スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.192(2017年7月号)←詳細&購入はここ!
SQ192.png 特集『特集 陸上短距離
──パフォーマンス向上とケガへの対応
 
1.「ランニング(短距離)による肉離れの疫学・治療・予防」
金子晴香・順天堂大学 整形外科・スポーツ診療科
        
2.「陸上競技選手のケガへの対応とコンディショニング」
伊藤由記子・治療院ミムラ
 
3.「陸上短距離選手のパフォーマンスとケガ」
――指導者としての見方、指導のポイント
苅部俊二・法政大学スポーツ健康学部教授、同大学陸上競技部監督、元400mH 日本記録保持者、日本陸上競技連盟オリンピック強化コーチ

カコミ「肉ばなれの経験」
──ケンブリッジ飛鳥選手(ナイキ)と伊藤由記子先生(治療院ミムラ)にきく

4.「ランニングのパフォーマンス向上と外傷・障害のメカニズムと対応①」
──歩行走行の基礎知識
川野哲英・医療法人昇英会はちすばクリニック

第31回子どものからだと心・全国研究会議が、下記の日程で開催されます。
毎年、この全国研究会議で報告される、『子どものからだと心白書2009』も現在、編集の真っ只中です。
会場となる、日本体育大学世田谷キャンパスは、世田谷キャンパスの再開発によって、新しくなった校舎での開催です。

子どものからだと心に関心がある方、どなたでも気軽に参加できる会です。
是非ご参加ください。

第31回子どものからだと心・全国研究会議

日程/12月12日(土)~13日(日)

会場/日本体育大学世田谷キャンパス(東京都世田谷区深沢7-1-1)

時間/12日:午前9時(受付)~午後5時30分、懇親会:午後6時~8時
     13日:午前9時30分~午後4時

内容/指定報告:「子どものからだと心白書2009」
               野井真吾(『子どものからだと心白書』編集委員長、埼玉大学准教授)
    一般報告:ポスター発表
    特別講演:「チンパンジーの発達からみた子どものからだと心」
               友永雅己(京都大学霊長類研究所准教授)
    研究協議:「実感とデータに基づく“いきいき”実践の創造」

参加費/2日間:会員6,000円、一般9,000円、学生・院生3,000円
      1日のみ:会員4,000円、一般6,000円、学生・院生2,000円
      (白書代含む)
      懇親会費:4,000円、学生・院生2,000円

申し込み締切/11月27日(金)

問い合わせ/日本体育大学学校体育研究室内
         第31回子どものからだと心・全国研究会議事務局
         TEL&FAX:03-5706-0967
         E-mail:a.yamamoto@caritas-els.com
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11月3日、文化の日、東大で公開シンポジウム「身体サミット」が開催されます。

跡見順子(東京大学名誉教授)、安田登(能楽師 ロルファー)、河野智聖(武術家 体運動研究家)の3先生による鼎談を含め、興味深いサミットです。入場無料ですので、ぜひご参加ください。


■身体サミット (からだサミット)~生命の構造を読み解く~

日時/11月3日(文化の日)
   第1部:13時~ 第2部:15時~
会場/東京大学~武田先端知ホール~             
    東京大学 本郷キャンパス 工学部 武田先端知ビル(5階ホール)

詳細はこのサイトで。(清家輝文)
先ほど掲載のSSFスポーツエイド2010年度助成事業募集の記事は、やや早い情報で、11月中旬ごろ改めて公開することになりました。

またその頃詳細を掲載します。
カッ歩する義足

久米先生顔イラスト ブログ 先週の22日(木)から25日(日)まで、私は障害者スポーツ指導員(中級)養成講習会に参加するために、東京都北区にあります「東京都障害者総合スポーツセンター」に行ってきました。参加者は31名でしたが、皆さんの経歴は多岐にわたり、私のようなATもいれば、水泳の指導員やアーチェリー、卓球、サッカー、空手の指導員もいました。

 内容は、「脊髄損傷・脳性まひ」や「精神障害」「視覚障害」「聴覚障害」、そして「内部障害」「知的障害」などについての生理学的な説明から具体的な病態説明といった、いわゆる医学的な講義もあれば、DVDによる実際の現場の説明や、講師の先生方の体験に基づいた指導論、そして水泳、陸上、ボールゲームといった各実技授業などもあり、大変充実した4日間でありました。

 とくに、この講習会で私の印象に残ったいくつかの講習を申し上げると、ひとつは「ゴールボール」の実技講習です。この競技は、1982年に日本に紹介され、1995年には協会が設立された日本ではまだなじみの薄い競技です。ルールは、バレーボールと同じ広さのコートを使用し、その両エンドライン上に幅9m、高さ1.3mのサッカーゴールのようなゴールを置きます。つまり、サッカーゴールを横に引き伸ばしたようなものが、バレーボールのエンドライン上に置かれていると考えてください。これは、視覚障害のための競技で、世界選手権もあり、パラリンピックの正式種目でもあります。日本は2004年アテネ大会に初出場し、銅メダルを獲得しています。

 実際のゲームですが、視覚障害者の競技ということで、私たちもアイマスクを装着して体験してみました。得点方法は単純で、重さ1.25kg、円周76cm、ちょうどビーチボールほどの大きさのボールをボウリングのように転がせて相手のゴールに入れるだけなのですが、何せ視覚は100%遮断されているわけですから、頼りはボールの中に仕込まれた鈴の音だけです。私は耳に全神経を集中して、ボールの行方を想像しましたが、ほとんどは失敗に終わりました。実際の競技場面では、かなり速いボールが投げられるということなので、この競技に参加している視覚障害者の方々の努力に頭が下がる思いがしました。

スポーツにカツ 10.30次に印象に残ったのが、義肢装具士の臼井二美男さんによる「北京パラリンピック参加報告」と題した講義でした。

 講義とはいえ、当日はモデルの方が実際に義足をつけて走る実演があったり、DVDによる北京パラリンピックでの活動模様、そして最後はサンプルとしてお持ちいただいた義手や義足を自分で手にとって見ることができる機会などあり、ともかく驚きの連続でした。

 とくに義手は、肌の色や血管まで描かれている細かさに「本物とかわらないね」と参加者の皆さんと話したぐらいでした。義足においては、最新の義足のなかにはちょっとした新車が買えるような高価なものもあったり、足関節が内反・外反できるように工夫されている義足あったりで、これもただただ感心させらればかりでした。

