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月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.215(2019年11月号)←詳細&購入はここ!
SQ215表紙
『特集 足関節捻挫後遺症の課題を整理する」
1.「慢性足関節不安定症に対する治療の現状と課題」
小林 匠・北海道千歳リハビリテーション大学 健康科学部
リハビリテーション学科 理学療法士
 
2.「足関節捻挫が関節機能に及ぼす影響と課題」
越野裕太・理学療法士、博士(保健科学)、NTT 東日本札幌病院リハビリテーションセンター

3.「足関節捻挫がスポーツパフォーマンスに及ぼす影響と課題」
峯田晋史郎・大阪体育大学 スポーツ医科学研究室、日本学術振興会 特別研究員PD

4.「足関節捻挫における後遺症が将来的な健康に及ぼす影響と課題」
寺田昌史・立命館大学スポーツ健康科学部 講師

子供のからだ全国会議 子どものからだと心連絡会議が主催する『第31回子どものからだと心・全国研究会議』が、12月12・13日に、日本体育大学世田谷キャンパスにて開催されました。

 そのときの様子は、月刊スポーツメディスンのNo.117で紹介しているので、そちらをご覧いただければと思うが、この全国研究会議では毎回特別講演としてさまざまな方をお呼びして講演を行っている。

 今回は、京都大学霊長類研究所准教授の友永雅己先生をお呼びして「チンパンジーの発達からみた子どものからだと心」というテーマでお話をうかがった。

 ヒトとチンパンジーは約600万年前に共通祖先から分岐したそうで、京都大学霊長類研究所では2000年からチンパンジーの認知発達研究プロジェクトが始められている。

 チンパンジーの能力の高さを実際の実験場面を動画でみながら説明いただき、大変興味深いお話が多く、時間が経つのもあっと言う間であった。

 ちなみに、白眼が表にみえているのはヒトだけなのだそうだ。
たとえば、バスケットの選手たちがガードの選手に対して視線をそらすと、それにつられてガードの選手のからだが動いてしまい、その瞬間に逆サイドから攻撃するという、眼でフェイントをかけるという場面があるが、チンパンジーなどは、視線だけで相手の動きを判断することは苦手とのこと。

 このフェイントができるのも、白眼が表に見えているため、黒眼が動いたことで判断するわけで、チンパンジーなど白眼が表に見えていない動物の場合は、あまり視線自体は体制に影響がないようである。

 また、今回の講演で、チンパンジーの能力の高さを人間の子どもたちどう活かすかという質問がフロアーからなされたが、友永氏は、チンパンジーからわかることは多いが、それを人間の子どもと比べて、チンパンジーの行動を人間の子どもに当てはめようと考えるのは、間違っていると話す。

 やはり、目の前の子どもをみて、個々に違う、その子どもにあった指導がなされないといけないのだ。当たり前のことだが、つい陥りやすいことだと思った次第である。

(田口久美子)
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