FC2ブログ
 
         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.210(2019年5・6月合併号)←詳細&購入はここ!
210表紙
『特集 セラピストの手の使い方」
── 治療技術の向上のために
 
1.「肩関節疾患を診るうえでのセラピストの手の使い方」
勝木秀治・関東労災病院 中央リハビリテーション部理学療法士、専門理学療法士(運動器)東海大学医学部 基礎医学系生体構造機能学領域
 
2.「体幹、下肢のスポーツ障害への運動療法で大事なセラピストの手の使い方」
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)
理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長

3.「臨床動作促通法の紹介」──正しい動作に誘導するために
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科
 

 先週の水曜日に京都アクアリーナで講習会を開催しました。

 平日の夜であったにも関わらず、100名を上回る方にご参加いただきました。

 今回の講習は、『足部機能と運動連鎖~スポーツ現場での対応』というテーマのもと、四条畷学園大学の橋本雅至先生にご講演頂きました。

 足部には、地面からのショックを吸収する機能と地面を蹴りだす機能がありますが、それらを効率的にするためには、足部の柔らかくしたり、硬くしたりする必要があります。すなわち、ショックを吸収する時には柔らかく、地面を蹴りだす時には硬くしているわけなのです。

 足部を柔らかくしたり、硬くしたり・・・、もうひとつピンと来ないかもしれませんが、私たちは自然とそのように足部の状態を変化させているのです。じゃあ、どのようにして足部の柔軟性を変えているのでしょうか?

 まず一つは、骨の配列を変えています。これもよくわからない方が多いかもしれませんが、足部はたくさんの小さな骨が積み上げられて作られています。その骨の並びを少しずつ変えながら、足部の硬さを調節しているのです。一般的に、足部のアーチ(土踏まずといえばわかりますでしょうか)が低い方(扁平足)は柔らかく、高い方は硬くなる傾向があります。

 もう一つは、足の裏の筋腱による調節です。この筋腱の調節は非常に重要で、例えば後脛骨筋(こうけいこつきん)という筋の機能不全が起こった場合は、容易にアーチが扁平になります。この筋腱は積み上げられた骨を下から支えているのです。この筋腱による調節をより効果的にするためには、じつは足の指の働きが非常に重要なのです。小さな靴に押し込められて、指が曲がっていたり、外反母趾、内反小趾が強くなっていたりすると、足の裏の筋腱の重要な機能が低下してしまいます。

 足は、唯一地面と接地している部分です。足部の使い方によって、姿勢も変わるし、歩き方も変わる。また陸上でのスポーツパフォーマンスも変わります。

二足歩行で生きている私たちは、もう少し足部の使い方にこだわってみても良いのではないでしょうか・・・。

 足底板(http://www.reco-kyoto.jp/ashi.html)についてのご相談はメール(somethinggreat111@gmail.com)で受け付けています。

スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会 http://www.atacknet.co.jp/ARFA/ 


ReCo代表 吉村直心

スポンサーサイト