スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.192(2017年7月号)←詳細&購入はここ!
SQ192.png 特集『特集 陸上短距離
──パフォーマンス向上とケガへの対応
 
1.「ランニング(短距離)による肉離れの疫学・治療・予防」
金子晴香・順天堂大学 整形外科・スポーツ診療科
        
2.「陸上競技選手のケガへの対応とコンディショニング」
伊藤由記子・治療院ミムラ
 
3.「陸上短距離選手のパフォーマンスとケガ」
――指導者としての見方、指導のポイント
苅部俊二・法政大学スポーツ健康学部教授、同大学陸上競技部監督、元400mH 日本記録保持者、日本陸上競技連盟オリンピック強化コーチ

カコミ「肉ばなれの経験」
──ケンブリッジ飛鳥選手(ナイキ)と伊藤由記子先生(治療院ミムラ)にきく

4.「ランニングのパフォーマンス向上と外傷・障害のメカニズムと対応①」
──歩行走行の基礎知識
川野哲英・医療法人昇英会はちすばクリニック

当編集部は本日で今年は終わります。1年間、弊誌とこの公式ブログをご愛読いただきありがとうございます。明年もくれぐれもよろしくお願いします。

報道されたとおり、出版界は12年連続前年割れということで、全体としても2兆円を割ったとか。一時期は3兆円近くあったので、約1兆円規模が小さくなっています。これには広告収入が入っていないので、出版業としてはさらに1兆円くらい少なくなっているかもしれません。

電子書籍・雑誌の波も押し寄せてきていますので、ますます厳しくなるかもしれないし、意外に活路があるかもしれません。

いずれにせよ、たいていの出版社は厳しい状況が一層厳しくなっているようです。しかし、そんななか、弊誌はかなり健闘しているほうです。改めて読者のみなさま、取材や執筆でご協力いただいている方々に御礼申し上げます。

「これで1000円なら安い」と言っていただけるよう、日々取材や編集に取り組んでいますが、まだまだ工夫できる余地はあると思います。ご意見、ご感想、ご批判など、このブログの「メールフォーム」あてにお寄せいただければさいわいです。

この公式ブログにも現在7名の方に「コラム」を執筆していただいています。来年もまだ増えると思いますので、ご愛読のほどよろしくお願いします。

12月のアクセスはやはり少なくなりますが、本日現在で、ユニークアクセスがほぼ5000、トータルアクセスが約9000になっています。最初のころに比べると雲泥の差で、多数の方に読んでいただけるようになり、嬉しい限りです。来年は、もっと増えるのではないかと期待しています。

雑誌は買ってないけど、ブログは読んでるよと言っていただく人もいらっしゃいますが、たまには買ってください(笑)。

では、みなさん、来年も日本のスポーツ界を盛り上げていきましょう。来年もよろしくお願いします。(清家輝文、田口久美子)
スポンサーサイト
SSO野球共育塾より、下記のセミナー案内が届きましたので、ご紹介します。

SSO野球共育塾in東北セミナー案内

 スポーツサポート機構(SSO:Sports Support Organization)は「日本のスポーツのあるべき姿を考え、コーチの資質を向上させるとともに、スポーツ環境の整備に寄与し社会に貢献していく」ことを目的に自発的に集まった有志による任意団体です。野球共育塾は野球に関わる方々の「学びの場」で、職種や立場を越えた集うのが特徴です。この会は野球選手に対応できる「プロの育成」と「現場と医療のネットワークづくり」が目的です。
 今回のセミナーでは「投球障害の対応と予防」をテーマに、投球障害の診断と治療のコンセプト及び予防や投球動作安定に必要なコンディショニングについて整理したいと思います。現場や臨床で活用できる内容にしたいと思いますので、ご参加下さいますよう案内申し上げます。(野球共育塾代表:能勢康史)

日時/2010年2月28日(日) 受付開始12:30 講習開始13:00

会場/松田病院エバーホール(仙台市泉区実沢字立田屋敷17-1 Tel:022-378-5666)

主催/スポーツサポート機構野球事業部

テーマ/投球障害の対応と予防ー投球動作と身体機能に着目して

内容/
12:30~  受付開始
13:00~14:30 山崎哲也:成人期野球肘の病態と治療方針ー競技復帰に必要な条件
14:40~15:40 小野秀俊:投球障害の身体機能のみかたー障害予防のコンディショニング
15:50~16:50 能勢康史:投球動作のみかたーパフォーマンス向上のトレーニグ
17:00~18:00 ディスカッション

講師/山崎哲也(横浜南共済病院整形外科医、横浜BSチームドクター)
     小野秀俊(松田病院理学療法士、東北福祉大学野球部トレーナー)
    能勢康史(プロサーブ代表、野球コンディショニングコーチ)

対象/野球の指導者・トレーナー、医療従事者、その他興味のある方(他競技も可)

会費/会費は以下の2通りです。いずれも当日会場にてお支払い下さい、学生も同額です。
 会員:5,000円(年会費2,000円を含む)、一般:4,000円
*会員(年会費2,000円、会期4/1~3/31)はメールでの情報配信があり、会員限定の勉強会に参加できます。

お申し込み方法/下記の事務局まで、メールにて「SSO野球共育塾参加希望」とし、名前、所属(チーム・学校名など)、連絡先電話番号、メールアドレスを記入の上ご予約下さい。当日参加も可能ですが会場準備などの都合上、できるだけ事前にお申し込み下さいますようお願い申します。

申し込み締切/2010年2月15日 午後6時までにお申し込み下さい。

事務局/町田純司(山形東高等学校)
E-mail:smachidaj@pref-yamagata.ed.jp
117号P.17のバックナンバーのページで、116号特集「もっと使える物理療法」の目次で、「2.スポーツ選手にみられる機能不全への物理的アプローチ」の先生のお名前が「宗田大」先生になっていますが、玉置龍也先生の誤りです。

所属も玉置先生のものです。訂正して、宗田先生、玉置先生にお詫びいたします。(清家輝文)

以下、改めて正しいものを掲載します。

116号
特集もっと使える物理療法

2.スポーツ選手にみられる機能不全への物理的アプローチ
玉置龍也・財団法人 横浜市体育協会 横浜市スポーツ医科学センター 整形診療科理学療法士
下記、ロルフィングのセミナー案内です。