 なかには5cm程のハイヒールを履くことも可能な義足があるそうです。当日モデルとして来てくれた女性の歩く姿を見ていると、Gパンのような長い丈のものを履いていれば、歩く姿からだけでは義足かどうかわからないと思います。まさに義足を履いて町を闊歩することが、いまや可能だと感じました。

 多くの苦難を乗り越えて、さらにこれからも一生ハンディを抱えていく人々にとって、少しでもスポーツが心身のセラピーになることを心より望み、そして私自身が少しでもそのお手伝いができるようになるにはどうしたら良いのか、考えさせられる4日間でした。


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)


スポーツ選手のためのリハビリテーション研究会の学術誌“Journal of Athletic Rehabilitation”のNo.6が完成しました。

同会会員には配布されますが、一般の方でも購入可能です。

この号には、第27回研修会(11月広島大学にて開催)の抄録も併載されています。

詳細は、このサイトをご覧ください。
アークベル株式会社(東京都渋谷区)が、DVDを一定量買い取ると、同社が撮影費・制作費を負担するというサービスを開始した。

おおよその目安だが、収録時間60分以内で、講演など「ナレーションなし、演者プレゼン方式、メイクなし」などの条件の場合、80万円で400セット(単価2000円)買い取れば、撮影・制作費は同社が負担する。クオリティが高い、「プロのナレーション挿入、テレビ番組対応方式」であれば、同じく収録時間60分以内、150万円で600セット(単価2500円)の買い取りで、他の費用はいらない。もちろん、パッケージつき。撮影には専用スタジオを使用する。

同社は楽天市場やアマゾンでも販売しているので、そのルートも使用可能。

詳細な条件は相談によって決定していくことになるが、大量には必要としないDVDの制作には適したシステム。その他、DVD制作については各種ご相談に応じるとのことなので、同社のHP「イメージの時間」を参照のうえ連絡してみるとよいだろう。

なお、同社ではすでにフィットネス系のDVDを「イメージの時間」というブランドで発売している。
イメージの時間バナー
大阪羽曳野市の島田病院主催第16回「スポーツ選手・指導者交流会」が下記のとおり開催されます。

この交流会は、スポーツ選手・指導者と島田病院スタッフ(医師、理学療法士、トレーナー、管理栄養士など)との交流、障害予防やトレーニング技術の啓蒙、スポーツ選手・指導者同士の交流、島田病院のスポーツ整形への取り組みの紹介を目的とするもの。

今回は、基調講演に野球解説者の有田修三氏を招く。有田氏は、宇部商業高校時代、夏の甲子園に出場、新日鐵八幡をへて近鉄バファローズへ。強肩強打の捕手として名を馳せ、ゴールデングラブ賞2回、オールスター出場2回、通算1000試合出場(248人目)で表彰。現在は、朝日放送の解説者として活躍。

■第16回スポーツ選手・指導者交流会
日時:2009年11月28日(土)16:00~21:00
場所:天満研修センター  基調講演は205ホール、懇親会は101ホール

●プログラム
15:00~受付開始
16:00~開会
16:05~スポーツセミナー
17:00~基調講演 野球解説者 有田修三
19:00~懇親会

参加料 無料
懇親会 一般3,000円 学生2,000円

詳細は島田病院のHPを参照。
NPO法人1億人元気運動協会よりセミナーのご案内が届きましたので、以下にご紹介します。


■チェアエクササイズ4時間セミナー in 大阪
高齢者や低体力者、障害者でも楽しく効果的に運動ができる、座位でのエクササイズです。

基礎理論や指導法をチェアエクササイズ考案者が教授いたします。JAFA、AFAA、日本マタニティフィットネス協会の継続教育単位が付与されます。

日  時/11月14日(土)14:00~18:30
会  場/なみはやドーム 多目的ホール
      門真南駅下車すぐ
講  師/竹尾吉枝(NPO法人1億人元気運動協会会長)
受講料/一般 10,000円 当会会員 8,500円 当会認定会員 6,000円

翌日15日(日)には認定試験も開催します。受験資格等詳細については、事務局へお問合せください。

■サーキットチェア指導者養成コースin大阪
チェアエクササイズを基礎とした高齢者・低体力者・忙しい現代人のための総合的トレーニングです。

運動指導経験のない方でも指導ができるよう、本協会が監修した振付パターンを収録した教材を習得するコースです。健康運動指導士・実践指導者の継続教育単位が付与されます。


日  時/1月17日(日)11:30~15:30
会  場/なみはやドーム 中会議室
      門真南駅下車すぐ
講  師/仲宗根 涼子(NPO法人1億人元気運動協会 ディレクター)
受講料/一般 19,000円 (参加費12,000円、教材費7,000円)


▼上記いずれも問い合わせは下記まで
問い合わせ先/NPO法人1億人元気運動協会
         電話:0798-36-3729または090-1136-1108
          FAX:0798-36-3929
     
ジュニアオリンピック陸上競技大会

新横浜にある日産スタジアムで23~25日の3日間、第40回ジュニアオリンピック陸上競技大会が開催された。これは中学生の大会。年齢別にA、B、Cの三つのクラスに分けてられていて、おおよそAは中3、Bは中2、Cは中1。二日目と三日目は台風20号の影響か冷たい雨と北風が吹き、競技場の観客席は人影もまばら。孫の応援にきたらしいおじいちゃんやおばあちゃんたちが、各県の陣地が設置されているコンコースを「ここは何県ですか?」と聞きながら孫の居場所を探し歩く。

最終日、「うおっぉぉぉー」と雄叫びが聞こえ、「すげー、やっちまった!」とコーフンしながら「よしっ!やった!すごい!」を連呼しつつ小走りにゴール方向へ向かう父兄の姿。「すごいね~。お父さんがあんだけ喜んでくれたら嬉しいね」と言うと、まっちゃんが「ウチの父親もあんな感じです」と笑ってた。立派な親孝行です。これからも頑張って。

そんな中、私たち社会人はジュニアオリンピックと同時に開催されている日本選手権リレーに出場。日本選手権リレーは高校生・大学生・社会人チームがエントリー。リレーにしか出場しないため出番は少なく、初日は4×100mRの予選のみ。二日目は4×100mRの決勝と4×400mRの予選。三日目は4×400mRの決勝のみ。雨が降り気温が下がるとあまりの寒さに社会人のお姉さんたちはレース直前になってもなかなかジャージが脱げずにいるけれど、中学生や高校生はさっさとセパレートのユニフォーム姿になる。「さすが若い…」とお姉さんたちのコメント。

