どもたちも憧れの選手と握手をしたり、サインをしてもらったりと、とても楽しい交流会の様子でした。

スケートファン交流会

試合を終えたばかりの選手たちも、お疲れだったと思いますが、笑顔で交流されていました。
こういった企画は、子どもたちにもとっても思い出に残るし、選手たちにとってもファンと直接お話をするよい機会かと思います。

プロ野球の世界でも、子どもの頃にあこがれの選手から声をかけてもらったり、握手やサインをしてもらったことがきっかけで、その世界にあこがれ、将来同じ道に進んだという話もよく聞きます。

スピードスケートでも、同じような話があるかと思いますが、こういったイベントが将来にわたってファンや選手を育んでいくのだと思います。

12月13日(土)~14日(日)には、同じくエムウエーブで、ワールドカップが開催されます。
世界の強豪選手がやってきます。
チケットも発売開始になったようです、是非、スピードスケートの生の迫力を実際に観ていただきたいと思います。
問い合わせは、エムウエーブ(026-222-3300)まで。

(田口久美子)
もうすぐ10月も終わりですね。

106号の特集は、ちょっと変わったものを考えました。現在、取材させていただきたい先生に問い合わせ中。うまくいくかどうかわかりませんが、もし取材可能となれば、かなり面白い内容になりそうです。

「スポーツメディスン」は視野を広めにとり、スポーツや運動に関わる専門家の人たちにフレッシュな、あるいは、中身の濃いものをお届けし続けたいと考えています。

若い人から70を越えた人にまで、「面白いよ」と言っていただくのが、最高に仕合せなときです。
次号、106号も楽しみに待っていてください。(清家輝文)
105号で校正ミスを発見しました。

P.11右段8~9行目「二関節筋は配置としては2つの筋をまたいでいる、」×
            「二関節筋は配置としては2つの関節をまたいでいる、」○
P.12左段下から9行目「一関節筋は、1つの筋をまたぐだけ」×
              「一関節筋は、1つの関節をまたぐだけ」○

なぜ、こんな初歩的ミスをしたのかと、悔いています。
みなさん、すみません。修正のほどお願いします。(清家輝文)
いよいよ105号も発売になり、106号の準備が進んでいます。

106号からはスポーツ法政策研究会のメンバーによるリレー形式の連載が始まります。スポーツ医療あるいは指導に関わっていると、どこかで法律上の問題が起こる場合があります。スポーツと法はどういう関係にあるのか、何か起こったときの「訴訟」とはどういうことなのか、事例としてどのようなものがあるか、さまざまな視点から、スポーツと法について解説していただきます。

みなさん弁護士で、スポーツ関連の事案について研究されてきました。読者からの質問などにもお答えしていきたいと考えています。

このほか現在計6つほどの新連載企画を準備中です。面白いものばかり。ご期待ください。(清家輝文)
本日、105号が発売になりました。みなさまのお手元には、月曜日から水曜日くらいには届くと思いますので、よろしくお願いします。

「詳細」については、上の欄から目次ページに入れます。特集ページ見本もありますので、ちょっとした立ち読みも可能です。

特集は「二関節筋―その意味とはたらき」というタイトルで、熊本水先生に取材し、研究のきっかけから、進化の歴史からみた二関節筋、二関節筋の出力分布、そのシミュレーションなど、研究の成果を語っていただきます。

20以上の図を収録、読み応えのある特集です。ぜひ読んでください。(清家輝文)
11月9日(日)に横浜市立大学 金沢八景キャンパスシーガルセンターにて、午後1時から(受付12時)『Victory Summit in Kanagawa2008』が開催されます。

主催は、財団法人神奈川県体育協会です。
会の目的としては、「各競技団体が、より高い競技水準を保つため「一貫指導体制」の確立に向け邁進しているなかで、スポーツ医科学サポートがますます重要な役割を担っています。そこで、スポーツフィールドで選手・指導者・医科学スタッフが一体となれるよう有益な情報を提供し、サポートシステムの充実を図ることを目指す」(案内チラシより抜粋)
というもの。