1)ワークショップ Rolfingにおいて動きをどうとらえるか 
-トニックファンクション理論の紹介-

日時:2010年3月6日(土)10:00~13:00(9:30受付開始)
会場:フィジオセンター
講師:宮崎良子・菊盛有子 (公認ロルファー、ロルフムーブメントプラクティショナー)
概要:ロルフィングの簡単な紹介、トニックファンクションの紹介、講義と実技
募集人数:16名
対象:理学療法士
受講料金:6,000円

ロフィングセミナー
写真は前回のロルフィングセミナーの模様。

2)ワークショップ フィッシュボディー 魚になって考える
~身体の中に眠っている動きを探求しよう~

日時:2010年3月6日(土)14:30~17:30(14:00受付開始)
会場:フィジオセンター
講師:宮崎良子・菊盛有子 (公認ロルファー、ロルフムーブメントプラクティショナー)
概要:人の身体の中にある魚的な動きに注目することで、人としての動き、特に歩行にどのような影響があるのかを体験してみるもの。脊柱の動きに注目した講義と実技です。
募集人数:16名
対象:理学療法士
受講料金:6,000円

お申し込み方法:フィジオセンターウェブサイトのセミナーページよりお申し込みください。
下記セミナー案内をいただきましたので、掲載します。

■リアライン実践セミナー:コア編
【日程】2010年1月23日(土)~24日(日)
【概要】腰痛治療の実例供覧、リアラインコンセプトによる腰痛治療、骨盤・胸郭の評価とリアライン実技(評価と運動療法)、骨盤・胸郭のマニュアルリアライン、PTS(骨盤・胸郭スタビライゼーション)プログラム、評価と運動療法
【講師】 蒲田和芳(広島国際大学)
【会場】フィジオセンター   東京都港区虎ノ門3-7-14AMビル3F 
【お申し込み】フィジオセンターウェブサイトのセミナーページよりお申し込みください。
【講習費】18,000円(税込み)
【対象】理学療法士
【定員】30名
117号、今年最後の号が本日発売になりました。

詳細については、このサイトあるいは上の欄からご覧いただけます。

特集「筋収縮の謎-名取のスキンドファイバー、滑り説、57年モデル、そして現在-」については、竹森重先生のインタビューとともにまとめました。貴重な写真がたくさん掲載されています。

表紙の顕微鏡を覗いているのが名取先生です。

ぜひ、お求めいただき、筋生理学の醍醐味を満喫してください。
よろしくお願いします。(清家輝文)
誌面コラボブログ1:触覚ボールによるセルフコンディショニング『ヒザ編』

本誌で連載続編が始まった小谷さおりさんの「誌面コラボブログ」。誌面で紹介したものをさらに詳しく、写真などとともに解説します。本誌とともにご愛読ください。(清家輝文)
 

本誌12月25日発売の117号での連載、『続 膝OAのための「ヒザイタ改善エクササイズ」』に掲載中の『新セッティングエクササイズ』!
誌面ではイラストですが、セルフケアに大人気の触覚ボールを使い、写真で解説していきましょう。

1)痛み、膝音がない角度からスタート。
セッティングst2
足指を広げ触覚を包むようにつかむ →股関節・膝・つま先が蛇行しないよう転がしていく。
 
2)膝が伸びたら踵を押出す →次につま先を押出し戻してくる。
セッティングfin
股関節からでなく丹田から始まるイメージをして行うことがポイント。
足指、足底、踵、足首、膝、股関節と考察するポイントは多々ある種目です。

『自分のからだは自分でメンテナンス』
日本ヒザイタ改善普及会 会長
小谷さおり


カット

久米先生顔イラスト ブログ 今年もあと僅かになりました。今年、このコラムを読んでいただいた全ての皆さんに、この場をお借りしてお礼申し上げます。

 さて、12月初旬に「今年の漢字」一字が発表になりましたね。毎年恒例行事になった感がありますが、今年、清水寺の森清範貫主が特大の和紙に揮毫した文字は「新」でした。

 たしかに、我が国では新政権の誕生によって新しいトップが誕生しました。これは米国でも同じでしたね。これによって、新しい政治のあり方が議論を呼び起こしています。巷では、新インフルエンザが流行しました。これは、まだ過去形になっていません。

 スポーツ界ではイチロー選手がまた記録を塗り替えました。偉大な新記録の誕生です。そう言えば、この「今年の漢字」イベントの主催者である漢字能力検定協会の体制は、理事長以下“一新”されたと聞いているのですが、その後どうなっているのでしょうか。

 今年の「漢字一字」を選ぶとなると、いろいろと議論の余地があるように思えます。因みに、「新」の次は「薬」そして「政」の順だったそうです。

 では、漢字に限定されなければ、今年の一言はどんな言葉が良いと思いますか。私は「カット」を推します。賃金カット、ボーナスカット、人員カット、政府は仕分け作業で事業予算を大幅カット。どこを向いてもカット、カットの嵐です。「プラス」なんてところは、どこもありません。こんな世相では、結局プラス思考は難しいのでしょうか。

 なんだか、暗くなってきましてね。選んだ言葉を間違えたのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。“カット”の意味には、マイナス思考を想起するような意味ばかりが含まれているわけではないんです。

 例えば、スポーツで“カット”と言ったら、先ず相手チームのボールを奪いとる「パスカット」が思い浮かびます。ディフェンスから一瞬にしてオフェンスに代わる、いわばボールゲームに醍醐味を与える言葉です。優秀な選手であれば、誰でも積極的にこれを狙ってくるはずです。

 さらに、「カットを切る」と言ったら、相手を振り切る時に使う言葉ですよね。これも、猛然と相手陣地に切り込むような積極的な言葉です。この他にも、ボールをカットして打つと言えば自在にボールをコントロールして相手を翻弄し、自らのその後の展開を有利に進めるための大切なテクニックではありませんか。これもポジティブな言葉です。

 このように、スポーツで“カット”といったら、ひとつもネガティブな意味をもつものはありません。こんなにポジティブな言葉なのです。決して“切り取る”とか“止める”ではなく、むしろその後自らが有利に生きるために必要なテクニックのことなのです。

スポーツにカツ38 001 さぁ皆さんどうですか。少しは前向き思考になれましたか。何が来ようとどうなろうと、来年はカット、カットで切り返して、自分の有利な態勢に持って行きましょう。

 たしかに、真っすぐ走るよりは疲れます。周囲への視野も広くないとかえってロスする場合もあるでしょう。

 でも、何の工夫もなく、捕まるのが分かっているのに真っすぐ走るのは危険です。積極的にカットを切って、新しい走路を切り開きましょう。

 さて、僕にもそろそろ“カット!”の声がかかる時間です。読者のみなさん、また来年お目にかかります。

 皆さんがびっくりするようなカットな文章(?)をお届けしますよ。では、良いお年をお迎えください。
 


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)

