スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.190(2017年5月号)←詳細&購入はここ!
SQ190.png 特集『特集 膝の問題とそのアプローチ』
──知識と経験から語る「現場」の問題
 
1.「膝関節のバイオメカニクスの重要性」
──膝ACL損傷予防の視点から
浦辺幸夫・広島大学大学院医歯薬保健学研究院 PT, PhD, JASA-AT, MA
        
2.「膝前十字靭帯再建術後のリハビリテーション」
吉田昌平・京都がくさい病院 スポーツリハビリテーション科理学療法士、日本体育協会公認アスレティックトレーナー
 
3.「膝関節における腫れによる膝機能への影響」
吉田奈美・医療法人社団 昇英会 はちすばクリニック、
理学療法士

4.「膝の問題、とくに前十字靭帯について」
──知と実践のパイオニアであれ!
黒澤 尚・順天堂東京江東高齢者医療センター整形外科、順天堂大学特任教授、
はちすばクリニック

121号で登場していただいた坂根先生の講演もある下記、セミナーの案内をいただきました。121号の特集とも関係ありそうです。また、運動器の超音波診断、何度か記事を掲載させていただいた柳下先生の高気圧酸素治療の話もあります。ぜひ、ご参加を!

■筑波スポーツ医学セミナー 2010
期日:2010年7月24日 14時~(19時から情報交換会)
場所:つくば国際会議場 101号室
参加費:学生無料、一般も同様
*医師で資格継続の単位獲得希望するのみ1単位あたり1000円となります。

 
【研修講演】
1.スポーツ現場における運動器超音波診断(14:05-14:25)
  気仙沼市立病院 整形外科 部長 高橋 周先生
  司会/石井朝夫先生・筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系整形外科 准教授

2.高気圧酸素治療の原理と、スポーツ外傷における早期競技復帰のための適応(16:35-17:35)
  東京医科歯科大学附属病院 高気圧治療部 講師 柳下 和慶 先生
  司会/宮川俊平先生・筑波大学大学院人間総合科学研究科 スポーツ医学 教授


3.選手・指導者からみた望まれるスポーツドクター(17:45-18:45)
  早稲田大学ラグビー蹴球部監督 辻高志先生
  筑波大学 整形外科 准教授 坂根 正孝 先生
  司会/落合直之先生・筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系整形外科 教授

【パネルディスカッション】15:35-16:35
「筑波大学でのスポーツドクター活動」
陸上   田中健太先生・筑波西南医療センター病院 整形外科
ラグビー 天野国明先生・筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系整形外科
サッカー 吉岡友和先生・茨城西南医療センター病院 整形外科
   司会/金森障浩先生・筑波大学大学院人間総合科学研究科 臨床医学系整形外科 講師


詳細は: 
筑波大学整形外科ホームページ
筑波大学整形外科e-mail seikei@md.tsukuba.ac.jp
を参照ください。


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121号はいかがでしたか? 感想、ご意見などお寄せいただくと嬉しい限りです。雑誌は、読者とともにつくっていくものなので、よろしくお願いします。

弊誌の記事ではないのですが、先日大阪の高校の陸上部に取材に行ってきました。陸上というと、みんな揃ってまずはジョッグ、そして体操やストレッチが定番ですが、そこはジョッグなし。まずは肩甲骨や股関節、体幹の動きを促すエクササイズから。

その後、各ブロックに分れて練習が始まるのですが、動きのポイントがはっきりしていて、やってみたくなる練習でした。私も陸上をやっていたので、「高校のとき、こういう練習をやっていたら、記録はもっと伸びただろうな」と思いました。

強い高校の練習は競技を問わず、かなり進歩しています。根性練習もありますが、むしろ楽しくのびのびやっているところが強いように思います。ただし、厳しさは必要。押し付けられるのでなく、自分で厳しさを求めていく選手が伸びるし、強くなるように思います。

高校の運動部の取材は年に何回かはやっておかないといけないなと感じています。スポーツ医学も現場あってこそ。現場の空気、しかも社会人や大学などだけではなく、高校や中学、あるいは小学生でも今何をどういう雰囲気でやっているのか、知っていないと、的外れなことになりそうです。机上だけで考えるな。これは企画や編集の鉄則ですが、何でもそうだと思います。多分、研究もそうではないかと。(清家輝文)
本日iPad発売ということで、かなり大きく報道されていますね。iPad以外にもいろいろ端末機が出てくるのは確実のようです。