内容は、『北京オリンピック女子チームを支えたスタッフ』というテーマで

第1部パネルディスカッション:近藤欽司氏(北京オリンピック卓球競技女子監督)、山口 博氏(北京オリンピックバレーボール女子チームドクター)、加藤知生氏(北京オリンピック水泳競技シンクロチームトレーナー)

第2部分科会:①指導者分科会、②ドクター分科会、③トレーナー分科会に分かれ、参加者との交流を交えた分科会を行う。

第3部分科会まとめ:各分科会コーディネーターによる発表

定員/200名
申し込み締切/10月26日(日)必着
参加料/1,500円

その他/このサミットは、(社)日本医師会認定健康スポーツ医の再研修会および、(財)日本体育協会公認スポーツ指導者の資格更新のための義務研修となります。
但し、水泳、サッカー、スキー、テニス、ボート、バドミントン、剣道、山岳、空手道、カーリング、トライアスロン、プロゴルフ、プロテニス、職業スキー、スクーバ・ダイビング、スポーツドクター、アスレティックトレーナー、クラブマネジャーの資格者については、資格・競技団体で定められた更新条件を満たさなければ資格の更新はできませんのでご注意ください。テニスの指導者は、1ポイントの実績になります。

問い合わせ/横浜市神奈川区三ツ沢西町3-1県立スポーツ会館内
         財団法人神奈川県体育協会ヴィクトリーサミット係
         TEL:045-311-0653㈹
         FAX:045-311-0637
         Email:sports.kanagawaken@japan-sports.or.jp
         HP:http://www.sports-kanagawa.com

参加申し込み方法などの詳細は、上記、財団法人神奈川県体育協会のHPにて、ご確認のうえ、お申し込み下さい。

(田口久美子)
今朝の朝日新聞に、患者にわかりにくい医学用語を改めるというような話が出ていた。「コウゲンビョウ(膠原病)」は、「高原病」とか「抗原病」と思う人が多く、「カガクリョウホウ」も「化学療法」ではなく「科学療法」と思う人が多いとか。「頓服」の「頓」は一回の意味だが、頻繁の意味に取る人も多いとか。(日経新聞には、「予後」「寛解」なども出ていた)

医師や理学療法士、柔道整復師、鍼灸・マッサージ師、トレーナーといった人に取材することが多いが、以前にも書いたように、医学の言葉は妙だなと思うことがあった。

医学の語彙というか、言葉は明治期に、患者にわからないようにとつくられたそうだから、一般にはわからないのが当然と言えば当然。上記のものは新しい用語もあるが、その精神は当初からさほど変わってはいないだろう。やがて時代が移り、患者にわからないようではいけないとなってきたのだろうが、医学の世界はまだまだ閉じた部分があるので、そこでしか使わない日本語がある。

もちろん、専門用語はどの世界にもあるのでそれは別として、「治療に抵抗する」とか「栄養する」「障害する」などというような表現は「?」と思うのが普通。でも、そういう。

「手術を施行する」「資料を供覧する」などむずかしい言い回しも普通にみられる。「手術をする」「資料を示す」でもいいのではと思うが、歴史的にそういう言い方がよいとされてきたのだろう。

今朝、家から駅に向かって歩いていたら、昨日健診で説明していただいた先生に偶然出会った。しかし、先生は気がつかなかった。そういえば、データや写真ばかり見ていて、顔は見ていなかったなあと苦笑い。まあ、病院を出たら、毎日会う大勢の患者の顔をいちいち覚えてはいなくても不思議ではないかもしれない。

お医者さんは今でも特別な職で、誰もが「先生」と呼ぶ。立派な職で、まさにプロ中のプロである。プロフェッションである。

近寄りがたい存在とでもいうか、馴れ馴れしくはできない存在。

しかし、近年は大分違ってきた。役所も以前はいばっている感じだったが、今は応対が丁寧になった。医療機関も「診てやる」というようなところはもう少ないだろう。昔の国鉄(今のJR)も「乗せてやる」というところがあった。今も時折それを引きずっている人がいるにはいる。