さて、今大会もドーピング検査が実施された。ドーピング対象は入賞者の中から選ばれるため、強い選手は大会毎に高確率でドーピング検査を受けることになる。もちろん最初の頃は時間がかかったらしいけれど、今ではすっかりドーピング検査には慣れっこでさっさと終わってくる。さすが。バスケットボールでは試合終了間際に背番号の入った抽選箱からくじ引きをして対象者が選ばれる。そのため、まったく試合に出ていない新人さんが選ばれることもある。

そう思うと、個人競技でドーピング検査を受ける回数が多いってことは強さの証ということになると言えそうである。

津田清美・日本体育協会公認アスレティックトレーナー

次号116号の特集は「物理療法」をテーマに考えています。内容については、現在企画中ですので、また改めて。

医療機関でも家庭でも、物理療法機器はよく使用されていますが、その全体と新しい世界について、紹介できればと現在調査中です。

出版界は年末にかけていつも以上に多忙になります。「年内仕上げ」というものがいくつも重なります。印刷は暮れから正月にかけてお休みになりますから、年明け早々から動き出すものについては、年内に印刷・製本を終了しておかなければならず、どこもそういうものをたくさん抱えていますから、印刷も混んでくるというわけです。

次のピークは「年度内」というもの。毎年11月から12月、そして3月はたいへんになります。とくに出版界に関してではなく、どこもそうでしょうが、みなさん、新型インフルエンザのこともあります。日々健康には留意しましょう。(清家輝文)
シーズン到来

先日行なわれた出雲駅伝を皮切りに、陸上長距離シーズンの幕開けとなりました。
その翌週には箱根駅伝予選会があり、ドラマの多い大会となったようです。

ムラカミ レポート2新しい学校の台頭があったり、また他方では伝統校が連続出場を逃したり。
インカレポイントというルールにより涙を飲んだ大学もありました。
来年の本戦は19チームと学連選抜1チームの20チームで行なわれます。

また、昨日には全日本大学女子駅伝があり佛教大学が大会新記録で初優勝。立命館大学の4連覇を阻みました。
男子も女子も競争の激しい近年の駅伝です。

そして高校、大学で活躍した実業団ランナーによる実業団駅伝も始まりました。
男女の東日本実業団駅伝11月3日に埼玉県で行われます。

全日本実業団駅伝への切符を男子は上位14チーム、女子は上位13チームが獲得します。
力走を見逃せません。

毎年ですが、来年も正月三が日は駅伝中継に釘付けです!!

写真は先日の合宿の際に、部屋の窓から見えた夕焼けです。
思わずシャッターを押してしまいました。
秋の夕焼けです。


村上博之・(有)リニアート
115号、本日発売になりました。

詳細はこのサイトをご覧ください。特集の一部をみていただくこともできます。

いい特集になりました。林先生、八木先生、建内先生、ありがとうございます。(清家輝文)
専門家

先週月曜日から土曜日まで日本体育協会公認アスレティックトレーナー養成講習会に行ってきました。朝から晩まで勉強できる良い機会を与えていただいたことに院長や職場の仲間、そして家族に感謝します。

これから11月24日に筆記試験があるので、当面はそれに向けてしっかりと準備していきたいと思います。

また90名をも超える受講者の仲間と1週間交流できたことは本当に有意義でした。それぞれの地域、それぞれの職場で患者さんのため、あるいは不調を訴える人々のため活躍されている方々といろんな形で意見交換できたこと、そして何よりも同じような『想い』を持った方がいろんな地域におられるんだと実感できたことが、自分にとっての大きな財産となりました。

養成講習は終わりましたが、今回出会った仲間とは今後とも情報を交換しながら、よりよい社会をつくる同志としてともに歩んでいければと思っております。

今年に入り社会は大きく変わってきています。市場原理型の経済が行き詰まりをみせ、実質以上に大きく見せることで成り立っていた非常に不安定な金融システムは破綻しました。右肩上がりの経済成長を作り続けることが国家の繁栄のためのミッションであるため、無理に大きく見せて実態のないところで勝負してきたような気がします。私たちはまさにバブルの中に生き、一部の人間の利権によって振り回されてきたのであります。

このことは自分達自身に振り返ってみることができるかもしれません。

私たちは『誰か(社会)に認められたい』という承認欲求を必ず持っています。それは自発的行動のための大きなモチベーションとなるので本来は良いことです。しかしそれが行き過ぎるとどうなるでしょうか・・・。自分の地位や名誉、あるいはお金ばかりを追って自己の保身のために生きることになってしまいます。たぶん皆さんの周りにもそういう人がいると思います。実力ではなく、地位を笠に着て勝負する人が・・・。

その人は魅力的でしょうか?

その人に賭けてついていくことはできるでしょうか?

自分が生まれてきたこの社会のために一体何ができるのか?

何を後世に引き継ぎ、残してやらねばならないのか?

そういったことに向きあいながら日々を生きている人が、本当に魅力的な人だと思います。

その人は絶対に部下や社員のことを裏切らないでしょう。

身を絶ってでも守り抜く覚悟を持っているでしょう。

これからの医療あるいはトレーナー業界が不透明であるからこそ、覚悟をきめて自分の目指す道を開拓していかねばなりません。

自分は理学療法士ですが、理学療法士会には入っていません。これは『理学療法士の世界だけでは生きない。』という自分のポリシーなのです。

医療という限られた範囲ではなく、もっと広い視野をもって自分の専門性を社会に役立てられるようなシステムを作ってみせます。

理学療法士になったから、あるいはアスレティックトレーナーになったから終わりではなく、それを社会のためにどう生かすか。

それが専門家としての生き方だと私は思います。

このような『想い』をもった専門家が増えることを切に願います。

ReCo代表 吉村直心

連載「スポーツに役立てる超音波画像診断」が今月出る115号で完了します。弊誌では、現在この連載を本にまとめるべく企画を立てています。

全ページカラー印刷にし、超音波画像診断の基礎も付けてまとめる予定です。詳細が決定しだい、このブログでお知らせします。ご期待ください。

また、超音波画像診断に関して、第2弾の連載も企画中です。これもお楽しみに!(清家輝文)
指導言葉とカップリング

久米先生顔イラスト ブログ 私は、“スポーツの指導”に携わって、もう30年になります。もともと他人に教えることが大好きで、中学校のときも、後輩にバスケットのドリブルシュートを、体育館の裏のコートで延々と教えていた記憶があります。しかし、誰に教えていたかという記憶はありません。つまり、教えること自体が楽しかったのです。