本も雑誌もみなこういう端末機で見ることができれば、それはそれで画期的。持ち歩くのも容易だし、たくさんの文献も手元にあると言うことも可能になります。

まだ電子化されて読める本・雑誌には限りがありますが、おおむねこの方向に進むだろうというふうに思われています。出版界は大騒ぎと言ったところでしょうか。

やっぱり紙のほうがいいよと言っている人もたくさんいますが、iPadやKindleを手にすると、「もうこれでいいんじゃないか」と思う人も少なくないようです。

われわれは、結局は読者の便宜が優先で、それを抜きにして、「紙がいい」とか「電子にしよう」と簡単には決められません。

実際には、われわれのやることはそう変らないはずです。アウトプットの仕方は異なっても、企画・取材・編集という作業自体は同じ。少し考え方は変るかもしれませんが、大きく変ることはないでしょう。

その意味では慌てることもなく、何を見て、どうするかという基本的なところがなおさら問われるのだと思っています。(清家輝文)
今日は、東京国際フーラムとよみうりホールで開催されている(30日まで)日本整形外科学会学術集会へ。

お昼からまずDVDの撮影を行い、そのあと、書籍展示や企業展示を見て、あとは会場内をあちこち。今日はまだ平日なので、スポーツ関係のドクターのお顔は少なかったように思います。

岐阜ではほぼ同じ日程で日本理学療法学術集会があり、整形外科医は東京、理学療法士は岐阜に集まっているということになります。

当然、この期間は取材などできません。学会が終わったらということでお話を進めていた取材があったのですが、その後も学会が控え、今回はナシとなりました。

次号の特集、6月に入ってからの交渉になるので、スケジュール的には難しいなと頭を痛めています。今日、特集テーマをいくつか考えてはみたのですが、まだ決まっていません。決まったら、またこの欄でお知らせします。

121号がお手元に届く時期です。感想、ご意見、お待ちしています。(清家輝文)
おまたせしました!
本日、月刊スポーツメディスン121号を発送しました。

早い地域ですと、明日にはお手元に届くと思います。
お楽しみに。

さて、今回の号でも、「メディカル クールセラピー」という、アイシングしながら
圧迫もできるサポーターの、
ひざ用と足首用が読者プレゼントとなっております。

是非、こちらもどしどしご応募下さい。

お待ちしております。

編集部:田口

121号「特集 頚椎のケガ―手術適応と競技復帰―」は明日26日発売になります。いつもより1日遅れました。すみません。明日発送しますので、少しお待ちください。

感想やご意見も右欄の「メールフォーム」あるいはtwitterでお寄せ下さい。(清家輝文)
下記シンポジウムの案内をいただきましたので、掲載します。

■スポーツを活かした地域の活性化に向けて
スポーツを活かした地域の活性化に資することを目的に昨年度発足しました
一般財団法人 日本スポーツコミッションが主催する「スポーツを活かした
地域の活性化」をテーマとしたシンポジウムを以下の要領で開催いたします。

○ 開催趣旨
スポーツを活かした地域の活性化や地域づくりを、より積極的に行っていくための
基本的考え方や具体的方策などについて、体育、スポーツビジネス、健康増進、
住民参加、まちづくりなど多様な視点から検討するシンポジウムとします。
また、スポーツイベントの開催を地域の活性化に資するものとしていくため、2013年の
多摩国体や2019年のワールドカップラグビーの開催、2020年以降のオリンピックや
2022年のFIFAワールドカップの招致も視野に入れたシンポジウムとしていきます。

○ 主催者:一般財団法人 日本スポーツコミッション
○ 開催日時:2010年6月11日金曜日 13時から17時
○ 対象及び人数:スポーツを活かした地域活性化に興味を持つスポーツや
  地域づくり関係者200名
○ 会場:東京都中小企業会館 9階講堂
  (東京都中央区銀座2-10-18、メトロ銀座1丁目11番出口1分)
○ 参加費:無料。但し、資料は有料