だんだん世の中が変わっていくのは当然。

だが、スポーツ医学の世界では、30年前からみなさん気さくで接しやすかった。今もその世界で仕事をしているのは、きっとそのおかげだろう。

言葉は基本。医療側と患者側とのコミュニケーションの問題だろうが、単語や言い回しが変わるとわかりやすい部分は出てくるだろう。しかし、わかりやすさが正確性につながるかどうかは別。知恵のいるところです。(清家輝文)

10月11日(土)に、打ち合わせのため新宿に向かうと、新宿駅西口広場イベントコーナーで、「統計データグラフフェア」というのが開催されていた。

統計2

主催は、総務省、東京都、財団法人全国統計協会連合会で、協力が内閣府、法務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境相、日本銀行といった、そうそうたる顔ぶれのイベント。
これは10月18日が「統計の日」(昭和48年制定)ということで、そのPRもかねてどうやら開催されたものらしい。
私は11日に見たのですが、13日(月)まで、入場無料で開催されており、展示には、「新統計法」紹介コーナー、統計情報コーナー、統計の日コーナー、統計古資料コーナー、統計で遊ぼうコーナー、各種統計調査コーナー、統計グラフコンクール入選作品展示コーナーと、盛りだくさんのコーナーが設置されていました。

なかでも、目を釘づけにしたのが、全国コンクール入選作品の数々。
さまざまな問題点を独自の切り口で統計処理されていました。それも、小学生たちが……。
統計3

しかも、興味をもって見てもらえるように、グラフがビジュアル化されており、こういった発想はおとなにはできないなぁ~というような、力作ばかり。さすが、全国で特選・入選された作品です。
統計はよくわからないという人も、エクセルに入力して自動的にグラフ化して終わり、という人も多いと思いますが、こういった統計グラフならば、わかりやすく、かつ親しみやすいので、プレゼンテーションする際にも参考になるのではないでしょうか(対象にもよりますが……)。
統計1

小学校のころから、統計に興味をもって、こういったグラフがかけるようになると、きっとおとなになっても、この経験が生きてくるのでしょう。なかなか興味深いイベントでしたが、小学生に負けてはいけない! と思いました。(田口久美子)
今日、ある競技のケガについて、医師やトレーナー、コーチなどが集まって、比較的少人数ながら中身の濃い議論をしようという集まりがある。

スポーツ医療は、何も医療従事者のみのことではなく、現場のコーチや保護者、大会関係者、メディアなど幅広い人が関わらないと、その対応、対策はうまくいかない。

近年は、外傷予防への関心が高まっている。ケガする前に予防するほうが大事なことは誰でもわかっているが、実際にはなかなかむずかしい。予算や環境という条件もある。

いったんケガが起こってからも、単に「病院に行けばよい」という考え方では解決しないことが少なくない。どの病院がよいのか。手術となったとき、どう考えればよいのか。入院中はどうすればよいのか、退院後はどうすればよいのか。競技復帰までどういう段階を追っていけばよいのか。

選手ひとりではもちろんわからないことが多い。コーチや監督でもわからないことが多い。しっかりしたトレーナーが医療サイドと密接に連絡しあい、コーチとも話しあい、リコンディショニングを進めていけばよいが、そういう環境にいる選手はまだそう多くはない。

そこで、ある種のネットワークが必要になる。今日の会議でもそういう話が出てくるかもしれない。

また、話が進んだらお知らせすることにしよう。(清家輝文)
入稿を終えた土曜日。今朝はいつもより10分遅く起床。この10分がなかなか至福の時でありました。

昨日は黒焼きの出力加減、特に図の具合が悪く、再びデータの入れなおしをしました。デジタル化されて便利になった一方で、これまでは生じなかったトラブルが生じます。いずれにせよ、機械に使われるようではいけませんが、どうも仕組みはそのようになっているので、ヒトとしては、日々要注意です。