 ある時、大学ラクビー界では知らない人はいない、というほどの名監督とお話しするチャンスがありました。大学の先輩なのです。その先輩が監督を始めた頃の話に移ったとき

「僕は、選手のすべて(の動き)が気に入らなかった」といったのです。

「すべてといいますと?」と私は水を向けてみました。

「すべてです。足の出し方、手の使い方、すべてです。だから、選手にはかなりしつこい監督だなぁっと思われたと思いますよ」と先輩は笑っておっしゃったのです。

 それを聞いた私は、“わが意を得たり”とばかり、「私もそうです」と言い掛けたとき、先輩は「でも、今はそのような指導はしません」と言いました。

 こんなこともありました。私の母校、日本体育大学の理事長をお勤めになり、学生ハンドボール界では芝浦工業大学を率いて一世を風靡した故高嶋冽先生とお話しできる機会がありました。せっかく大監督に謁見できるのだから、“勝つコツ”を伝授してもらおうと意気込んで、あるとき先生に聞いてみました。

「先生、なぜあんなに勝つことができたんですか?」

 でも、先生の答えは

「いやねぇ、僕が練習や試合に行くでしょう。そうすると、やつら、やたら張り切るんですよ」。

 その後、何回同じ質問をしても、答えは同じだったのです。

 指導者は何によって指導するかと聞かれたら、私は“言葉”によって、と答えるでしょう。でも、「では、どんな言葉によってか」と聞かれたら、どうしますか。

スポーツにカツ29 001 ここで言う“言葉”とは、言い換えればコミュニケーションのことです。つまり、先の質問は、コーチは選手とどのようにコミュニケーションをとるべきか、と言い換えることができます。

『人間コミュニケーションの語用論』(P.ワツラウィックら 尾川丈一訳 二瓶社)には、コミュニケーションの公理、つまりコミュニケーション理論の出発点となる定義が5つ書かれています。

 そのひとつをご紹介すると、「すべての人間の行動はコミュニケーションである」です。

 これは、人間のコミュニケーションは、何も口に出すだけではなく、表情や行動にも現れる、ということなのです。もし、選手がコーチの話を横向いて聞いていたら、その二人にコミュニケーションは成立していると、皆さんは思いますか。このとき、選手はコーチの言葉に遠心的に拒否反応を示しているのです。

 また、同公理の2番目では「すべてのコミュニケーションは内容と関係の両面を持つ」とも言っています。つまり、同じ言葉が使われても、コミュニケーションをとっている相手との関係性で、相手が受け取る内容が変わってくるというのです。だれだって、知らない人に“バカ!”といわれたら、腹が立ちます。でも、恋人に“バカ”といわれたら、どうします? 私なら、慌てます。

 このように、コミュニケーションとは、相手との関係性と内容がカップリングして初めて成立するものなのです。選手との関係性を成立させずに、内容を押し付けても駄目だ、ということですね。

 私の先輩で、ラクビーの名監督は、ここに気づいたのだと思います。高嶋先生も、人は単なる言語指示では動かないよ、と言いたかったのだなぁと想ったとき、「どうですかねぇ、それは」と言って右の人差し指で頬を撫でながら、笑っている先生の顔が見えた気がしました。


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)


第3回関西アスレティックトレーナーフォーラム「体幹を体感」で、114号特集の西良浩一先生が「腰椎分離症の予防と治療~つくかつかないか?すべるかるべらないか?~」というタイトルで基調講演されます。弊誌特集副題と同じです。関心のある方はぜひご参加ください。

なお、この基調講演のほか、パネルディスカッション「体幹のトレーニング」が以下のパネリストで開催されます。

医師の立場から「体幹深部筋トレーニングの基礎~ワイヤ筋電解析結果より~」
金岡恒治(早稲田大学スポーツ科学学術院准教授)
理学療法士の立場から「腰痛と再発予防のトレーニング~競技特性と姿勢に着目して~」
貴志真也(角谷整形外科理学療法士、JASA-AT)
ATの立場から「世界で戦うための体幹づくり~女子柔道代表チームを例に~」
曽我部晋哉(甲南大学スポーツ・健康科学教育研究センター講師、JASA-AT)

特別講演は「最新の腰椎椎間板ヘルニアの治療」吉田宗人(和歌山県立医科大学整形外科学教授)。

日時
11月28日(土)10:00~17:00

会場
武庫川女子大学日下記念マルチメディア館(兵庫県西宮市)

参加資格
JASA-AT、一般(医師、理学療法士、柔道整復師、鍼灸・あんまマッサージ師、日体協公認スポーツ指導者)、ATを目指す学生トレーナー

参加料
JASA-AT3,000円、一般5,000円、学生2,000円

申込期間
11月1日(日)~25日(月)

問い合わせ
財団法人日本体育協会公認アスレティックトレーナー関西連絡会 担当:小柳
TEL&FAX:0798-45-9927
koya@mukogawa-u.ac.jp

ウインタースポーツシーズン

 春の訪れとともに始まった横浜開港150周年記念「開港博Y150」も秋の訪れと共に終了して早ひと月。横浜市民としては盛況のうちに終了! となってくれれば嬉しかったけど、私の知人は「そんなのやってたの? 知らなかった」と冷たい一言。まぁ、あんまり好評でなかったのは事実なんだけれど、新しく「象の鼻パーク」とかできて散歩するところが増えたし、山下公園や大さん橋なんかも整備されたりライトアップされたりでキレイになったし、地元人でありながら150年前から現在までの横浜の風景やら歴史やらを知る機会が増え、なおさら横浜が好きになった。

 山下公園から大さん橋、象の鼻パーク、赤レンガまでぶらぶら散歩するにはいい季節。来月にはクリスマスイルミネーションも始まるはず。

DVC00191.jpg そして、秋の訪れと共にやってきたのはウインタースポーツシーズン。冬季オリンピックが控えているのでフィギュアスケートやカーリングなど、オリンピック種目にマスコミの目は向きがちだけど、他にも楽しめるものがたくさん。

 そこで国内のリーグ戦に注目。

 4月から熱戦を繰り広げもうすぐプレーオフを迎えるのは、なでしこリーグ(女子サッカー)、HJL(男女ホッケー)、JSL(女子ソフトボール)。これらはウインタースポーツというよりこれが終わると「冬」って感じ。

 リーグ真っ最中で盛り上がっているのが、JBL(男子バスケ)、WJBL(女子バスケ)、トップリーグ(ラグビー)、JHL(ハンドボール)、AL(アイスホッケー)。

 これから開幕を迎えるのがVリーグ(男女バレー)。

 リーグ戦の良さは日本各地を転戦すること。実際に会場で生のプレーを観るって本当に楽しい。お気に入りの選手や、テレビや雑誌で見てた選手が目の前でプレーしたら子どもたちだけじゃなくて大人も楽しめるんじゃないかと。

 これら9つのリーグが加盟しているのが日本トップリーグ機構。ここでこれらの全ての試合日程を確認することができます。

 さっそくチェック!