沖縄にて

DVC00344.jpg ナチュリルと福島大の合宿で21日から沖縄に来てます。もう何回目かな・・・?いつもお世話になっているデイゴホテルも増改築が繰り返され、私が最初に来た頃の面影はない。でも、美味しいご飯、オーナーさんや従業員さんの気さくさや優しさは昔のまま。このホテルはプロ野球チームなどスポーツ関係者が多く利用している。

 練習場所は沖縄市営競技場。ここもいつも使っているところ。ここにいつも陸上クラブの子供たちが練習をしに来る。
 
 お兄さん・お姉さんと少し離れてちびっ子たち10人ほどががラダーを使ったドリルを始めた。その中でも先頭に立つお兄ちゃんは上手な足さばきでタカタカと進んでいく。ちびっ子も真似して進む。ちょっと難しくなるとお兄ちゃんが「できる? こうやるんだよ」と何度もちびっ子の前で見本を見せる。聞くと4年生が4人、3年生が1人、2年生が3人、1年生が1人。

 ラダーが終わるとお兄さんたちの隣でミニハードル。気づくと1年生が荷物の横に座り込んでいる。疲れて一休みしてるのか・・・と見ていると、ただ座っているだけじゃなくてちゃんとストレッチをしながらお兄さんたちの練習を見ている。この年頃にこうやって身体を動かすことを覚えたらきっとこの先も役に立つはず。この後、なんのスポーツをやっても上手くなりそうな気がする。

DVC00345.jpg 一生懸命ラダーをする子供たちを見ながら、自分たちが子供の頃は道路にロウで白い○を書き、ケンケン遊びをしたのを思い出していた。

 石を○の中に投げ入れそこまでケン(片足)パッ(両足)ケン、ケン、パッと跳んで行き、片足立ちのまま石を拾ってそのままケンパッを繰り返しながらスタート地点まで戻ってくる。途中で足を着いたら負けという遊び。だるまさんが転んだ、ハンカチ落し、手つなぎ鬼(私たちは”しゅうみ”と言った)、馬とび、ゴム跳び、ローラースケート・・・家の近所で友達と遊びながら自然と身体が鍛えられていたんだなと思う。

 今は家の前の道路でケンケンしたりゴム跳びをして遊ぶ子供の姿は見なくなったように思うのですが、皆さんの周りではどうですか?


津田清美・日本体育協会公認アスレティックトレーナー
標記の学会が下記のとおり開催されます。

■日本バレーボール学会 第15回記念大会 開催要項
会 期: 2010年3月27日(土)13:00~17:30, 28日(日)9:30~15:00
会 場: 文京学院大学女子中学校・高等学校
参加申し込み:学会ホームページから
内容:
テーマ「小学校・中学校および高等学校におけるバレーボールを考える」
●3月27日(土)
12:30~ 〈受付開始〉
13:00~13:10 〈開会の挨拶〉 学校法人文京学園 副理事長 島田昌和氏
13:15~14:15 〈特別記念講演〉@ジャシーホール
       「将来を見据えた組織運営のあり方と人材育成(仮称)」
        演者:民秋史也(株式会社モルテン代表取締役社長)
14:30~16:00 〈シンポジウム〉
        「小学校・中学校・高等学校におけるバレーボールの現状と問題点」
         司会: 小林宣彦(東京都立六郷工科高等学校)他1名
         演者: 関口 満(東京都中体連専門部長,豊島区立池袋中学校)
             並木清三 (東京都高体連女子バレーボール専門部,雙葉学園高等学校)
  清水直樹(文京学院大学女子中学校・高等学校)
他,小学生の指導者1名(立会アタッカーズ 山野辺氏 交渉中)

16:10~17:10 〈ワークショップ〉@ジャシーホール
       「ジャンパー膝とその予防方法」
        演者:福井勉氏 (文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科長)
17:15~17:45 〈総会〉 @ジャシーホール
18:00~19:30 〈懇親会〉@文京学院大学女子中学校・高等学校カフェテリア

●3月28日(日)
9:30~10:50 〈フォーラムA〉@体育館
       「小学校・中学校・高等学校バレーボール選手における障害とその予防」 (仮)
       コーディネーター:橋本吉登氏(寒川病院整形外科部長)
       話題提供者:板倉尚子(日本女子体育大学)
実技指導者:アスレティックトレーナー 5名
実   技:文京学院大学女子中学校・高等学校バレーボール部員
〈フォーラムB〉@教室
       「クラブチーム運営の課題と問題点等」
11:00~12:40 〈一般研究発表:ポスターセッション〉
13:30~15:30 〈オンコートレクチャー〉@体育館
       「小学校および中学校における系統的指導 ~コートディフェンスについて~」(仮)
        講師:吉田岳史(文京学院大学女子中学校)
        恩田亜由美(文京学院大学女子中学校)
        他,小学校指導者1名(立会アタッカーズ 山野辺氏 交渉中)
        モデルチーム:(文京学院大学女子中学校・高等学校バレーボール部員)
               (小学生チーム:立会アタッカーズ 交渉中)
 15:30~   〈閉会の挨拶〉
12月19日の土曜、東京大学医科学研究所1号館講堂で「日本のスポーツを強くするシンポジウム~スポーツ基本法立法を求め、スポーツ権の確立をめざして~」というシンポジウムがあった。主催は日本スポーツ法学会と第二東京弁護士会スポーツ法政策研究会(後援・日本弁護士連合会)。

シンポジストは、政府から鈴木寛・文部科学副大臣、国会議員として馳浩・衆議院議員、自由民主党、友近聡朗・参議院議員、民主党、研究者として浦川道太郎・早稲田大学、齋藤健司・筑波大学、市民として為末大・APF、プロ陸上競技選手、長塚智広・自転車選手、アテネ五輪銀メダリスト、後藤秀隆・医師、Jリーグ我那覇事件の元チームドクター、日本スポーツ仲裁機構から上柳敏郎・弁護士、同機構専務理事。