シンポジウム概要
1.開会挨拶:木田 悟:一般財団法人 日本スポーツコミッション 理事長
2.来賓挨拶:溝畑 宏:観光庁 長官
3.講演
 ・基調講演1:
   藤口 光紀:スポーツコーディネーター、日本スポーツコミッション 評議員
  演題:スポーツを通した地域の活性化
 ・基調講演2:
   堀 繁:東京大学 アジア生物資源環境研究センター 教授
  演題:地域活性化とスポーツ
 ・基調報告:
   高橋 義雄:筑波大学大学院スポーツ健康システム・マネジメント専攻 准教授
  演題:スポーツビジネスの現状とスポーツコミッション
4.パネルディスカッション
  ―如何にしてスポーツを活かした地域活性化を展開するか―
  コーディネーター:
   木田 悟:一般財団法人 日本スポーツコミッション 理事長
  パネリスト:
   丸田 藤子:ながの街中賑わい研究所 代表
   鈴木 直文:一橋大学社会学研究科総合社会科学専攻 専任講師
   高畠 靖明:秋田プロバスケットボールクラブ㈱ 取締役
   福崎 勝幸:十日町市スポーツコミッション地域再生協議会 代表代理
5.閉会挨拶:小嶋勝衛:日本スポーツコミッション 理事(前日本大学教授)
6.交流会:開催場所:クロアチアレストラン「ドブロ」(地下鉄京橋駅近く)

◎申し込み・お問い合わせ先:
スポーツコミッションシンポジウム開催事務局
℡:03-5368-8189
Fax:03-5368-8069
Email:sympo@sportscommission.or.jp
以下の必要事項をご記入の上、お申し込みください。
氏名、所属、連絡先(℡、Email)、資料購入の有無、交流会参加の有無、
情報提供の有無

120号で「筋膜」を特集しましたが、読者プレゼントの応募が多く、そこに書かれている文面を読んでいても、「筋膜」への関心の高さがよくわかります。

「ぜひ、連載で!」という声も多く、企画してみることにしました。いつ実現するかわかりませんが、はっきりした段階で、またお知らせします。(清家輝文)

コアパフォーマンス・トレーニング 集中セミナーが開催されます。


「コアパフォーマンス・トレーニング」集中セミナーパートⅠ
~ニュートラル&アクティベーション・ムーブメントプレパレーション~


コアパフォーマンスの基本である「ピラー」という概念を「動きの原動力」として様々なエクササイズを通して意識して行えることを目指す集中セミナー。

パートⅠでは構造上のクセを修正し、人間本来のスムーズな動きを引き出すための理想的な状態を作り出す、ニュートラル&アクティベーションと、筋の収縮を促しながら可動域を獲得し、カラダに動くための準備をさせるムーブメントプレパレーションについて実技を交えながら理解していきます。

日時:2010年6月20日(日)、13時~17時00分

場所:ADSSスタジオ(東京都品川区)

講師:田口昌宏(スポーツプログラムス・パフォーマンスコーチ)

受講料:15,750円(イントロダクションセミナー参加者12,600円)

定員:10名

お申し込み&お問い合わせ:株式会社スポーツプログラムス
h.koike@sports-pro.jp
(担当:小池)
今月27~30日、東京国際フォーラム・よみうりホールにて、日本整形外科学会学術集会が開催されますが、その会期中、下記イベントも開催されます。入場無料、予約不要です。案内は、(財)日本股関節研究振興財団からいただきました。

「運動器の10」年世界運動記念イベント「いつまでも元気で歩くために」
主催:「運動器の10年」日本委員会、社団法人日本整形外科学会
日時:2010年5月30日(日)

ステージ実演(ロコモン体操ほか)
11:00-11:30
13:00-13:30
15:00-15:30

ブース(股関節関係パネル、DVDの上演)
11:00-16:00


おめでとう

 ゴールデンウィークも終わり。皆さんはどう楽しみましたか? 

  最近は高速道路が渋滞してもイライラする人は少ないらしい。カーナビでテレビやDVDが見れたり、普段できない家族とのゆっくり会話することができたりして充実した時間が過ごせるらしい。ワイドショーでそんなアンケート結果がでていた。

 さて、春になり陸上シーズンも開幕。私はちょっと遅れて今月になって静岡国際大会から参加。次は大阪国際グランプリ。大阪GPは初参加。もしかしたら静岡も初めてだったかな?