写真は競技場で見つけた白いカエル。白カエルはこれから冬眠?



津田清美・日本体育協会公認アスレティックトレーナー


第60回東京肩を語る会

股関節鏡は肩関節鏡に景色がよく似ています。
操作は奥が深いため 股関節鏡の方が難易度が高い感がありますが、肩関節鏡を卓越したヒトはスムーズに 股関節鏡の手術ができると思います。

今回は病態と 股関節鏡の工夫、とくに股関節唇縫合術の手法、Pearl and Pitfallについてお話したいと思います。

肩関節を傷めるスポーツ選手は股関節が硬い場合や、傷んでいることがあります。

肩関節のスコピスト(関節鏡のスペシャリスト)で股関節に興味のあるかた。股関節痛の選手を診療しなければならない先生。
股関節痛で困っている方を一緒に勉強して、治しませんか?
*詳細は下記参照

内田宗志
産業医科大学整形外科 スポーツ関節鏡グループ
日本体育協会公認スポーツドクター




東京肩を語る会 (代表世話人 松戸病院整形外科 三笠元彦先生)

開催場所:エーザイ株式会社 別館 (地下鉄丸の内線 茗荷谷駅前)K406号 会議室

日時:10月26日月曜日、19:00~20:30     
    私の講演は 19:50~20:30を予定しております。

内容:
講演1「鎖骨骨折の治療」森石丈二先生(船橋整形外科 部長) 

講演2「アスリート股関節痛femoroacetabular impingement (股関節インピンジメント) に対する股関節鏡視下手術」 内田宗志(産業医科大学整形外科)
115号、予定どおり今月16日に入稿し、本日最後の校正(いわゆる黒焼き校正と色校正)。明日校了です。今月25日は日曜なので26日発売になります。

115号の特集は「そのエクササイズは正しいか? 機能解剖、新たな知見で語る新局面」と題し、以下の3つの記事で構成します。

1「機能解剖に基づく評価と運動療法-とくに膝の疾患について-」
  林典雄・中部学院大学
2「肩の新しい解剖知見に基づいた機能評価とエクササイズ」
  八木茂典・東京医科歯科大学
3「股関節の形態と運動-教科書どおりが正しいとは限らない-」
  建内宏重・京都大学

いずれも理学療法士の先生ですが、それぞれ別の視点から、共通した問題提起を行っておられます。
ゼッタイ、見逃せない特集です。お楽しみに!(清家輝文)
引き続き、第114号で開催しています、創刊20周年記念読者プレゼントを引き続きご案内させていただきます。

⑦Posture Pro ㈱オンザフィールド
オンザフィールドのコピー
 Posture Proは、腰・背中の張りや悪い姿勢によって引き起こされる腰痛・背痛を緩和させるセルフマッサージ器具。











⑧BULL JUST-ON アスレティックテープ ㈱ザオバ
ザオバ ブログ用
 ザオバオリジナル商品。ホワイトテープ、フレックスドライ、アンダーラップの3種類のラインナップ。今回の読者プレゼントでは、綿素材を使い、湿気の多い日本にあった多孔性にすぐれたホワイトテープ38mm/32巻入り1ケースをプレゼント。







⑨DVD付改訂版クリニカルマッサージ
 ㈱医道の日本社
カバー03-4C ブログ用
 発売以来、ロングセラーを重ねる『クリニカルマッサージ』がこの度改訂になりました。
写真とイラストを重ねた、見やすい図版はそのままに、各筋肉に「触診(パルペーション)」の項目が加わりました。さらに、160分もの長編DVDも付属されています。
人体解剖学とマッサージテクニックがシンプルに解説され、同時に理解できること間違いなし。このわかりやすさ、必読です!







⑩フレックスクッション&DVDセット サンテプラス㈱
01_p01.jpg
 相撲の股割りをヒントに開発。からだの硬い人でも骨盤を立てて、股関節周囲を楽にストレッチすることができる。複数の日本代表チームやプロ野球5球団などでも使われているグッズ。DVDとセットでプレゼント。




⑪腰痛X(クロス)ベルトⅠ ㈱D&M
D-9000 男性後-斜め ブログ 腰痛X(クロス)ベルトはこんな方にオススメです!
腰椎と骨盤のゆがみからくる腰痛に
特長/
①樹脂プレート:背筋を適度に圧迫刺激して背骨を安定させます
②新素材ライト・メッシュ:滑り落ち防止加工をした特殊メッシュ素材を採用しているので装着時のズレを防止します。また、通気性に優れているので長時間の使用も快適です。
③滑車の原理:滑車の原理により通常の約半分(当社比)できるので腕の負担が軽くなります。

⑫エミューマッサージオイル携帯用100ml ㈱ライジング
エミューマッサージオイル 製品画像ブログ用
オーストラリアに生息するエミューという鳥の皮下脂肪から抽出された、オーストラリア産100%天然ボディケアオイル。多くのトップアスリートからも親しまれています。







⑬DVD 膝関節のスポーツ外傷の予防――ACL損傷予防プログラムの実際 ジャパンライム㈱
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 スポーツ理学療法の分野で幅広く活躍中の浦辺幸夫氏(広島大学大学院保健学研究科教授)が指導・解説するDVD。「膝関節の構造とその外傷・障害」「ACL(膝前十字靱帯)の損傷とは」「ACL損傷が発生しやすい動作」そして10分間でできる損傷予防プログラムを紹介。バスケットボール、ハンドボールを取り上げてそれぞれ具体的なエクササイズを紹介しています。筋力・ジャンプ力養成にも役立つプログラムです。56分。