座長は、菅原哲朗・弁護士、スポーツ基本法立法研究専門委員会PT委員長、副座長は、望月浩一郎・弁護士、スポーツ基本法立法研究専門委員会PT副委員長。

来賓挨拶は、日弁連から酒井俊皓・日弁連業務改革委員会スポーツ・エンターテイメント法促進PT座長と、JOCから理事の河野一郎の各氏。

200名定員の会場は満席で、著名な顔ぶれも揃っていた。

前半はシンポジスト各氏がひとり10分ずつプレゼンし、後半はテーマを設定して議論となった。

詳細は次号で紹介する予定だが、これほど広い範囲から、しかも日本のスポーツを代表するような立場にある人が集まり、スポーツ基本法について議論の場を持ったことは大きなきっかけになるだろう。

テーマが多岐にわたり、発言者の立場もさまざまゆえ、まとまった議論になるにはまだ回を重ねなければいけないだろうと思われたが、「日本のスポーツ」を根本から考えるよい機会であった。

そこに「スポーツ基本法」がどう機能していくのか。鈴木副大臣は、「来年から具体的議論を始めたい」と語っていたが、どういう議論になるのか注目していきたい。(清家輝文)
子供のからだ全国会議 子どものからだと心連絡会議が主催する『第31回子どものからだと心・全国研究会議』が、12月12・13日に、日本体育大学世田谷キャンパスにて開催されました。

 そのときの様子は、月刊スポーツメディスンのNo.117で紹介しているので、そちらをご覧いただければと思うが、この全国研究会議では毎回特別講演としてさまざまな方をお呼びして講演を行っている。

 今回は、京都大学霊長類研究所准教授の友永雅己先生をお呼びして「チンパンジーの発達からみた子どものからだと心」というテーマでお話をうかがった。

 ヒトとチンパンジーは約600万年前に共通祖先から分岐したそうで、京都大学霊長類研究所では2000年からチンパンジーの認知発達研究プロジェクトが始められている。

 チンパンジーの能力の高さを実際の実験場面を動画でみながら説明いただき、大変興味深いお話が多く、時間が経つのもあっと言う間であった。

 ちなみに、白眼が表にみえているのはヒトだけなのだそうだ。
たとえば、バスケットの選手たちがガードの選手に対して視線をそらすと、それにつられてガードの選手のからだが動いてしまい、その瞬間に逆サイドから攻撃するという、眼でフェイントをかけるという場面があるが、チンパンジーなどは、視線だけで相手の動きを判断することは苦手とのこと。

 このフェイントができるのも、白眼が表に見えているため、黒眼が動いたことで判断するわけで、チンパンジーなど白眼が表に見えていない動物の場合は、あまり視線自体は体制に影響がないようである。

 また、今回の講演で、チンパンジーの能力の高さを人間の子どもたちどう活かすかという質問がフロアーからなされたが、友永氏は、チンパンジーからわかることは多いが、それを人間の子どもと比べて、チンパンジーの行動を人間の子どもに当てはめようと考えるのは、間違っていると話す。

 やはり、目の前の子どもをみて、個々に違う、その子どもにあった指導がなされないといけないのだ。当たり前のことだが、つい陥りやすいことだと思った次第である。

(田口久美子)
カツ、喝、葛?

久米先生顔イラスト ブログ 最初のカツは別として、タイトルの「喝」と「葛」のちょっとした違い、分かりますか?そう、字右下の「ヒ」と「人」のところが違うんです。他にも、「渇」や「褐」はやはり「ヒ」ですが、何故「葛飾区」の「葛」だけ「人」なのでしょうか。この疑問を投げかけたのは、12月9日付け読売新聞朝刊の社会面記事「気になる!」でした。

 答えは、戦前はどの字もみんな「人」で統一されていたそうですが、「発端は戦後に定められた当用漢字の見直し」の際に、「①手書きで書きやすい②できるだけ簡単にするーなどを基準に字を決めた経緯がある」なかで、「当用漢字に入った『掲』『渇』がまず『ヒ』に変わり、常用漢字で仲間入りした『喝』『褐』も『ヒ』に統一された」ということでした。では「葛」」は?取り残された感があります。記事には、前述した葛飾区もそうでしょうが、奈良県葛城市の困惑ぶりが紹介されていました。

 元々、「漢字は五、六世紀ころの日本にようやく広まり始めた文化的技術の一つである」と書いているのは「日本語をさかのぼる」(岩波新書)の著者大野晋氏です。そして、大野氏は「それ(漢字)は(当時の)一般の民衆には無縁のものであった。一般の民衆は、ただ発音だけを頼りに意思や事柄を伝達し合っていた。だから、同音の語は同一の語であり、一つの意味を表した」とも書いています。大野氏が本書の中で盛んに述べている“われわれ日本人の言葉に対する深いところの理解の仕方は、たぶんに身体感覚と密接に結びついている”という指摘は、傾聴に値すると思います。

 ところで、身体感覚を言葉で表現するという行為は、われわれスポーツ指導者にとっては専売特許ではないかと、私は思うのです。「バシ、と打てよ!」「「そこはトントン、と進まないと・・・」といった表現を、日頃の指導場面で多用している指導者は結構多いのではでしょうか。私などは「先ず、ここでバン! とお前が当たるだろ! そうすると、ここのコースがドカン! と空くわけだ! そこをバックがスゥーと抜けたらOKなんだよな」といった指導が日常です。これは、いわゆるオノマトペア(擬音語、擬態語)を多用しているわけですが、スポーツ場面のように、ただ事柄を伝えるだけでは不十分で、そこの力感やスピード感も同時に伝えていと感じている我々にとっては、このオノマトペアは誠に使い勝手の良い言葉なのです。

 ところが、このような身体感覚を言葉に色濃く乗せようとしている人々が、ほかにもいるのです。それは、現代の若者、とくに中高生たちです。

スポーツカツ37 001 「あふれる新語」(北原保雄編大修館書店)には、そんな身体感覚語とも言うべき斬新な言葉の数々が辞書の形式で並べられ、解説されています。たとえば「未恋人(みれんびと)」とは「まだ恋愛関係までいっていない二人のこと、「発恋(はつこい)」とは「走り出した恋」のこと、といった具合です。さらに、本書の帯には、「指恋(ゆびこい)」の文字もあって、「携帯でメールのやり取りを重ねるうちに恋愛関係に発展すること」と解説されていました。

 それにしても、何と感受性豊かな、清々しい言い換えでしょうか。本物よりも意が強く感じられ、現実感が持てると感じているのは私だけですか。若い選手の指導には、こんな感覚の言葉が適切なのかもしれません。

 ところで、みなさん。
「コーチ! 俺、今度のゲームはバリ、ガチります。他のみんなも鬼強(おにつよ)なんスよ。だから、絶対練習アベりませんので、よろしくお願いします!」って言われたらどうします? 

