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スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ:(旧)月刊スポーツメディスン公式ブログ:
 
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『特集 股関節鏡の現在
── 診断、治療、リハビリテーション」
1.「股関節鏡視下手術──適応疾患の診断」
錦野匠一・錦野クリニック 整形外科
 
2.「股関節鏡視下手術の現状」
宇都宮 啓・産業医科大学若松病院 整形外科

3.「股関節鏡術後のリハビリテーション」
高橋 誠・産業医科大学若松病院 理学療法士

4.「FAI関節唇損傷術後のアスレティックリハビリテーション」
畑中仁堂・じんどう整骨院アスリート

カッ色のブザービーター
久米先生顔イラスト ブログ
 今全米ではNBAチャンピオンシップに向けて激しい戦いが繰り広げられていて、溜息をつくような美技の連続です。先月22日にはイースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦クリーブランド・キャバリアーズ対オーランド・マジックの一戦が行われたのですが、そのゲームをたまたまBSで見た私は、久々にスポーツの醍醐味を満喫させてもらいました。

 ゲームは両チームとも一進一退でシーソーゲームの様相を呈していましたが、第4Qに入るとオーランド・マジック側にモメンタムが傾いたように見えました。バスケットボールの面白さは何といっても点の取り合いですが、タイムとの勝負も絡んでくるとさらに熱を帯びてきます。当り前の話ですが、得点すればいったんは相手チームのボールになるわけで、これが見ている観客だけでなく、選手にとてもハラハラドキドキなわけです。

スポーツにカツ8 004
 さて、ゲームの方は終了1秒前で93-95とマジックのリード。そして、キャバリアーズのボールで再開。サイドラインでボールを持っているのはモウ・ウイリアムス。マジックはチーム全員で勝利に向けてプレス・ディフェンスです。そして、ボールはこのマジックのプレスを必死に外したレブロン・ジェイムスへ。この瞬間ジェイムスはゴール正面から23フィート離れたゴールへ向けてシュート。ここでブザーが鳴りタイムアップでしたが、ボールはこのままリングに吸い込まれたのです。「奇跡のブザービーター」誕生の瞬間です。TVカメラは、先ずチームメイトにもみくちゃになっているヒーローのレブロン・ジェイムスを映し出します。次に、サイドラインからボールを出したモウ・ウイリアムス。しかし、彼はサイドラインでひれ伏したまま動きません。泣いているようにも見えました。

 この後、両チームのファイナルへの戦いはまだ続いたわけですが、改めてスポーツの持つ感動させる力とアメリカのスポーツの底力を見たような気がしました。

 さて、今度はサッカーです。さる6月1日にヨーロッパ・チャンピオンリーグ(CL)決勝マンチェスター・ユナイテッド対バルセロナの一戦が行われました。このゲームも夜中でしたが、歳を取ってくるとあまり夜中起きることは苦にならないのをいいことに、TV正面に陣取って最後までゲームを堪能しました。
このゲームで先取点を取ったのはバルセロナで、右サイドから切り込んだエトーによってマンチェスターのゴールネットは揺れたわけですが、このゴールは彼のゴールへの執着心というか、天性の素質によって生み出されたような素晴らしいものでした。結局、このゲームは後半も加点したバルセロナが勝利したわけですが、サッカー界もこういた褐色の男たちの天性によって、さらに魅力的なゲームを増していくことでしょう。

 これから夏のシーズンを迎えて、世界中のスポーツが盛り沢山な話題を提供してくれると思いますが、日本でも熱い太陽の日差しを浴びて褐色に焼けた選手たちの活躍を期待したいと思います。


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)
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