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         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.214(2019年10月号)←詳細&購入はここ!
SQ214表紙画像サイズ
『特集 ファンクションを見る眼」
1.「「ファンクションを見る眼」を語る」
川野哲英・FTEX Institute 代表、はちすばクリニック副院長
 
2.「ファンクショナル・テーピングの考え方と、実施に際しての機能評価、実際の方法の概要」
小林寛和・日本福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻

3.「機能的足底板(Functional Orthotics Insole:FOI)」
原田昭彦・一般財団法人弘潤会 野崎東病院 アスレティックリハビリテーションセンター リハビリテーション部課長、PT、JSPO-AT

4.「ファンクショナル・エクササイズの基本的な考え方、運動・関節運動の捉え方」
川口浩太郎・PT、PhD、JSPO-AT、兵庫医療大学リハビリテーション学部 FTEX Institute FEXリーダーズ・ユニット


カツレツと応援団

久米先生顔イラスト ブログ 先週、北海道から大学の先輩がおいでになるということで、ランチをご一緒することになりました。先輩が来京した理由は、母校で開かれるOB総会への出席です。

 いくつになっても、母校へ帰るということはうれしいことですね。恩師を訪ねてみたり、後輩たちの練習ぶりを見学したり。僕らのようなオジサンがグランドに入っていくと、後輩たちは最初ちょっと戸惑ったり怪訝そうな表情を浮かべますが、OBとわかるとみんな挨拶してくれます。4年間頑張ってよかったなと思う瞬間です。

 北海道から来た先輩はラガーマンです。紺のブレザーにチャコールグレーのズボン。そして、ボタンダウンの白いYシャツにアイビーネクタイできめた先輩とランチの場所に選んだのは、田園都市線沿線のおしゃれな街の一角にあるフランス料理店でした。

No7スポーツにカツ 002 この店のランチメニューは「プロバンス」と「ボルドー」そして「シャンパーニュ」の3種類。二人とも最初の「プロバンス」にしました。メインディッシュは、先輩は「エスカルゴ」で僕は「仔羊のカツレツ」です。
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 この“カツレツ”は英語のカットレットcutletがなまったものだそうですね。また、フランス料理の豚や仔牛、羊の骨付きロース肉にパン粉の衣をつけてバターで焼く料理が原型で、これを日本風にアレンジしたのが“カツレツ”だそうです。でも、この店のご主人は5年間も本場フランスで修業してきた人。この日食べた“カツレツ”はきっと本場の味だったんでしょう。美味しかったなぁ。肉自体も大変柔らかかったのですが、中にフォアグラが挟まっていてね、これがまたカツレツによく合うのです!

 食事のあと、先輩を車に乗せて母校へ。校門をくぐると、先輩はやや緊張した面持ちで「あっ、○○さんが来ている。じゃ僕はここで。ありがとう」と言って、そそくさと車を降り、同じ紺のブレザーを着た集団の方へ歩いて行かれました。あの集団は、きっと先輩の先輩達なんでしょう。
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 役目を無事に終えた僕は、今度は当日たまたまやっていた野球部の試合観戦をすることにして、早速ネット裏の観客席に上がってみました。すると、一塁側には母校の応援団が陣取っていました。 よく見ると、そこには昔ながらのいわゆる洋ラン姿の男子学生もいましたが、女子のチアリーダーたちも混じっていて、一緒に母校の名前が染め抜いてある幟のもとで校歌を熱唱していました。昔とは一味違った応援団構成に、何となく微笑ましい感情をいだきました。
 
 しかし、応援の方は真剣そのもので、毎回攻撃時は声が裂けんばかりの応援です。「よくまぁ、体力が続くね」と余計な心配をするほどの迫力ある応援でした。選手もこれだけ応援してくれたら、やりがいあるでしょうね。

 北海道から来た先輩もそして僕も、もう2度とグランドに選手として立つことはできませんが、応援はまだまだできます。OBとしていつまでも母校の応援をしていたなと思います。「この気持ちがあれば、北海道と東京の距離など気にならん」という先輩の声が聞こえたような気がしました。



久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)
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