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スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ:(旧)月刊スポーツメディスン公式ブログ:
 
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自分の意見

 昨日は衆議院選挙でしたね。皆さん投票に行かれましたか?

 私は朝早くから仕事だったので18時過ぎに行きました。結果は民主党の圧勝だったのですが、なぜ民主党が選ばれたのでしょうか? いろんな方が解説されていますが、小泉政権になって以来、国民の格差が恐ろしく広がり、一部の層を除き国民の生活は苦しくなり、自公政権への信頼が失われたことが一つの要因だと言われています。

 前回の衆議院選挙では、郵政民営化を争点に小泉自民党が圧勝しました。この時は、郵政民営化に反対するものは自民党が公認しない、そしてその選挙区には刺客を送り込むといった荒療治に出て、マスコミはそういった今までにないドラマチックな展開を煽っていきました。当時必死に反対していた議員もおられましたが、その大きな波に向かって反対を唱えるひとは少なかったように思います。何か郵政民営化が正義であるみたいな雰囲気でしたよね・・・。我々国民は、政策の中身についてテレビや新聞から評論家の意見を知り、そして知らず知らずにその意見に迎合していくことが多いように思います。

 今回の選挙はどうだったのでしょうか。民主党はなぜ選ばれたのでしょうか?本当に実現できるマニフェストになっていたのでしょうか?

 一度自分なりに総括してみる必要があるかもしれませんね。

 わたしは、今の官僚主導の政治にメスを入れられるのは民主党しかないと思っています。でも中途半端にメスを入れると一時期日本が混乱するだけでまた元通りに戻ってしまうでしょう。『一掴一掌血、一棒一条痕』の気概を持ってやり切ってほしいと切に願います。

 この国を動かすのは政治家でも官僚でもなく、民意なのだと思います。自分自身は政治に詳しいわけではありませんが、もう少し勉強してマスコミに踊らされずにしっかりとした自分の意見を持っていなければと思っています。

 漠然と民主党に期待するだけでは、期待はずれに終わるかもしれませんね・・・。


ReCo代表 吉村直心
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 昨年結婚した友達(トレーナー仲間)に長男が生まれた。名前は悠浬(ゆうり)くん。まだ写真でしか会っていないけど、つぶらな瞳が愛くるしい。出産祝いは何がいいかとの問いに新米ママは、「読み聞かせをする絵本が欲しい」とのこと。絵本と聞くといつも思い出す本がある。

ehon139.jpg 「モチモチの木」作:斎藤隆介、絵:滝平二郎(岩崎書店)

 絵本というと明るい色合いで可愛い絵が描いてあるのが多い中、この絵本は切り絵で描かれていて色合いも黒っぽく、子供の頃の自分にはなんだか怖い絵本だった。でも、主人公の子供の大きな目、子供が夜の山道を走る場面、モチモチの木に明かりが灯る場面はずっと記憶に残っていた。

夜中に一人でオシッコに行けない臆病な主人公の子供が夜中に腹痛をおこしたおじいちゃんのために、怖いのに頑張って夜道を走って医者を呼びに行き、その帰り道、モチモチの木に明かりが灯るのを見ることができたという話。

mo.jpg これくらいしか覚えていなかったのだけれど、何かが私の中に残っていて、大人になってから、ここは頑張らなくちゃいけない、トライしなきゃいけないとか思うようなとき、主人公が山道を走っている場面を思い出し、モチモチの木に明かりが灯るのを思い出した。

 「モチモチの木」を探しに本屋へ。懐かしい表紙を見つけた。そうそうこんな顔してた。絵本の帯に「勇気」と書いてあった。勇気を教えてくれる本。ページをめくると主人公の名前は豆太だった。そぉぉぉとページをめくりながら読み進む。そうか、子供だった私は豆太に勇気を教えてもらったんだ。

 私は「モチモチの木」とターシャ・デューダーさん(彼女は最近亡くなったけど彼女の生き方は素晴らしい)の「コーギビルの村まつり」に、飛び出す絵本(これも懐かしい!)など楽しげな本を加えてプレゼント。5年後か6年後か、悠浬くんが絵本を読んでいる姿を想像するだけでワクワクします。


画像/絵本ナビより

津田清美・日本体育協会公認アスレティックトレーナー

昨日は、衆議院選挙でしたが、みなさんは投票に行かれましたか?

私も、よっぽどのことがない限り、選挙には参加していますが、1票が300万円ほどの価値があるそうですね。

300万円の価値がムダにならないように、昨日も選挙に行ってきました。
その際に、はじめて「出口調査」というものを体験。

選挙会場の出口に、腕に腕章をつけた人が2人おり、片方は朝日新聞、もう一方は共同通信でした。
私は、朝日新聞の人に声をかけられ、「出口調査にご協力ください」と言われ、アンケート用紙みたいなものを渡されました。

「あー、これが出口調査かぁ・・・」と初体験。
渡された用紙には、「誰に投票をしたか」、次いで、「小選挙区はどこの党に入れた」か、さらに、今回の選挙で「政権交代によって大きく変わるor変わらない」(……というような内容だったような)、「政権交代か政策のどちらで選択したか」など、当てはまるものに○をつけていくといったものでした。

ほんの数分で終わったのですが(もちろん何ももらえませんよ (^_^;))、こうやって出口調査を行っているのかと思いつつ、なんとなくその後のテレビの選挙報道での「出口調査では・・・」という言葉にも親近感がわきました。

しかし、これまで何度となく選挙には行っていましたが、出口調査をやっている場面は初めて見ました。たまたま、買い物で通りかかった隣の投票場となった小学校でも出口で、こちらはたしかNHKの腕章をつけた人を見かけました。

出口調査の場所はどうやって選ばれているんでしょうね。

それにしても、今回の選挙の結果はおおよそ予測はついていたとはいえ、民主党の圧勝でした。
これから、スポーツや健康に関する業界や団体にもいろいろな変更が起こってくると考えられます。

まずは、東京オリンピックがどう動くのか、注目していきたいと思います。

(田口久美子)