 選手の気持ち、わかってやって下さいね。


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)


弊誌の特集で取材させていただいたことのある国立スポーツ科学センターの高嶋直美さんが本を出されました。
ランナーの体幹エクササイズ表紙
『トップ選手も実践 ランナーの体幹エクササイズ』(ランナーズ社、1575円)

理学療法士で、ご本人もマラソンランナーです。

ただし通販のみの販売で、申込みはフリーダイヤル0120-177285まで。

(月)からの(金)9時30分~17時30分土日祝日は休業

または、このサイトからでも購入可です。

いつもご覧いただきありがとうございます。

この公式ブログのコラム執筆者がこれからまだまだ増えていく予定です。

まず、年内に小谷さおりさんのページがスタートの予定です。連載に合わせて、さらに情報を追加していただくなど、期待できそうです。

連載執筆者としては山田ゆかりさんにもお願いしています。まだまだ幅広い分野から参加していただくよう交渉中。

来年は、このブログ、さらに賑やかになる予定です。

「こういう内容で書いてみたい!」という方、いらっしゃいましたら、ご遠慮なく連絡してください。ブログなので、堅苦しく考えないでください。では、よろしく!(清家輝文)
神楽坂スポーツ医学セミナー

DVC00327.jpg  12月12、13日はスポーツメディスン公式ブログで紹介されていた神楽坂スポーツ医学セミナーに参加してきた。今回のテーマは「成長期の投球肘障害」。

 私は週1回、横浜総合病院のリハビリ室で仕事をしている。ここでは今回のセミナーの講師でもある能勢氏と一緒に仕事をしている関係で、野球少年や青年が診察やリハビリにやってくる。私も治療やリハビリのお手伝いをしているが、トレーナー生活23年といえどもこれまで野球選手のケアをしたのは1~2回。

 肩関節の障害はバスケットでもなくはないけれど、肘関節は肩関節より聞かない。たまにアクシデントで肘関節内側靱帯損傷に出会うことはあるけれど、肘関節の障害なんて聞いたことがない。

 ということで、「投球障害」とか「肩・肘」とか「野球」そのものを勉強しなきゃ! という思いでこのセミナーに参加することに決めた訳である。2日間たっぷり「成長期の肘障害」そして「野球」に浸ることができたし、バスケット界・陸上界では出会うことがなかった多くの先生方と面識を持つことができた。これは大収穫。

 このセミナーはドクター、コメディカル、一般の3つに分類されていて、ネームカードホルダーの色が違うので、誰がドクターかコメディカルかすぐわかる。見渡してみると緑色のドクターカラーも結構多い。熱心だなと思う。

 次に気がついた。初日、女性の受講者は私だけ。バスケットや陸上なら男女比はあまり気にならないのに。野球って男性社会なんだ。能勢氏によると社会人野球に女性トレーナーが居たことはあるけれど今はいなかも。それに野球少年が病院へ行くとき付き添っているのはお母さんだから、女性のほうが話しやすいんじゃないか。

 子どもだって怖いおじさんより優しいお姉さん(これは私のことじゃありません)のほうがいいだろうとのこと。そうか。頑張ろう。


津田清美・日本体育協会公認アスレティックトレーナー
117号、先ほど無事入稿しました。

特集の竹森先生と今日だけでメールのやりとりを往復で40回以上。図の修正、作成なども含め、文章の修正などを繰り返しました。

ある図が今ひとつ満足できていなくて、しかし材料がこれしかないからしょうがないかと思っていたら、そういう切羽詰まった状況でも、竹森先生が、しっかり、図を作成、このほうがいいと送っていただいた。嬉しいですね。

時間に追われている中、ベストを尽くす。「月刊誌の編集」という限られた時間での仕事なので、最高ではなくとも最良を目指す。そうして、エネルギーを集中してこそ、いいものができるように思います。制限があったほうが、むしろそうしやすいとでも言うか。

印刷屋さんに最終データを渡したら、突如眠気が襲ってきました。

というわけで、竹森先生のおかげでとてもいい特集になりました。「筋収縮の謎」、ぜひ読んでいただけますように。また、読後の感想を送っていただけるととても嬉しく思います。今月25日発売です。よろしくお願いします。(清家輝文)
第6回乳酸研究会開催のお知らせが届きましたので、ご紹介させていただきます。


第6回乳酸研究会

 今回は血中乳酸濃度測定を役立てている先生方にお話しいただきます。競技関係ではモーグルスキー、水泳、自転車で、日本から世界への視点をお持ちの方々です。また臨床での血中乳酸濃度の利用についてもお願いしました。乳酸を通して競技と臨床との共通点や相違点が明確になるかと思います。これまでと会場が異なり、駒場キャンパス東の数理科学研究棟ですのでご注意下さい。

日時/平成22年2月13日(土)13時30分より

場所/東京大学教養学部数理科学研究科棟大講義室(井の頭線駒場東大前下車、正門から右方向)

協賛/ピューラック・ジャパン株式会社、アークレイ株式会社

参加費/無料
事前申し込みは不要ですが、可能な方はsport@arkray.co.jpまでお申し込みいただくと、受付であまりお待ちいただかずに通れます。

内容/
「血中乳酸濃度をどう活かすか」八田秀雄(東京大学大学院総合文化研究科)

「モーグルナショナルチームにおけるトリノからバンクーバーまでの取り組み―基礎体力の向上を目指して」 伊藤穣(JOCナショナルトレーニングセンター)

「競泳の現場における乳酸測定について」吉村豊(中央大学理工学部)

「自転車ロード競技現場における、定量的アプローチによる選手強化の試み」柿木克之(BlueWych合同会社)

「臨床現場での血中乳酸濃度測定の応用―心臓病患者を中心として」牧田茂(埼玉医科大学国際医療センター)

懇親会/17時30分より 生協3F駒場交流ラウンジ (参加費1000円)

問い合わせ/
東京大学大学院総合文化研究科 八田秀雄 
FAX.03-5454-4317
E-mail:hatta@idaten.c.u-tokyo.ac.jp

◆数理科学研究科棟の行き方
駒場東大前を下車し、渋谷よりの出口を出ると正面にあるのが正門です。
正門入ってから右方向に進み、イタリアントマトに突き当たったら右へ行くと左に見えてくる建物が数理科学棟です。あるいは正門を通らずに正門前からバレーコートに沿って右に進み、梅林を左へ。右に見えてくる建物です。どちらにしても駅から3分かかりません。
大講義室は数理科学棟玄関入ってから左に進み、階段を下りて下さい。
下記、案内をいただきましたので、掲載します。

