FC2ブログ
 
         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.214(2019年10月号)←詳細&購入はここ!
SQ214表紙画像サイズ
『特集 ファンクションを見る眼」
1.「「ファンクションを見る眼」を語る」
川野哲英・FTEX Institute 代表、はちすばクリニック副院長
 
2.「ファンクショナル・テーピングの考え方と、実施に際しての機能評価、実際の方法の概要」
小林寛和・日本福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻

3.「機能的足底板(Functional Orthotics Insole:FOI)」
原田昭彦・一般財団法人弘潤会 野崎東病院 アスレティックリハビリテーションセンター リハビリテーション部課長、PT、JSPO-AT

4.「ファンクショナル・エクササイズの基本的な考え方、運動・関節運動の捉え方」
川口浩太郎・PT、PhD、JSPO-AT、兵庫医療大学リハビリテーション学部 FTEX Institute FEXリーダーズ・ユニット


昨日、本誌でも連載「スポーツと法」をお願いしている、スポーツ法政策研究会平成21年度第1回例会に参加してきました。

昨日は、JBC(日本ボクシングコミッション)の安河内コミッショナーおよび石田拡時弁護士によるご講演。
ボクシングの歴史から、海外と日本のボクシング界の成り立ち、さらにボクシングに関する法律的な問題など、お話をおうかがいしました。

私もボクシングはテレビで観戦することはありますが、ボクシングの起源・歴史など知る機会がなかったので、紆余曲折の歴史は非常に勉強になりました。
安河内氏のお話では、古代ボクシングの原型は、米国のボクシング協会によっては、アダムとイブのきょうだいげんかに始まるとされているようです。
さらに、ボクシングがある程度の形となって歴史に登場してくるのがホメロスの「イリアッド」の中のエピウスとエウリアレスとの戦いの描写(紀元前1100年)で、当初は“ピュージリズム”と呼ばれていたそうです。これは拳で戦うという意味のラテン語からきており、第23回古代オリンピック(紀元前688年)から正式種目として採用されています。

当時は素手でなく革製のひもを肘から拳にかけて巻きつけたスタイルで行われ、腕や肘での攻撃も認められ、第38回大会以降はかみつきを除くあらゆる攻撃が許されボクシングのスポーツというよりもケンカ・ファイト、さらにローマ時代には、映画などでも見たことがある人は多いと思いますが、残虐ショーの色合いが強くなっていきます。これもローマ帝国の衰退とキリスト教の普及により404年ローマ帝国で禁止され以降1200年もの長い間ボクシングは表舞台から姿を消したそうです。

その後16世紀に英国でボクシングは復活するわけですが、私としては英国というのが意外な感じがしました。とは言え、まだその頃もボクシングとは言われず、ベアナックル・ファイトやミルという名前で試合形式でも現在のボクシングのスタイルではなかったようです。

それで、いつから現在のボクシングになったのか……というと、1867年に「クインズベリー・ルール」というのが発表され、現在のボクシングのルールの基礎となったそうで、ボクシングは時代とともに様相が変わってきたことが、うかがえます。

日本ではというと、1921年に日本拳闘倶楽部というボクシングジムが設立され、1928年にはアムステルダム・オリンピックに2名の選手が出場しています。

長々と綴ってきましたが、どのスポーツでも当然、そのスポーツの起源や歴史、さらに時代背景があり、こういった点からスポーツをみてみるのも知らないことばかりで、非常におもしろいものです。

最近では、女子ボクシング選手も82名(うち外国人22名)がおり、新人テストも毎年行われ、2008年度女子世界戦も国内で4試合開催されたそうです。
また男子においても、2008年は276もの興行数があり、ボクシングの興行の多さに驚きました。

今回の講演を聞き、ボクシングの興行会場で、夢を抱いて戦っている選手たちを応援しに行きたくなりました。
(田口久美子)
スポンサーサイト