 陸上の仕事を長くやってきたつもりだけどそんなもんなんだなぁと、ウォーミングアップする選手の姿を見ながら過去の仕事を振り返ったりしていました。

 シーズンが始まると普段は会わない方や指導者になった元選手達と会うことができ、お互いに近況報告しあったり、トレーナー同士であれば情報交換をしたりする。この時期だけは「また来週」などと言って分かれるのだが、陸上シーズン終了の頃には「またそのうち」という挨拶になる。そうやって何年過ごしてきたんだろうと、また感慨深いものがある。

DVC00603.jpg もう一つ、私にとって嬉しいニュース。桐蔭横浜大学公式野球部が春季リーグ戦で優勝を決め、全日本選手権に出場できることになった。

去年もこの大会で優勝したのでこれで二連覇。「おめでとう!」と言いながら「なんで勝つんだ?!」と不思議がる某氏。(注:これは悪い意味じゃないです。某氏は斉藤監督の知り合い。師匠と弟子みたいな関係なんで・・・)

 私も某氏の紹介で斉藤監督と知り合いになって4年くらい。偶然にも同い年だったこともあり、たまには飲みに行ったりする仲間に入れてもらった。

 優勝が決まる試合も応援に行ってきた。次は全日本、頑張ってください。

DVC00604.jpg
 写真は試合が行われた横浜スタジアム。もう一枚は優勝が決まり胴上げが終わったとこ。

 良かったねぇと思いながら眺めていて肝心なところを写しそびれました。


津田清美(日本体育協会アスレティックトレーナー)
月刊スポーツメディスンの入稿も終わり、ホッと一息ついたところで、
友だちと一緒に、そっくり館キサラ@新宿に行ってきました。

第2部のショーだったので、午後9時に現地集合。
実は、このキサラに来るのは、これで2回目。

1人約15分くらいの持ち時間で
5人のものまね芸人さんたちがショーをやるわけです。

前回も、目一杯楽しませてもらいましたが、
今回は、マイケル・ジャクソンのものまねの、マイコーりょうさんが出演とあってか
会場は満席。

そのほかにも、立川真司さん、この方、電車・乗り物擬音形態の方。
某セメント会社にお勤めされていた方で、やさしそうなおじさまなのですが
マニアック度、注目度、プロフェッショナル度いずれもナンバーワンです。
実際に鉄道会社に呼ばれて講演をされるくらいの方です。

また、玉置浩二氏のものまねのセニョール玉置さんとか、もう盛りだくさんの方たちの登場。

今回は笑いというよりも、プロフェッショナルのわざ炸裂で拍手喝采のステージ。

キサラに出演されている方たちは、TVなどでも活躍されている方も多く、
そのレベルは高いですね。

実は、こういったライブハウス的な場所で、ものまねといっても、
なんとなく素人さんのちょっとうまいという人が真似するだけのような
イメージがありました(ゴメンナサイ)。

2回、生で見てみて、まさにプロフェッショナルとは
こういうものなんだと感動。

ものまねはもちろん、歌唱力も、そして話芸も、まさにプロでした。
計算された話の間、研究されたものまね、お客さんを楽しませるためには
どうしたらいいのか、など、まさにエンターテイメントの世界。

立川さんは、「ものなねの匠の技」と言ってましたが、まさにそんな感じ。
職人芸ですね。

ちょっと、そっくり館で、いろんな意味で勉強させられました。

毎日、出演者が変わります。イベント的な企画もやっているようです。

是非、新宿東口、無印良品の入ったビルの8Fです。
みなさんも、ぜひ。

(編集部 田口)


121号「特集:頚椎のケガ―手術適応と競技復帰」は5月26日発売と決定しました。予定より1日遅れましたが、よろしくお願いします。

現在発売中の120号に訂正箇所が見つかりました。以下、2点、訂正し、お詫びします。

・P.17 特集2の吉村直心先生所属のReCoの住所表示に誤りがありました。正しくは以下のとおりです。
〒615-0846京都市右京区西京極徳大寺団子田町64
京都アクアリーナ内

・また特集4、跡見順子先生の項で、P.23中段下から13行目、神戸大学整形外科で研究されていた大学院生を「彼は」と記しましたが、女性でした。したがって、「彼女は」と訂正します。

以上です。関係各位にお詫び申し上げます。(清家輝文)