以上が、読者プレゼントの全プレゼント商品です。
応募方法は、第114号に出ておりますので、所定の内容をご記入のうえご応募下さい。

まだまだ、ご応募をお待ちしておりますので、よろしくお願いします。
弊誌で投球障害の連載中の能勢先生や、超音波画像診断の連載執筆者の先生も講師を務める「神楽坂スポーツ医学セミナー」の案内です。ぜひ、ご参加ください。

■神楽坂スポーツ医学セミナー
テーマ:成長期の投球肘障害
期日: 平成21年12月12日(土、14:00~19:00)、13日(日、9:00~17:00)
場所: 東京厚生年金病院 会議室・リハビリ室(JR飯田橋駅、徒歩5分)
(東京都新宿区津久戸町3−1、電話03-3269-8111)
参加費(12月13日の昼食代を含む):
医師(参加ハンズオン3種類) 30,000円
コメディカル(参加ハンズオン2種類)20,000円
一般(参加ハンズオン1種類) 10,000円
ゲスト講師:岩瀬毅信(国立病院機構徳島病院整形外科)
講師: 柏口新二、三嶋真爾、岡田知佐子(東京厚生年金病院整形外科)
松浦哲也、鈴江直人(徳島大学病院整形外科)
能勢康史(プロサーブ コンディショニングコーチ)
石崎一穂(東京厚生年金病院検査部)
西尾 進(徳島大学病院超音波センター)
主催:東京厚生年金病院整形外科   
運営事務局: アスリード株式会社
共催:スポーツサポート機構野球共育塾
協力: (株)リバランス、(株)リンバテック、 (株)GE横河メディカルシステム

プログラム
12月12日(土)14:00~19:00
講義1「勝つチームづくりと障害予防」能勢康史
「子どもの身体特性と障害-成長痛と骨軟骨障害-」柏口新二
講義2「運動連鎖からみた障害治療」三嶋真爾
「運動連鎖からみた動作指導」能勢康史
講義3
「肘関節の解剖と骨化成熟過程」鈴江直人
「野球肘の診断 成長期と成人期の障害」岩瀬毅信

12月13日(日)9:00~17:00
講義4「画像検査の選択」松浦哲也
「内上顆障害と離断性骨軟骨炎の保存療法」松浦哲也
「離断性骨軟骨炎の手術治療 選択と意義」柏口新二
講義&実技5「子どもの問診と診察」岩瀬毅信
講義6
「エコー検査の原理と方法」 石崎一穂
ハンズオン1
「肘エコー検査」(医師・コメディカル)
ハンズオン2
「肘関節鏡」(医師)
ハンズオン3
「投球動作の見方と指導」(医師・コメディカル・一般)

申し込み
ウェブサイトの申し込みフォームから。

スペシャルオリンピックスのカツ動

久米先生顔イラスト ブログ 「スペシャルオリンピックス(以下SO)」というのをご存じですか。オリンピックとは違うし、パラリンピックピックとも違います。これは知的発達障害者による世界規模のスポーツの祭典のことなのです。

 私がこの活動を知ったのは、つい最近のことです。ある朝、私はひとりの教員に声をかけられました。「先生、私の授業を受けている学生が、障害者のスポーツについて詳しく聞きたいと言っています。私では役不足なので、先生話を聞いてもらえませんか」

 障害者スポーツのことならば今夏に初級の障害者スポーツ指導員の研修会を本学で開いている実績もあるので、多少は質問に応じられるかと考え、この時は同僚のお願いを気軽に「ええ、良いですよ」と受けました。

 早速、その学生は仲間を連れて私の研究室にやってきました。

「先生、私はSOのスタッフなんです。そこで、この大学をお借りして、SOの大会を開きたと思っています。先生、お願いできますか?」

 学生の話は、そこからSOの話、現在の活動状況、過去に他大学で大会を開いた実績などに広がりました。でも、私の理解は、まだ初歩のところで留まったままだったのです。

「SOって、パラリンピックとは違うのですか?」

 後日、私はある本を手に入れました。「スペシャルオリンピックス」(遠藤雅子著 集英社新書)です。この本には、私の疑問に答えるすべてが書かれていました。

スポーツカツ28 001先ず、冒頭には「SOは1963年、故ジョン・F・ケネディ大統領の妹のユーニス・ケネディ・シュライバー夫人が自宅で開いた「デイキャンプ」から始まった」と書かれていました。そして、ケネディ家にも知的発達障害を持つ人がいたので、この活動を本格的に発展させることに尽力したとのことでした。そして、初めて国際大会開かれたのが1968年のシカゴ大会でした。活動を始めてわずか5年で国際大会開催に漕ぎつけるとは、米国の名門ケネディ家あってのことではないでしょうか。

 ところで、名称の「スペシャルオリンピックス」ですが、“オリンピック”を名乗れるようになったのは1988年からのことだそうです。当時のIOCのサラマンチ会長との間で合意がなされ、実現しました。気になるのは“スペシャル”の意味です。「ある日、修道院を訪れたユーニスは、院内の廊下の壁にかかっていた文字に目をやった。そこに書かれていたのは『Retarded children being SPECIAL to GOD』という文字であった」。日本語訳は皆さんにお任せしますが、ユーニスは、この「SPECIAL to GOD」という言葉に感銘し、“スペシャルオリンピックス”に決めたようです。

 この大会の成功の決め手は、参加者の数よりもボランティアの数だと、本書には書いてありました。“アスリート”と呼ばれる参加者たちは、この大会に出るために相当厳しいトレーニングをするそうです。これは、OSが知的発達障害者の完全社会参加を最終目標しているからこそなのです。そのためには、多くのコーチや大会協力者、そして周囲の良き理解者が最も必要と考えているようです。

「人間は、生理的早産の状態で生まれてくる」といったのは、A・ポルトマンです。彼は、この言葉で、群れることで無力な子孫を守ろうとする人間の特性を表現しようとしました。

 “群れ”が“村”になって、その後“社会”を形成した我々は、もう一度“群れる”大切さを、こういったボランティア活動から学ぶべきなのかもしれません。

 本学のSO活動は、11月22日(日)に始まります。


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)
武蔵野身体研究所を主宰されている矢田部英正先生から、ウェブサイト(「コルプス」)のリニユーアルのお知らせをいただきました。

「このたび「コルプス」のウェブサイトをリニューアルいたしました。
サイト上では「身体技法」と「物質文化(物づくり)」の研究部門を整理し、
それぞれが相互に機能し合う研究・創作活動を、今後も継続して展開できればと願っております。
「ワークショップ」日程はじめ、新着情報は「インフォメーション」にて
随時公開する予定です」とのことです。

すっきり見やすく、整理されています。ぜひ、一度ご覧ください(下記赤い文字をクリック)。

武蔵野身体研究所
180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町4-16-6
0422-22-7219 info@corpus.jp

もう、第114号の創刊20周年記念読者プレゼントにはご応募いただきましたでしょうか?