■運動指導士向け「入門!心臓リハビリテーションの運動指導」
心臓リハビリテーションにおける、維持期、慢性期では有酸素運動やレジスタンストレーニングを継続して行うことが重要です。

テーマ:「維持期、慢性期における運動指導の実技と理論」

日時:2010年1月29日(金)15:30~17:00

会場:ラフォーレ東京フィットネスサロン(東京都品川区)

講師:鈴木佐和子(心臓リハビリテーション指導士 健康運動指導士 ACSM HFI)

受講料:各3,150円

定員:10名

問い合わせ:E-メールのみ s.suzuki@sports-pro.jp スポーツプログラムス 鈴木まで 

「迷い」と「悟り」

先日、ある高校生から相談を受けました。『腰痛がなかなか良くならないのでクラブを辞めたい……』ということでした。

自分自身がまたみんなと同じように競技に復帰できるイメージが湧かず、『多分すぐ痛みが出てくるだろう』とか『どうせ無理……。』といったマイナスな考えに囚(とら)われていました。一番大切なのは、自分がやってきたその競技がやりたいのかやりたくないのか……? 我のことやそれにまつわる全ての不安を一度とっぱらって、そのコアの部分を自問自答する必要があるでしょう。悩みや不安が幾重にも折り重なって自分が本当にやりたいことが見えなくなる時もあります。本当にいま辞めて後悔しないのか……? 怪我に対してできる限りのことはしたのか……? 現実から逃げていないか?

怪我が長引くとその出口が見つからなくなる時もあります。でも私はその出口は必ずあると思います。たとえ競技に復帰できなかったとしても、悩みながら苦しみながら歩んでいけば、きっと新しい道につながる出口が見つかるでしょう。

私はその悩みや苦しみを共に感じながらできる限り共に歩んでいこうと思っています(これは私がサポートしている「げんき整骨院」のスローガンでもあります。

角窓は『迷いの窓』、丸窓は『悟りの窓』と呼ばれている窓が京都鷹峯(たかがみね)の源光庵にあります。右の『迷いの窓』は煩悩に翻弄(ほんろう)された人の生き方を象徴する窓で、この前に座り、己を見つめ「自問自答」する窓です。この世の悩み、苦しみから逃れることのできない「生老病死(しょうろうびょうし)」を表わしています。そして左の『悟りの窓』でお釈迦さんの説かれた真理を体感するのです。

源光庵窓

円窓(えんそう)は禅の世界では「円通」、すなわち途絶えることなく大宇宙へと続いているのです。そしてそこに座して、己に問うたとき、己の小ささを体感するのです。欲望や我欲に結びついた己をすて、真実を求め、内面を探求し、そこから大自然と一体になる己に目覚め、悟りの境地へといたります。

迷いや苦悩……人生には苦しいことの方が多いかもしれません。『迷い』があるから『悟り』がある。己を見つめ直し、清廉なこころを取り戻すには源光庵は絶好の場所かもしれません。

ReCo代表 吉村直心
年内発行の117号特集「筋収縮の謎-名取のスキンドファイバー、滑り説、57年モデル、そして現在-」は明日入稿です。

これまでの特集でもエコー像を動画で示したいと思いましたし、今回の名取のスキンドファイバーに電気刺激を与えたときに、ビクビクと動く画像などやはり動画の驚きは誌面では出せないなと痛感しています。

今後、この公式ブログなどで、動画をお見せすることができないか考えてみます。著作権の関係があり、ネット上に流すと、どこでどう使われるかわからないという問題がありますので、なかなかむずかしいのですが、何か方法はありそうです。

そんなことも考えつつ、明日の入稿にむけて頑張っています。(清家輝文)
117号の特集は「筋収縮の謎」としました。

東京慈恵会医科大学の竹森重先生に、ハクスレーの滑り説、名取のスキンファイバー、57年モデルなどの話を詳しく聞き、その後竹森先生の現在の研究テーマを紹介していただきます。

アクチン、ミオシンの構造までわかり、第3のフィラメント、コネクチン(タイチン)も発見され、筋収縮の仕組みはすべてわかるだろうと思われたのが、実際には…。

日本が世界に誇る筋生理学の歩みともに、生理学の醍醐味も含め、筋収縮の謎に迫ります。ご期待ください。(清家輝文)
下記の日程で、高齢者スポーツ指導法講習が開催されますので、ご紹介します。


高齢者スポーツ指導法講習

日程/2010年2月3日(水)、10日(水)

時間/19:00~20:30

会場/東京体育館 第一会議室(東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1)

内容/「健康づくり運動」
*健康運動指導士および健康運動実践指導者の登録更新(実習3単位)認定

講師/小室史恵(財団法人栃木県健康倶楽部 企業・市町村サポートリーダー)

参加費/2,000円

定員/50名(要予約)

申し込み/スマイルスポーツ事業センター
フリーダイヤル:0120-612-001
ケータイ・PHS:03-5474-2150
インターネット予約は、ココをクリック

問い合わせ/財団法人東京都スポーツ文化事業団
TEL:03-5474-2165
FAX:03-5474-0145
saitou-kazuomi@tef.or.jp
下記、案内をいただきましたので、掲載します。

■第7回阪急アメフト・トレーナー研修会のご案内
日時:平成22年1月24日(日)
    13:00~17:00
場所:若竹公民館 第2、3集合室(2F)
    西宮市西福町15番12号
    JR西宮駅北側出口から北東へ徒歩5分
    阪急西宮北口駅南側出口から南西へ徒歩15分
対象:これからトレーナーを目指している人
内容:スポーツ現場に必要な実践テクニック
定員:50名 ■要予約
連絡先:sasa.onishi@amethyst.broba.cc
     大西接骨院まで
参加費:3,000円

●1部 阪急トレーナー発表会(13:00~14:50)
①2009年度阪急アメフト傷害報告 高橋健太氏
  小林トレーナー企画
②スポーツ障害に対するテーピング処置 大西一昭 
  阪急アメフト部ヘッドトレーナー

●2部 特別講演(15:00~16:45) 
テーマ 「スポーツ現場に役立つスポーツテーピング
     こんな時、どうする?」
講師 元松下電工アメフト部ヘッドトレーナー
    大阪教育大学、各専門学校の非常勤講師
    Sports Medicine Team-Takao(株)代表役
    今柳田 剛生先生