本日お昼に121号を入稿しました。ほっとしています。

現在の進行では、5月26日発売。はっきりしたら、またこのブログでお知らせします。

今回は「頚椎のケガ」と題し、坂根正孝先生と、同先生がチームドクターをされているNECグリーンロケッツの須藤隆之トレーナー、元日本代表選手で現在はコーチの網野正大さんにインタビューしました。

ラグビーでは首をいためている選手(とくにフォワード)がけっこういるのではないかという話。選手の間では、そんなもんだというくらい当たり前のようですが、首は大事なところ。予防も含め、異常を感じたらどうするべきか、また手術をするとなるとどういう手術なのか、リハビリテーションやリコンディショニングはどうするか、など現場に即して詳細に紹介していきます。

坂根先生はこの頚椎の手術をてがけられ、元気に競技復帰している選手も少なくありません。

なによりも、首のケガはことラグビーに限ったものではありません。スポーツに関わる人は、ぜひ今回の特集を読んでおいていただきたいものです。よろしくお願いします。(清家輝文)
本来は、本日入稿だったのだが、最終確認がとれないままなので、明日に延ばした。1日遅れだが、あとで取り返そう。

今回は頚椎の障害に対する手術療法がテーマ。「首にメスを入れると競技復帰できない」と言われているが、実際には、そうではなく、復帰例も多い。しかもラグビーのトップリーグでの話である。

しかし、もちろん手術に至らないようにするに越したことはない。いかにメディカルチェックや現場での指導、スキルや体力の確保が大事であるかがわかる。

スポーツのレベルはまだまだ高まっていくだろうが、同じくらいケガの予防対策は質の向上が求められていく。両方が揃わないと、スポーツはうまくいかなくなる。

ラグビーは2016年のオリンピックで男女とも7人制だが参加することになっている。メディカルサポートも万全であってこそ、選手は活躍できる。

メディカルサポートチームは今後さらに重要視されるようになっていくだろうと思う。(清家輝文)
121号、明日入稿予定だが、まだメドは立っていない。

今年は「電子書籍元年」とやらで、出版界は大騒ぎだが、「電子になっても要はコンテンツでしょう」という当たり前のところは崩れない。

iPadやキンドル、その他の端末はたぶん今よりもっと薄くなり、一枚の紙をみるような感じになっていくのだろう。そうなれば、今抵抗があると言っている人もかなり親和性を感じるのではないか。

ワープロで書かれた手紙なんてと言っていた人も今ではむしろ手書きの文書に触れることのほうが少ないだろう。だからと言って、「手書き」が廃れることはない。本も同じだろう。ただ、紙に印刷したものは高額になるのではないか。発行部数が少なくなると単価は高くなる。用途や目的で紙か電子かに分かれるということもあるだろう。

その電子書籍について考え、現在の世界のビジネス、端的に言うなら「グローバル化」を考えると、出版も「日本語で出版する」ということはだんだん特殊になっていくかもしれない。日本語でしか出さないということはとりあえず、日本人あるいは日本語が読める外国人を相手にしているということになるが、日本語が読める外国人の数はそう多くはない。

となると、日本語と英語の両方で出すか、英語で出してから、日本語で出すか、その逆か、あるいは英語のみ、そういうパターンが増えてくるかもしれない。「日本語のみ」というのは少なくなっていくのではないか。ちょっとそんな気がする。もちろん分野による違いはあるだろうが。

そんなことを考えつつ、121号、明日入稿に向けて奮闘中。(清家輝文)
伊藤超短波(株)より、シンポジウムのご案内が届きましたので、ご紹介します。


『トップアスリート』怪我からの復活
~最新早期回復術を抉る(えぐる)~

開催日/平成22年6月13日(日)

時間/午前9時~午後5時10分 *受付午前8時より

会場/群馬県太田市 太田市立商業高等学校(東武伊勢崎線 細谷駅より徒歩10分)

内容/今回のシンポジウムのテーマは『トップアスリート』怪我からの復活~最新早期回復術を抉る~となっています。各分野の専門(治療/筋生理学/バイオメカニクス/ストレス/心理学/栄養学)の講師陣が亘っての講演となっております。

今回の講師の一人でもあります、「アレクサンダー エヴァンジェリスタ・ロベルト氏」は鹿島アントラーズのスタッフ(PT)でもあり、Jリーグ3連覇を影から支えた1人ともいえます。