以前にもご案内したとおり、協賛会社様のご協力により、全10社計13点の読者プレゼントを現在誌面でご案内しております。

すでに多くの読者の方から、ご応募いただいておりますが、あらためて、どんな商品がプレゼントになっているか、協賛会社様からのコメントと合わせて、ご紹介させていただきます。

①ツインビートPro 
伊藤超短波㈱
TBpro ブログ用X(クロス)で効く!「より深く・より広く」筋肉を鍛える”4極干渉”!
EMS(電気的筋肉刺激)は、一定の周波数の電気で筋肉を刺激することにより、筋肉を効率よく動かし、筋肉中でエネルギーを消費して高い運動効果が得られます。ツインビートProは、業務用EMSマシーンの原理に基づいて中周波の電流を採用しています。中周波を互いに干渉させることによって電流をEMSに変換。筋肉レベルでEMSが生じることにより、EMSがより広い範囲の筋肉をしっかり捉え、効率よく鍛えます。



②骨ナビ2.01 スタンダード版(ソフト) ③筋ナビ1.01(ソフト) ④DVDジュニアアスリートが最初に行いたい筋力&パワートレーニング  (有)ラウンドフラット

honenavi2.01_jacket ブログ用.jpgkinnavi1.01_jacketブログ用Junior_jacketブログ用
 「骨ナビ」は、人体骨格標本を丸ごとPCでみることができるようになっており、3DCGで前後左右、思いのままに動かして骨格や骨の部位を観察できる。頭部の骨完全分割、全身の骨触診動画を収録したバージョンアップ版。
 「筋ナビ」は、全身の骨格筋がCGで見て学習できるソフト。顔の表情筋から体幹・上肢・下肢まで全身149の骨格筋を精密な3DCGで紹介するソフトウエア。
 「DVDジュニアアスリートが最初に行いたい筋力&パワートレーニング」は、永友憲治氏(日本競輪学校教官)が指導する、ジュニアのときだからこそ、しっかりと身につけたい筋力トレーニングを紹介。約60分。


⑤ウルトラアンクルX ⑥マルチアクション・ニーラップ5 マクダビッドジャパン㈱

ウルトラアンクル ブログ用419XX ブログ用
 「ウルトラアンクルX」は、ドクターとアスレチックトレーナーによって共同開発されたアンクルブレイス。ハードな固定力と動きやすさを両立。
 「マルチアクション・ニーラップ5」は、膝関節とお皿周辺をしっかりガードするラップタイプのサポーター。


今日の紹介は6点です。引き続き、明日、その他の読者プレゼント商品のご案内をさせていただきます。

お楽しみに! (田口久美子)
115号は、今月26日発売(25日が日曜なので)です。

現在、連載の編集は終わり、特集の大詰めです。中部学院大学の林典雄先生に膝を、東京医科歯科大学の八木茂典先生に肩、京都大学の建内宏重先生に股関節をテーマに機能解剖はじめ最新の知見から「そのエクササイズは正しいか?」と題して、取材した内容をまとめます。

テキストに書かれていることがいつまでも正しいとは限らない。新しい知見が出てくると、より正しいエクササイズあるいは、間違っていたエクササイズというものが出てきます。それらを膝、肩、股関節でみていきます。

図も多数収録します。お楽しみに!(清家輝文)
はじめまして、村上です

 この度、『月刊スポーツメディスン公式ブログ』を書かせていただくことになりましたトレーナーの村上博之と申します。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 陸上競技を中心にトレーナー活動を行なわせていただいております。

 自分自身も中学入学から大学卒業まで陸上部に所属しておりました。
今では残念ながらその面影はなく、代謝の悪さを感じる日々です。

 生まれは大阪、育ちも大阪ですが19歳から関東で暮らしているために、標準語訛りの大阪弁へと変化を遂げてしまいました。お陰で帰阪した際に友人からは必ず「キモイで、その大阪弁。大阪を捨てたな!?」と厳しいお叱りを受けます。

 自分では普通に喋ってるつもりなんやけどなぁ……。

 なんて感じで時々大阪弁を交えながら(無理矢理!?笑)ブログ記事を書かせていただこうと思っています。

 大阪訛りを文字にすると何とも変な感覚の文章になってしまうこともありますが、宜しくお願いいたします。


村上博之・(有)リニアート
満行まであと6日

 台風18号の勢いは凄かったですね。各地での被害がニュースで伝えられています。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

 以前、歩行禅のことをお話ししました。実はそれ以来、プチ歩行禅を続けております。毎朝5時に起きて歩き始めます。時には半分寝ながら歩いていることも・・・。すぐ近くの御室の山に八十八ヶ所という所があり、その途中まで行って帰るという行程です。

 『100日間はどんなことがあってもやり続ける。』という強い決意でやり始めたプチ歩行禅も後6日となりました。

 昨日も台風の中、行ってまいりました。正直言って怖かったですが、いろいろなことを言い訳にしてやらないことが多いので、思い切って行きました。

 さすがにいつも挨拶する八十八ヶ所の常連さんたちもいませんでした。

 山の中に入ると折れた木の枝が道にいっぱい転がっていました。風の音、木が大きく揺れる光景に自然の脅威を感じました。

 我々はこの自然の中に生きていて自分ではどうすることもできない大いなる力に育まれているということを改めて実感しました。

 やはり私たちはこの自然を守っていかなければならない。感謝の気持ちを持って自然と共存していかなければならないと感じました。


【環境に関する動画――Youtubeより】
子どもたちに遺す地球
伝説のスピーチ 環境サミット@リオ

ReCo代表 吉村直心

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ATのカッ藤

久米先生顔イラスト ブログアスレティック・トレーナー(以下AT)は、まだまだ新しい分野の職種です。私の(ウン十年前の)現役の頃には、ケガしても処置してくれる人などいませんでした。「ケガなんて、舐めときゃぁ治る」と言われた世代なのです。テーピングも、未だ日本に紹介され始めた頃です。本格的に毎日テーピングをする選手は皆無でした。それこそ、“そんなもの”していたら、「シャミ弾いてんじゃない!」と先輩に怒鳴られたでしょう。