昨日、スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会の第26回研修会誌の印刷を依頼。月曜には『大学生・高校生のためのスポーツ医学入門』の増刷依頼。来週は、Journal of Athletic Rehabilitation第5号の編集、レイアウトの仕事を抱えています。これも上記研究会が発行するもの。

こうした仕事もけっこう多くあります。

月刊誌の取材、編集をしながら、いろいろやっています。

編集という仕事は、本や雑誌にかぎらず、さまざまな対象を含んでいます。会や団体の運営なども大きな意味では「編集」になるところがありますね。

今日は、そう忙しくはないので、これからのことをじっくり考えます。

そうしているうちに105号の発売となります。ご期待ください。(清家輝文)
無事入稿を終えました。終えたあとに、疑問が出て、熊本先生に確認。やはり違っていたので、急遽差し替え。ぎりぎりセーフです。

今日、黒焼きという念校が出ます。出力にミスがないか確認して、終了。この段階でまだ修正は可能。これがあるだけで、大分助かります。校正を終えたあとから、「ここ直して!」という知らせが入ることもあるので。「もう少し早ければ」と思いますが、こればかりは仕方がない。

今朝は電車の中で1冊本を読んできました。
P1000042.jpg

南江堂さんから出たばかりの『誰でもわかる動作分析』。小島正義先生(葵会学園 千葉・柏リハビリテーション学院)の著書。小島先生は、作業療法士。動作分析というとむずかしい話になるが、この本は、「誰でもわかる」というように、楽しく読めて、なるほどねと思います。こういう視点もあったんだと。

通勤電車の中で読み終えてしまいました。この先生に取材しようかな。(清家輝文)
本日無事に第105号の入稿が終わりました。
とりあえず編集部はホッと一息というところです。

この締切前のバタバタとしている間にも、ブログネタはいくつもあったのですが、アップできないまま賞味期限切れというネタもいくつか……。

さて、先日、OR.NOTEの取材で「スポーツ栄養学研究会」の取材に東京農業大学世田谷キャンパスに行ってきました。
その際に、川野先生から「東京都食育フェアー」を農大のそばの馬事公苑前の広場でやっていて、先生の研究室の学生さんたちもブースを出しているとお聞きし、取材の帰りにちょっと寄ってみました。食育フェアー

連休ということもあってか、広場には大勢の人たちがあふれていました。
各ブースでは、無農薬野菜を販売していたり、箸の販売や子どもたちにどの長さが適切なのかレクチャーしていたり、調理関係の専門学校では、キッチングッズや、子どもたちにゲームや体験を通して食育を学ばせるようなブースを展開していたり、実に食育に関するさまざまな取り組みがなされていました。
東京農業大ブース

また、子どもたちと「ひよこのふれあいコーナー」では、子どもたちがうれしそうに、ひよこを手にとってなぜている姿もみられ、子どもたちの足元をちょこちょこ歩きまわるひよこが大丈夫かドキドキしてしまいましたが、みんなとってもいい笑顔で、ひよこさんも両手で大事にあつかっていました。最近では、ひよこを見る機会も、手にとってみるような機会もあまりなくなってきていますから、こういう体験は子どもたちにとっても価値のあることですね。
ひよこ

そのほかには、「トントンレース」の選手たちもいました。午後からのレースを控え、休憩中の選手たちです。
「TOKYO X(トウキョウ エックス)」というカッコいい名前のついたブタさんたち。こちらも愛嬌タップリでしたが、「このTOKYO X の肉はここで買えます」とチラシをお兄さんから渡され、ちょっと複雑な気持ちに……。これも食育なのかもしれませんね。ブタ

こういった催し物が開催されているのを、全然知りませんでした。子どもだけでなく、おとなも楽しそうに各ブースをみたり、イベントに参加したりしている姿をみて、こういう取り組みがいろいろな地域で開催できればいいのにと思います。
ちなみに、私はMY箸袋と自宅用のお箸を購入して帰りました。

