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         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.210(2019年5・6月合併号)←詳細&購入はここ!
210表紙
『特集 セラピストの手の使い方」
── 治療技術の向上のために
 
1.「肩関節疾患を診るうえでのセラピストの手の使い方」
勝木秀治・関東労災病院 中央リハビリテーション部理学療法士、専門理学療法士(運動器)東海大学医学部 基礎医学系生体構造機能学領域
 
2.「体幹、下肢のスポーツ障害への運動療法で大事なセラピストの手の使い方」
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)
理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長

3.「臨床動作促通法の紹介」──正しい動作に誘導するために
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科
 

昨日、掲載したシンポジウムですが、プログラムの最新版が届きましたので、差し替えます。参加料は無料です。

シンポジウム:「自発性の発現・物質プロセス」研究会主催
自発性は物質の相互作用の中でうまれる!?-こころが生まれるしくみを考える-

日程:2009年10月12日(月:休日・体育の日)
場所:東京大学山上会館

「最先端の学術を、人間自身の心身のとらえ方、自己制御、行動指針の改善に活かせないか?」
この思いを共にする研究者が文・理の垣根を越えた学際領域を立ち上げようとしています。自らの心身との付き合い方は個人の主体的判断に任されますが、その判断のための学術を集約する努力を始めようというのがこの学術領域の趣旨です。
iPS 細胞や遺伝子による治療が人間の運命を書き換える期待を集めています。これと並行して、日常的な生活の中で自らの心身とどのように付き合っていくかという生活習慣にも強い関心が寄せられています。これは人類を今なお悩ませる多くの疾病が、遺伝的素因だけでなく生活習慣から発症してくるからです。ここに言う疾病は高血圧や糖尿病といったいわゆる生活習慣病ばかりでなく、感染症から薬物依存、ギャンブル・ゲーム中毒といった社会病理に根ざした現象までも含みます。刹那的満足に走るか、地道な努力を積み上げるかもまさに生活習慣の違いと言えるからです.
そもそも生活習慣は生命体である人間自身の心身との付き合い方の問題です。文・哲・宗教学はこの心身との付き合い方に常に正面から向き合ってきました。社会・法・経済学はそうした人間たちが織りなす社会活動の中に人間自身を見てきました。自然科学は人間の心身能力を拡張する理知的道具を生成しながら、その拡張された能力が人類を破滅ではなく、繁栄に向かわせることを希求しています。なかでも生命理化学・脳科学・ロボット科学はヒト身体の生命科学的基盤・運動特性、脳の物質特性・稼働特性に注目しながら目覚ましい発展を遂げています。
このように各学術領域が発展・成熟してきているのに、その成果を人間の心身のとらえ方に活かす道筋を真摯に開拓する組織的活動がいまだに本格始動していないことが一種の過飽和状態を作っていると捉えます。人間の心身のとらえ方を中心に据えた新しい学際領域が、この過飽和状態に蔵された学術エネルギーを結晶させる種になるはずです。
我が国は世阿弥以来、世界にまれにみる意識的身体文化を育んできた長寿国です。この日本から「最後まで人間らしく生きる」ための学際領域を立ち上げようではありませんか。

来る10 月12 日(体育の日)に東京大学本郷キャンパス・山上会館でシンポジウムを開催します。人間の身体・脳が生み出す限りなく豊かな行動・運動・社会の基本原理を語り合おうと思います。ぜひご参加ください。

                                             平成21年9月30日
                                            研究会代表 跡見順子
■プログラム
第一部: 領域の構成と方法論
9:30-10:00 領域の全体構成 跡見順子・信原幸弘
10:00-10:30 領域構築と「ことば(論理・学)」による理解と人間科学
               ((科学)哲学・教育学・宗教学・高齢医学):
10:30-11:00 領域構築のための先端科学技術
              (ナノ・PET/MRI・生体電気・ロボット・網羅的分子解析):
11:00-12:00 {お弁当注文} お昼休み:科研申請者会議
     
第二部: 物質、細胞、脳・身体のダイナミクス
12:00-12:50 [特別講演1] 21世紀の先端科学技術と人間科学構築への期待
         意思決定と人間の自発性 坂上雅道(玉川大学 )
13:00-13:50 [特別講演2] 21世紀の先端科学技術と人間科学構築への期待
           生命の場と人間(仮題) 清水 博(東京大学名誉教授・「場の研究所」主宰)
(休憩13:50-14:00)
14:00-18:00 (講演) 人間の意志を生み出す自発性
14:00-14:40 脳・身体・環境と「こころ」
              信原幸弘(東京大学)
14:50-15:30 脳がうみだす「こころの世界」
           菊池吉晃(東京首都大学)
(休憩15:30-15:40)
15:40-16:20 運動を創発する分子相互作用と名取の階段
           竹森 重(東京慈恵医大)
16:20- 17:00 進化における生命体の設計戦略と人間の意志
          跡見順子(東京大学)
(休憩17:00-17:10)
17:10-18:00 総合討論:21世紀の先端科学技術と人間科学の原点
          坂上雅道・清水 博・信原幸弘・菊池吉晃・竹森 重・跡見順子
18:30-20:30 懇親会(会費1000円)

* 『生命を捉えなおす――生きている状態とは何か』(中央公論社 中公新書, 1990年)
* 『生命知としての場の論理――柳生新陰流に見る共創の理』(中央公論社 中公新書, 1996年)
* 『生命と場所――創造する生命の原理』(新装版, NTT出版, 1999年)
* 『場の思想』(東京大学出版会, 2003年)

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