 そういえば、今年の9月初旬に「関東甲信越不惑大会」というラクビーの大会に、学生トレーナーを連れてトレーナー・ステーションを設置した時のことです。“不惑”と銘打った大会だけに、参加者はみな40歳代以上の面々です。この大会の面白い所は、各年齢別にパンツの色が決まっているので、パンツを見ればだいたいの年齢がわかる所です。

キャンプ2009 010で、40代の方々がステーションで処置を受けていると、ちょうど通りかかった60・70代の先輩たちから「何甘っちょろい事をやってんだ!?」式の言葉が投げかけられることが再三ありました。もちろん、先ほどの「シャミ弾いてんじゃねぇ」式のからかい半分ですが、本心もチラリだったかもしれませんね。まだまだ、わが国のスポーツ根性論は健在です。

 高校生の大会にトレーナーとして出向くと、また違ったスポーツ根性論があるように感じます。選手がなかなかステーションに近寄らないのです。これには我々スタッフの努力が足りないことも十分考えられますが、とくにチームで行動している選手は、監督、コーチの目を気にしている向きもあるように思えます。

 足首を痛めた選手がステーションにやってきて、アイシング処置を受けていた時のことです。我々は、もちろんある一定時間ここでアイシングを続けるように指導したのですが、選手は監督の目が気になるようで、“ミーティングがある”と言い残して早々にステーションを離れて行ったのです。

 逆の話もあります。これは、私が指導しているクラブでの話です。

 今夏は、比較的過ごしやすい日が多かったように思えますが、練習となると別です。練習内容が密度を増せば増すほど、選手の疲労度は増して行きます。選手のなかには、こういった追い込まれ方に負けて、弱音を吐くものも出てきます。

 ある時こんなことがありました。選手がベンチに座っていたので「どうしたのか?」と聞くと、隣にいた学生トレーナーが「選手が気持ち悪いというので、休ませている」というのです。わたしはこの時、微妙な判定を強いられましたが、結局選手にはこう言いました。

「直ぐグラウンドに戻って、練習を再開しなさい」。
続けて、学生トレーナーには「なぜ休ませようと思ったのか」と聞きました。
彼は、こう言いました。「選手が休みたいと言ったので・・・」。

 ATが選手を診立てることは大変難しい、高等技術です。もちろん医学的に“診断する”というのではなく、今選手にしてやれる最良の方法は何か、を決定するという意味です。時には、明らかに応急処置が必要な場合もあります。しかし、この時でさえ、問診し、視診、触診した後、ケガの程度を評価する手順を踏んで処置するのが基本です。前述の例で言えば「選手が言ったので、その通りにしてやった」では、ATの存在意味がありません。 
       
 ATは、選手やチームにとって、監督・コーチと並んだ“客観的な”眼を持つスタッフでなくてはならないと、私は思います。時には、選手にとって冷徹な一言をかける勇気も要ります。また、時には監督やコーチに、選手起用を断念させる説得力も必要です。つまり、選手や監督・コーチを教育する手腕も求められるのです。でも、現状は・・・。

 ATの葛藤は、そのままATのアイデンティティ向上の一助になると、私は信じます。


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)
新潟国体

 今日の横浜、パッと強い日が差し明るくなったかと思うと、薄暗くなり、家がびりびりと揺れるほどの強風が吹いている。台風18号による被害が次々とテレビから流れてくる。橋の上で何台ものトラックが横倒しになっていたり、川だか水没した道路だかわからないようなところで車が水に浸かったままハザードランプが点滅している。

 東京では山手線が全線運休とテロップが流れる。妹は通勤で山手線を使っている。彼女はどうしているんだろう。妹は昨夜、明日の雨に備えてといって新しい長靴を買ってきた。最近は長靴とは言わずレインブーツと言う。若者の間では流行っている。確かに華奢な靴でビチョビチョになるより実用的である。が、今朝は雨はほとんど降っておらず強風のみ。真新しいブーツは役に立ったのかしら。

DVC00196.jpg ところで、先月26日から今月6日まで新潟国体が開催された。私はチーム川本をサポートするため陸上競技場へ。連日の雨天が予想されたが後半はなんとか好天に恵まれ無事に全競技が終了。国体は都道府県対抗なので、いつもは同じグラウンドで練習している仲間もそれぞれ出身地や登録地のユニフォームを着て試合に出ている。互いのユニフォームを色がいいとか悪いとか、デザインがどうとか貶し合ったりして楽しんでいる。

 陸上はサブトラックの周囲にテントが建てられ各都道府県に割り当てられる。ほとんどの都道府県は自前のテントを継ぎ足し、テーブルやイスはもちろん、卓上コンロやコーヒーメーカーなどをセッティング。まるでキャンプ状態。午前中はコーヒーのいい香りが漂い、お昼にはお弁当やらカップめんやらの匂い。その前で選手たちがスタートダッシュやハードルの練習をしている。

DVC00197.jpg 自県の選手が出場するときは手が空いている選手は応援に行く。トラックをぐるぐる回る中長距離種目のときは決まって応援団の一人が音頭をとりながら全員で唱和する。

「ゴーゴーレッツゴー翔太(選手の名前)、ゴーゴーレッツゴー翔太、負けるな翔太、頑張れ翔太、(せーの)翔太ファイト~!」という具合。

 短い距離でテンポが速いときは県名を連呼していたりする。ゴール前、接戦になれば絶叫。

 槍投げの女の子が「行きま~す!」と言うと、応援団から「は~い」という返事が返ってくる。応援の仕方も競技によってさまざま。これも競技をみる楽しみの一つかも。



津田清美・日本体育協会公認アスレティックトレーナー


好評を博しています超音波の画像診断に関する連載は、次回12回で一応終了となります。最終回は、神戸大学医学部麻酔科の朴先生に「インターベンション」をテーマに執筆していただきます。

少し間をあけて、この連載の第2弾も企画中です。超音波画像診断に不可欠な知識を提供しようというものです。

また、最初の12回の連載については、まとめて本にする予定もあります。詳細が決まりましたら、このブログでもお知らせしますので、ご期待ください。(清家輝文)