締切に追われた日々でしたが、取材→原稿書きの合間、ちょっとした息抜きになった休日の午後でした。
(田口久美子)
昨日、学士会館で熊本先生と、組みあがった特集ページの図と本文の整合性を確認。その図よりこれがいいなど、いろいろ変更あり。

ひと段落したところで、二関節筋の研究が今後どう発展するか、現在の学問とどう関係するか、重要な話。

海軍機関学校の出身で、京都大学名誉教授。海軍のスマートさを感じさせる人で、颯爽とし、発言も鋭い。聞けば聞くほど、すごい研究だとわかる。

先生の研究に分野外からアプローチがあったのはリハビリテショーンの人、つまり理学療法士が初めてだったとのこと。やはり、肌身で患者さんに接してきているから、従来の関節トルクで運動を語ることに違和感をもったのではないかというような話が『二関節筋』の本にも書かれている。

まだ、終わっていないが、ぜひ読んでいただきたい特集。よろしくお願いします。(清家輝文)
特集も一応組みあがり、今日熊本先生にお会いして、確認というか相談。図が多いので、これでよいのかどうかまだよくわからないところがある。

そうこうするうちに表紙も出来上がった。
105表紙

二関節筋は、両性類から始まる。その前の魚類は「仮想三関節筋」だそうだ。重力下では、三関節筋では動けない。それが二関節筋になった?

この話はぜひ、この特集をみてください。あと少しでフィニッシュです。(清家輝文)
105号の特集「二関節筋」は、京都大学名誉教授の熊本水(くまもと・みなより)先生に取材、先生の編集された『二関節筋』(医学書院)という本とともに紹介する。

インタビューを録音したものから原稿を起こすのに1週間くらいかかり、そこから再度原稿を整理、仕上げていく。本の引用もいくつかいれ、昨日の夕方、一応完成。約3万字といったところ。

熊本先生に送信して、今日前半が戻ってきた。そう大きな修正はなく、ひと安心。これから、図を選択し、本文と組み合わせていく作業。その後レイアウト。

明日、先生に確認していただき、校正をして、終わり。こういう流れになります。

二関節筋について、すでにここまで解析が行われているのかという思いです。工学系のアプローチは、数学や物理をベースにしているので、いずれもどうもという人(わたしのことです)にはむずかしいというか、わからない話になってしまうが、そこを数式など用いず、わかりやすく、面白くまとめようとした。

もちろん、それは「試み」であって、うまくいったかどうか。

でも、ぜひ読んでおいていただきたい特集です。臨床の場面でも、スポーツ現場でも役立つことがたくさんあるはずです。

今回は、あと何人かの先生に取材する予定だったのですが、熊本先生の話が膨大で、これだけをまずまとめてみようと決めました。

次回の二関節筋特集ではさらに幅を広げて挑戦してみます。

あともう少し。頑張ります。(清家輝文)
今特集の大山場。前半は終わり、熊本先生に送った。

これから後半。前半は、二関節筋の研究をなぜ始めたのか、そのきっかけや国際的な動きなど。

後半は、二関節筋にかんする研究成果を細かく語っていただく。

二関節筋については、解剖学的に知っている人は多いが、たとえば歩行や走行のとき、どうなっているのか、まだ学問的に合意を得るところまではいっていないそうだ。

工学的な話も多く、むずかしいのだが、それをできるだけわかりやすく表してみようと努力中です。

もっと多くの人に取材したかったのですが、熊本先生の話をまとめるので精一杯というところ。まだまだ時間がかかりそうですが、がんばりましょう。(清家輝文)
毎年開催される「シスメックス スポーツサイエンスセミナー」(第7回)が12月6日(土)午後1時から神戸芸術センター 芸術劇場で開催される。

