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月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.210(2019年5・6月合併号)←詳細&購入はここ!
210表紙
『特集 セラピストの手の使い方」
── 治療技術の向上のために
 
1.「肩関節疾患を診るうえでのセラピストの手の使い方」
勝木秀治・関東労災病院 中央リハビリテーション部理学療法士、専門理学療法士(運動器)東海大学医学部 基礎医学系生体構造機能学領域
 
2.「体幹、下肢のスポーツ障害への運動療法で大事なセラピストの手の使い方」
園部俊晴・コンディショニング・ラボ(インソールとからだコンディショニング専門院)
理学療法士、運動と医学の出版社代表取締役社長

3.「臨床動作促通法の紹介」──正しい動作に誘導するために
鈴木俊明・関西医療大学大学院 保健医療学研究科
 

遅い婚カツ

久米先生顔イラスト ブログ 仕事柄でしょうか、結婚式にはよく呼ばれます。先日の日曜日には、神前結婚式に参列してきました。教え子の結婚式です。

 今「呼ばれます」と書きましたが、そう書いていて実は「呼ばれました」と過去形の方が正しいのかなぁと考え直しました。やはり、最近ぐっと回数が減ったと思うからです。

 仲人は一生のうちに3回やれば良い、と聞いたことがあります。私は9回やりました。人前結婚式で立会人も引き受けたことを入れると、10回はご両家の間を取り持ったことになります。結婚式もいろいろ、仲人の方法もいろいろです。最初は、やはり緊張しました。何しろ、自分の結婚式でさえ仲人を立てなかった私ですから、仲人という種族をこの目で見たことがない。どうしたらいいだろう、と戸惑いました。

緊張の度合いを増す原因のひとつに、仲人といいながら両家のご両親をよく知らない、というのもありました。本当の仲人は両家の間を何回も往復するはずです。知らないはずがありません。でも私の場合は、仲人を頼んでくるのが全部結婚する本人でした。

卒業生「先生、今度結婚することになりました」
私「おぅ、そうか、よかったなぁ」
卒業生「ところで、先生に折り入って頼みたいことがあるのですが」
  私「なんだい?」
卒業生「仲人頼めませんか?職場では頼める人いないんです」
 ざっとこんな具合で仲人になることを引き受けます。でも、二つ返事で引き受けるわけではありません。ひとつ要求を突きつけるのです。
 「できれば、両家のご両親と事前に会わせてくれるかな?式場で“はじめまして”では恰好がつかないからね」

______ 001 結局、自ら結婚式の前にもうひとつ緊張の場を作ることになります。

 次なる緊張は、式場での両家の紹介です。一度、「ただいまより、ご両家の紹介を御仲人様にお願いいたします」と司会者に振られたことがあります。この時ばかりは、脂汗が背中をツゥーと走るのが分かりました。「聞いてないぞ、そんなこと」と目がテンになりかけた時、隣にいた世話役の女性が「では、ご紹介をご両家の父上にお願いします、と言えばいいのですよ」と助け船を出してくれて、この時は事なきを得ました。なので、その後この種の“災難”に会った時には、“人に振る”という対処法を多用しました。

 結婚式に呼ばれると楽しみがもうひとつあります。他の教え子にも会えるという楽しみです。今回も何人かの教え子と久しぶりの再会を果たしました。そこで交わされる会話は、大抵形通りの挨拶と同期の友人についてです。

「あいつ、どうしてる?」
「さぁ?僕もよく知りませんが、まだ結婚してないと思いますよ」
「そうかぁ、彼はいくつになる?」「もう40歳ですかね」。

 一昔前なら、40歳過ぎて一人身の男性は“甲斐性なし”と呼ばれてもおかしくなかったと思いますが、前述の会話は次のように続きます。

「そういえば、××も、△△もまだ一人ですよ」。

 時代なのでしょうか。ひいき目なのでしょうか。いつ結婚してもおかしくない有望な男達が、私の周りにはまだ沢山います。昔はみんな肉食系だったはずだがなぁ、と意味不明なことも考えます。昔は頼まれ仲人でした。でも、最近は本当に仲人になって、教え子の遅い婚活を手伝おうかとも考えています。


久米秀作・帝京平成大学 (日本体育協会公認アスレティックトレーナー)
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