カツ達な女性(ひと)

久米先生顔イラスト ブログ 先週、ひとりの女性が亡くなりました。享年100歳でした。

 その女性は、私の大学の先輩です。とはいえ、もちろん彼女とは卒業後の同窓会を通して知り合いとなりました。幾度となくお会いする機会を得て、いつしか彼女の明るい笑顔と張りのある声、そしてなによりメリハリの利いた闊達な物言いに、私は一種の安心感を覚えながら、彼女の話を傍らで聞いていた記憶があります。

 彼女は、明治42年6月10日に、香川県高松市で4人姉妹の末っ子として生まれました。ご自身が書いた「渡部瑞枝随筆集」(非売品)によれば、父親は、旧松平藩の槍の指南役の末裔であったそうです。

スポーツのカツ 12.11  母親は大変躾に厳しく、これからの女性は自分のように手に職がないと苦労するので、しっかりと職を持って自立するべきという信念を、強く彼女にも教えたようです。そして、この母親の信念は、先ず上の姉が実行に移しました。姉は香川県の小豆島で教員生活を始めたのです。ところが、この姉の赴任先に彼女もついて行くように母親は求めたのです。唯の旅行ではありません。姉のお目付け役として、彼女も小豆島の学校に転校することになりました。

 ここから、姉と二人三脚の生活が始まります。この時の話は彼女から直接聞いたことがあります。彼女は、困り顔を作りながら、「どうも、母親は私より姉の方が心配で仕方がなかったようなのよ」と半分笑っておられました。2年後、姉が教員義務年限を終わると、再び二人して高松市に舞い戻ります。ここで、小学校の教師の職を得た姉は、当時国内で盛んに行われるようになってきた体育活動に、次第にのめり込んでいくのです。

 当然、“付き添う役”の彼女も同行することになりました。当時はスウェーデン体操や、ドイツの器械体操、そして、デンマーク体操が最新の流行としてもやされていたようで、教師をしていた姉とともに、夏休み返上でこれらの講習会に参加していたようです。

 その時の様子を「(中略)会場に近い時は二人分のお弁当を作って貰って女学生の私は邪魔にならないところで見ていた」と書いています。女学生が講習を受けにくること自体が、珍しいことだったのでしょう。しかし、「これでやがて私も女学校の体育教師になりたいという希望が固まったようである」と書いています。彼女の心に、今後一生涯燃え続けることになる小さな炎が灯された瞬間でした。

 この炎は、昭和2年に日本体育会体操学校(現日本体育大学)女子部入学で、一段とその輝きを増します。新校舎への移転と重なったこの時期は、彼女にとっても艱難辛苦の連続であったようですが、そこは持ち前の気丈夫で乗り切り、卒業後は半生世紀以上に渡り、新しい女子体育の道筋を先導していったのです。

「60,70鼻垂れ小僧、80,90でお迎え来たら、10年早いと追い返せ、って言うのよ」と、よく彼女が口癖にしていたことを思い出します。その他にも、「腹八分、くよくよするな、無理するな、お洒落忘れず毎日歩け」や「(周りがそうだからと言いて)義理で年取るな」、「ため息は命を削るカンナかな」等、彼女が自らの座右の銘とした言葉は数多く残されています。どの言葉を取っても、彼女の生き様と重なって、煌々と輝いて見えます。

 先生、本当に長い道のり、お疲れ様でした。本当にご苦労さまでした。そして、最後に、僭越ですが先生、天寿全うされたこと、心より祝福申し上げたと思います。おめでとうございます。合掌。


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)

1st FIBA ASIA U-16WOMEN CHAMPIONSIHP

DVC00283.jpg 1st FIBA ASIA U-16WOMEN CHAMPIONSIHPは無事終了。日本は2位に入り来年の世界選手権出場権を獲得しました。試合結果や生活の様子はJBAホームページに詳しく掲載されているのでそちらをご覧ください。

U16女子日本代表は本当によく頑張ったと思う。最後、決勝の相手は中国。中国には身長190cm以上の選手が12人中4人。平均身長はかなり日本より大きい。ヘッドコーチは正直なところ大敗も覚悟していたらしいけど、蓋を開けてみれば第3ピリオドまでは1点を争う好ゲーム。最後は日本チームが力尽きた形で終了。

 第4ピリオド。残り時間が少なくなるなか、10点以上点差がつき日本の敗戦が色濃くなった。タイムアウトでベンチに戻ってきた一人の選手の目に涙。

「まだ終わってない。諦めるな!お前は戦う戦士なんだ!」そう言ってヘッドコーチは彼女を再びコートへ送り出した。次のタイムアウトで彼女は交代。ベンチに戻ってきた。が、落ち込んだ様子でベンチの端っこに座りうなだれている。ほぼ敗戦が決まったなかで頑張る仲間に声援を送ることもない。こらこら、自分の代わりに一生懸命最後まで戦っている仲間がいるんだぞ。しっかり応援しなきゃ。彼女もそして仲間たちも、こうやっていろんな経験をして心も体も成長するんだな。

 大会期間中、私たちと同じフロアにはチャイニーズ台北が泊まっていた。最初の頃はお互い静かにしていたけれど、大会が進むにつれ選手間でちょっとづつ会話が始まり、写真を取り合ったりアドレスを交換するほどの仲良しに。

 その他の国ともどんどん会話する。会話と言っても互いに英語が不得意な時もある。でもそんなことはおかまいなし。なんだか通じ合うらしいし、ただ横に座っているだけ。なんて時もある。U16世代のロビー外交は実にほのぼのとしていた。

DVC00309.jpg 写真は開会式の様子とホテルの部屋から見える朝日。インドの朝はいつもガスがかかっていて、建物がガスに埋もれている感じ。


津田清美・日本体育協会公認アスレティックトレーナー
FTEX野球班第5回講習会が下記の内容で開催されます。
ご興味のある方はお早めにお申し込みください。


FTEX野球班第5回講習会

 FTEX野球班(FTEX野球班)では大阪にて、講習会を開催することになりました。FTEX野球班の当面の課題は投球障害の対応について整理していくことで、その内容は野球肩、野球肘、投球動作、競技復帰と再発防止の4つの柱になります。
 今回のテーマは「投球動作のメカニズム-動作のみかたとアプローチ」とし、立場の異なる3名の専門家による講習で。投球障害での対応では投球動作へのアプローチが必要であるとの認識は広まっていますが、動作への理解は容易ではないと思います。そこで投球動作のどこに着眼しどのようにアプローチをすれば良いかについて整理をしたいと思います。日常の臨床や指導現場で役立ち、野球選手の活動環境の向上に貢献できるような内容にしたいと考えておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