今回は、北島康介選手のコーチ、平井伯昌さんや、朝原宣治選手も登場。杉田正明先生、川端理香先生が講演。詳細は、上のリンクHPをご覧ください。参加申し込みできます。

参加無料ですので、ぜひ御近くの人はお越しください。北京オリンピックを例にトップアスリートのトレーニングやコンディショニングについて面白い話がたくさん聞けると思います。

最後のディスカッションのコーディネータをやりますので、よろしく。(清家輝文)
今度の日曜、大阪・御堂筋で「御堂筋ストリート陸上」が開催される。

以前、東京・丸の内で開催され、話題になったが、あの朝原宣治選手や為末大選手、井上悟選手も疾走。楽しいひとときになるはず。12日(日)12時半からの予定。

これは「御堂筋Kappo」の協賛事業だが、大阪が誇る御堂筋で、走り方教室や朝原選手らの実走、トークショーなど、大勢が繰り出すイベントの一環として話題になること間違いないだろう。

詳しくは、このサイトを参照してください。
東海大学のサッカー部が、10月15日(水)より、地域の小学生(4年生前後)を対象とするサッカースクールを湘南校舎サッカー場にて開催するそうです。

指導は、東海大学サッカー部監督 今井正裕先生、コーチ、大学院生(学生コーチ)、部員(日本サッカー協会公認S級、A級、C級コーチ資格保有者含む)が行います。

このサッカースクールは昨年度から、年2回開催されており、今回が4回目です。

日時/10月15日(水)~11月19日(水)、毎週水曜日 全6回
     午後6時30分~8時
場所/東海大学湘南校舎サッカー場(ナイター照明設備あり)
     神奈川県平塚市北金目1117
参加者/小学4年生前後の児童
内容/基礎技術トレーニング(ドリブル、パス、ボールコントロールなど)、3カ所のゴールを設置したミニゲーム、2つのボールを使用したミニゲーム、紅白試合(3対3、6対6、11対11)など
募集人数/約50名(申し込み多数の場合は抽選)
参加費/3,500円(6回分の費用、保険料含む)
申し込み方法/①参加者氏名、②年齢、③学年、④性別、⑤保護者氏名、⑥住所、⑨電話番号を明記し、E-mail(ud2dh2@bma.biglobe.ne.jp)に送信し申し込む

そのほか、不明な点の問い合わせは、東海大学スポーツ教育センター スポーツ課(TEL.0463-58-1211 内線2991)もしくは、東海大学学長室企画課(TEL.0463-50-2402 広報担当:関野、荒井)までご連絡下さい。(なお、いずれも平日午前9時~午後5時までです)

最近、こういった、大学での取り組みは、地域貢献活動の一環として、大学が積極的に企画しているようです。今回の東海大学サッカー部の取り組みも、指導する者にとっても、子どもたちを指導することで、いろいろ教わることも多く、双方にとって、よい企画ですし、今後も是非続けていってほしいと思います。

また、このような大学での取り組みなど、ありましたら、紹介させていただきますので、編集部まで御一報下さい。(田口久美子)
現在、特集に取り組んでいる最中。

テーマは「二関節筋」。熊本水頼先生に長時間お話をうかがった内容を中心にします。

はっきり言ってむずかしいのですが、今奮闘中。なんとか仕上げます。

今、目一杯状態。頑張ります…。(清家輝文)
今日、101号で紹介した「リガクチェア」のフィンガルリンクの方が来社。リガクチェアについては、このブログでも写真とともに紹介したことがある。

メールのやりとりはしていたが、お会いしたことはなく、東京にこられたということで、ご挨拶がてら。

その話のなかで、リガクチェアを読者の方にプレゼントという話が出ました。いずれ誌面で紹介しますので、ご期待ください。

このリガクチェア、座面が全方向に動くのだが、その動き方に特徴がある。これに坐っていたら腰痛が治ったという人もいる。座業が多い、開業医の人やコンピュター作業の人には、恩恵大ではないだろうか。

