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月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.214(2019年10月号)←詳細&購入はここ!
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『特集 ファンクションを見る眼」
1.「「ファンクションを見る眼」を語る」
川野哲英・FTEX Institute 代表、はちすばクリニック副院長
 
2.「ファンクショナル・テーピングの考え方と、実施に際しての機能評価、実際の方法の概要」
小林寛和・日本福祉大学 健康科学部 リハビリテーション学科 理学療法学専攻

3.「機能的足底板(Functional Orthotics Insole:FOI)」
原田昭彦・一般財団法人弘潤会 野崎東病院 アスレティックリハビリテーションセンター リハビリテーション部課長、PT、JSPO-AT

4.「ファンクショナル・エクササイズの基本的な考え方、運動・関節運動の捉え方」
川口浩太郎・PT、PhD、JSPO-AT、兵庫医療大学リハビリテーション学部 FTEX Institute FEXリーダーズ・ユニット


前に紹介しました内田宗志先生から、メールが寄せられました。「スポーツ整形外科医のブログ」として掲載していきます。

■野球メジャーリーグで増えている股関節痛による故障者
New York Times (5月)で、股関節故障者が年年増加していると記載されていました。

ヤンキースのアレックス・ロドリゲス、フィリーズのチェイス・アトリー、投手マイヤー、 メッツのカルロス・デルガドといったメジャーリーグでも一流の選手が、股関節の故障で戦列を離れる事態が相次いでいます。、アトリーのチームメートであるブレット・マイヤーズ投手が、やはり股関節の手術を受けることになりました。

私の股関節鏡視下手術のお師匠さんであるMarc J PhilipponがAロッズやマイヤーズの手術をされました。

股関節の故障が原因で故障者リスト入りした選手は、
2007年が20人、
2008年が34人、
2009年は四分の一が終わった時点ですでに13人。

最近になって急激に増えている。これは10年前には考えられなかったことだとニューヨーク・タイムズが取り上げています。

プロスポーツ選手のあいだで、ACL損傷など、ヒザの怪我が増えた結果、トレーナーは脚の強化に力を入れてきました。スポーツ医学の専門家は、ヒザの怪我を減らすためのこの取り組みが、股関節を脆弱にしているのではないかと疑問視しています。

野球、フットボール、ホッケーなどの選手のリハビリプログラムを見ているトレーナーは「故障箇所だけを見て、全体の機能やバランスなどを見ていないのかもしれない。ここ数年、股関節の故障は、かつてないほど増えている」といっています。

一方、MRIなど画像診断の精度が上がったため、小さな故障も確認できるようになったことや、小さいときからスポーツを始める子供が増えていて、骨の形成に悪影響があることを指摘する専門家もいます。

確かに大腿骨頸部から頭部の出っ張りCAM LESIONなどは、成長軟骨を中心にでっぱってくるので、その影響があるのかもしれません。

トレーナーや整形外科医の多くは、ヒザの強化が股関節に影響しているとする仮説にショックを受けているが、トレーニング方法に問題があるとする見方に「以前から股関節の故障はあった。ただ、昔は今ほど診断がつかなかっただけだ」と反論する医師もいます。

私もそのように感じますが、子供のときには 一つのスポーツに特化するだけでなく、いろいろな動きをとりいれたほうがよいのではないかと思います。

日本でもわからないだけで 骨形態の異常があり、股関節痛の原因になっているひとが 私の外来に来られます。

近年の選手は身体が大きくなり、その分、足腰に負担がかかることや、若年からスポーツを始め、骨の形成が不十分なまま運動を続けるなど、いくつか原因は考えられると思います。

スポーツ医学の専門家は「リトルリーグでは投げ過ぎによるヒジの怪我が問題になり、注意するようになったが、股関節については、まだ研究されていない」と、NEW YORK のDr Bryan Kellyはいっていたそうです。

日本でもこのような研究が必要であると考えており、股関節痛を呈して手術にならないようにするための予防の研究が必要だと考えています。

野球による股関節痛で困っている方、日本でも治療が可能です。
正確な診断、精密かつ正確な手術、系統だったリハビリテーションがキーポイントとなります。

詳しくは私のブログで。

内田宗志
産業医科大学整形外科
日本体育協会公認スポーツドクター
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