テーマ/投球動作のメカニズム――動作のみかたアプローチ

開催日/2010年2月21日(日) 午後12時(受付開始)~午後5時30分

会場/柏友会 楠葉病院 二階理学療法室(大阪府枚方市楠葉花園町)

主催/FTEX Institute

プログラム/
12:00~    受付開始
12:30~13:30 中村康雄「投球動作のメカニズム-バイオメカニクス研究で分かったこと」
13:40~14:40 宮下浩二「投球動作に及ぼす関節機能低下の影響ー動作修正のためのFTEX            アプローチの具体例」
14:50~15:50 能勢康史「投球パフォーマンス向上のアプローチー動作と身体機能の関係」
16:00~17:00 フリーディスカッション「投球動作」
18:00~20:00 懇親会

講師/
・中村康雄(同志社大学スポーツ健康科学部准教授):バイオメカニクス研究に携わり、子どもからプロ野球選手まで多くの投球動作解析を行う

・宮下浩二(中部大学生命健康科学研究所):理学療法士、プロ野球や社会人チームでの活動経験もあり、現在、高校野球のサポートも行う

・能勢康史(プロサーブ代表):野球コンディショニングコーチとして活動し、社会人・大学・高校の野球チームや医療機関で野球選手に対応。


対象/理学療法士・柔整師・トレーナーなど

参加費/FTEX会員5,000円、会員外8,000円

申し込み方法/下記の連絡先まで、E-mailかfaxにて「FTEX野球班講習会受講希望」と書き、名前、所属・立場(PTなど)、住所、連絡先電話番号、懇親会への参加の有無を記入のうえ、お申し込みください。確認後会費振込先などをお送り致します。当日参加も受付けますが、会費が2,000円割り増しになりますので予めご了承下さい。

事前受付締切/2010年2月15日、18時まで

事務局/柏友会 楠葉病院 担当:山口剛司
E-Mail kansai@ftex.org
FAX   072-809-2121
標記のセミナー(11月5日に本ブログにアップ)について、参加された方からメールをいただきましたので、ご本人の許可を得て掲載します。高橋先生に一度この「脳脊髄液減少症」について取材させていただきたいものです。(清家輝文)


先日ご紹介しました、脳脊髄液減少症の、高橋浩一先生のセミナーに先週の土曜日行って来ました。
先日はブログにてご紹介頂きまして有り難うございます。

今回は市川市の保育士さんや、遠方から患者さん自身も、あの大雨の中、1時間に1本しかバスが無いようなところにたくさんの方が集まってこられて、とても熱意を感じました。

今回は子供の症例が中心の報告でしたので、特に涙が止まらなくなってしまいました。
理解してもらえない。それが早くに治療に入れば、完治する率が物凄く高いのです。
その原因がなんと交通事故やスポーツだけでは無いのです。プラスバンドが原因の報告もありました。
実に悲しいかな病院や学校では中々理解されず、精神的なものと判断されることが多いそうです。

私が思ったのは学校・医療関係者は勿論ですが、スポーツ指導に関わる方々や特に協会や団体の方々などにこそ、このような病気があることを是非知っていてほしいなと思いました。

実はご存知でしょうかアメリカンフットボール市民クラブチーム「吹田マーヴィンズ」を立ち上げた元野 勝弘氏も実は脳脊髄液減少症だったそうです。

最後に高橋浩一先生のブログをご紹介致します。

日本トレーニング指導者協会(JATI)から、標記講習会の案内をいただきましたので、掲載します。


当講習会は、これまでにトレーニングの指導に関する資格を取得した方を対象に、「トレーニング指導者」に必要な知識や指針を1日の講習会で学び、本協会認定「トレーニング指導者(JATI-ATI)」資格を授与する特別認定です。

このたび、多くの方々のご要望にお応えし、急遽追加での開催が決定いたしました。

2007年度より実施した当講習会は、下記の開催が最終となります。

■既存資格保有者対象特別認定
◆日程
・福 岡会場:2010年2月13日(土)
・北海道会場:2010年2月20日(土)
・名古屋会場:2010年3月20日(土)
・東 京会場:2010年3月27日(土)

◆定員:各会場先着100名予定(定員に達し次第,締め切ります)

◆受講料・資格管理費(各税込)
・受講料:21,000円
・特別資格管理費:52,500(一括もしくは1年ごと10,500円×5年)

◆申請条件
1.JATI個人正会員であること
2.保有資格及び経歴
  下記の資格を現在保有している方。
  保有資格が有効期限外である場合には、申請書類送付日以前、
  3年以上のトレーニング(運動)指導に従事した経験があること。
・健康運動指導士
・日本体育協会公認スポーツプログラマー
・NSCA認定CSCS
・NSCA認定CPT

◆時間割
12:00~12:55 受付
13:00~14:00 講義「日本トレーニング指導者協会の活動とトレーニング指導者の役割」         
14:10~15:10 講義「トレーニング計画の立案」
15:20~16:20 講義「トレーニング指導のための測定と評価」
16:20~16:30 事務連絡
※時間は会場によって若干変更の可能性もございます

◆申し込み・問い合わせ先
JATIオフィシャルサイト 
Tel:03-3868-0213 Mail: info@jati.jp

能勢康史氏による連載「続・投球障害の予防と対応」が次号117号で最終回になります。

連載のみならず、各地で医療従事者と野球指導者、その他関連の科学者等とのネットワークづくり活動にも力を入れておられる能勢氏です。

その能勢氏や連載にも登場していただいた先生が講師を務める「神楽坂スポーツ医学セミナー」が今週の日曜開催されます。以前(10月17日)にも掲載しましたが、要点のみもう一度掲載しておきます。

詳細はウエブサイトで。(清家輝文)

■神楽坂スポーツ医学セミナー
テーマ:成長期の投球肘障害
期日: 平成21年12月12日(土、14:00~19:00)、13日(日、9:00~17:00)
場所: 東京厚生年金病院 会議室・リハビリ室(JR飯田橋駅、徒歩5分)
(東京都新宿区津久戸町3−1、電話03-3269-8111)
参加費(12月13日の昼食代を含む):
医師(参加ハンズオン3種類) 30,000円
コメディカル(参加ハンズオン2種類)20,000円
一般(参加ハンズオン1種類) 10,000円