話の中で、子どもこそこういう椅子に坐って、よい姿勢で坐ることを学んだほうがよいということも出てきた。

ただし、こうしたよい椅子はお値段も安くはない。でも、長く使用するもの。5万円台なので、10年使うとすると、月500円くらいにしかならない。

結局、安くすむというものだろう。

読者プレゼントは近々予定しています。そのときはよろしく。(清家輝文)
昨日は、ウェルレックスさんのタイアップ記事の取材で、日野自動車レッドドルフィンズの練習グラウンドにお邪魔させていただき、ヘッドコーチの花岡伸明さんと、コンディショニングトレーナーの西村耕司さんにレッドコードを使ったトレーニングについてうかがいました。

日野自動車ラグビー部グラウンド ラグビー部の選手のみなさんは、仕事が終わってからの練習になるため、午後6時ごろからグラウンドに集合するとのことで、私も午後5時30分ごろグラウンドへ。
左の建物の先に見えているのが、ラグビー部のグラウンド。
人工芝になったとのことで、とってもきれいなグラウンドでした。

うかがった日は、ウエイトトレーニングの日にあたっており、仕事が終わった選手からグラウンドに集まり、薄暗くなってきたなか、フリーウエイトをやったり、グラウンドをランニングする選手の姿がありました。

選手たちは、実業団選手なので、仕事が終わってからの練習になるため、2時間くらいしか練習時間がとれないそうです。
短時間でも、効率よい質の高い練習が必要となってくるわけですが、その1つとして、レッドコードがトレーニングに用いられているようで、実際に選手が行っているプログラムも拝見させていただくことができました。

その様子は、第105号にて紹介しますので、お楽しみに。

ちなみに、日野自動車レッドドルフィンズは、2008年3月に「トップイーストリーグ」への昇格を決め、今シーズンは、トップイーストリーグでの戦いとなります。
次回の、試合は10月 25日 (土) 午後2時より 三菱重工相模原グラウンドにて、三菱重工相模原と対戦します。
日野自動車レッドドルフィンズ がんばれ! (田口久美子)

好評連載中の「続・投球障害の予防と対応」(能勢康史)は、信原先生、原先生と続き、次号(105号)は菅谷先生。肩の関節鏡手術で著名な先生である。

膝の鏡視下手術は今やどの医療機関でも実施されているといってよいくらい普及したが、肩の鏡視下手術はそれより遅れて始まった。その分野の第一人者になるまで、アメリカにも行き、自分で技術を向上させ、今ではアメリカで公開手術を行うほどである。もちろん、論文も多い。

しかし、この連載で述べられているように、手術に至る例は少ない。ご自身が野球の投手であったこともあり、最後の方法として手術はある。

手術をしても再び投げられなくなるようでは、投手としては意味がない。

選手という患者にとって、投手だった医師とはコミュニケーションもとりやすいことだろう。

この分野に関心のある人にはぜひ読んでおいていただきたい連載である。(清家輝文)
トップアスリートも愛用しているサポーター、テーピング、スポーツケア用品などを販売する㈱ムトーエンタープライズより、新商品の発売に伴い、月刊スポーツメディスン第105号(10月25日発売)の誌面にて、読者プレゼントしていただけることになりました。

今回の新商品&読者プレゼントは、『PRO 130A Knee Sleeve』 

安定した固定力と独自のダイアモンドカットで、膝をしっかりサポートするスリーブ式サポーターです。

さらに、写真でみてもわかるように、おしゃれなカモフラージュデザインモデルで、これまでのサポーターのイメージが変わることまちがいなし!

カラーは、ブラウン/グレイ・カモ
      デザートブラウン・カモ
      ツリー・カモ        の3タイプ。

こちらの商品を、月刊スポーツメディスン第105号の読者の方、各タイプ1名様、合計3名様にプレゼントします。
08aut_geacat_P40-41_MutohPRO ブログ用

読者プレゼントの申し込み方法は、月刊スポーツメディスン第105号で掲載しますので、どしどしご応募下さい。(田口久美子)