万が一怪我があっても短期間で競技復帰させることができるからこそ
一年通してチーム全体が最高のパフォーマンスを発揮し続けることができるのだろう。


一人の選手が一日でも早く復活までたどり着くまでには、治療技術/筋生理学/バイオメカニクス/ストレス/心理学/栄養学、どれ一つが欠けてもトップアスリートの早期復活は望めない。

いつもTV、雑誌などでスポーツ選手が怪我をして戦線離脱といった記事を良く目にするが、選手はあっ、という間に怪我から復活して戻ってくる。
あまりにも早い復活に周囲が驚かされることが多々ある。
10年、20年前のその感覚からすると明らかだ・・。
また、選手寿命も明らかに延びているのも云うまでもない。
劇的な治療技術進化と/筋生理学/バイオメカニクス/ストレス/心理学/栄養学すべてそろって一流。

今回のシンポジウムは日本を代表すべく各専門分野の講師陣にその基礎とノウハウを公開いただきます。

講師
アレクサンダーエヴァンジェリスタ・ロベルト(鹿島アントラーズフィジオセラピスト)
琉子友男(大東文化大学大学院・教授)
川本竜史(大東文化大学大学院・准教授)
田中博史(大東文化大学大学院・准教授)
高橋進(大東文化大学大学院・教授)
杉浦克己(立教大学・教授)
王子田直樹(伊藤超短波㈱)

受講料/一般10,000円、学生8,000円
※現地で集金します

定員/270名(要予約)

問い合わせ/伊藤超短波㈱
担当:大沢
TEL:03-3812-1217
FAX:03-3814-4587
E-mail:m-tokyo@itolator.co.jp

下記フォーラムの案内が届きましたので、掲載します。

■スポーツ選手の明日を考えるフォーラム
◆主催   : 株式会社スポーツビズ
◆開催日時 : 2010年6月9日(水) 
 スケジュール: 17:30 受付開始/開場
         18:00 開演
         18:10 荻原 健司 氏 基調講演
         18:30 パネルディスカッション
         20:00 終了
◆会 場 : 東京国際フォーラム D5ホール
       〒100-0005 東京都千代田区丸の内三丁目5番1号
       Tel 03-5221-9000
◆参加費 : 一般 3,000円 学生 2,000円 
       ※申込締切:5月31日(月) 先着順
◆お申込 : 氏名、ご連絡先(携帯電話番号可)、競技、年齢を必ずお書きの上
       spn@sports-biz.co.jpまでお申込下さい
◆招待者 : 現役アスリート・体育会所属学生・スポーツマネジメント学生
       ・スポーツ指導者・企業関係者
◆MC   : 河合 彩 氏(元長野五輪アイスダンス日本代表、元アナウンサー)

◆パネラー : つくばユナイテッド Sun GAIAプレイヤー兼監督 加藤 陽一氏、
        レスリング選手兼日本体育大学助教 清水 聖志人氏 ほか
        社団法人日本プロ野球機構 日本プロフェッショナル野球組織 手塚 康二氏ほか

◆進行  : 1.イントロダクション
2.スポーツ選手が抱える問題提起(荻原 健司 氏)
        3.パネルディスカッション
        テーマ1-スポーツ選手を取り巻く環境の過去と現状
        テーマ2-スポーツ選手の明るい明日
        4.今後の予定

<トピックス-1>
終わりが見えない企業スポーツの衰退、事業仕分けの対象となる選手強化費、国内プロスポーツ人気の低迷など、スポーツ選手の将来は明るくない。
これらスポーツ選手の将来に関る問題点を、荻原健司が自身の経験を下に、課題解決のきっかけとなる問題提起を行う。
<トピックス-2>
浮かび上がってきたスポーツ選手の問題点について、パネルディスカッションにて議論する。
元個人スポーツ選手、現役団体スポーツ選手、プロスポーツ関係者、オリンピアンなど、あらゆる立場のスポーツ関係者が実体験に基づき、リアルに日本スポーツの過去から現在までを分析し、スポーツ選手の明るい明日を実現するための施策を考える。
<トピックス-3>
スポーツ選手の明るい明日を実現するためには、環境的な整備はもちろんのこと、選手自身の自主性や、将来への確固とした信念が不可欠である。スポーツを真剣に取り組んできたことが武器になることを、自信を持って表現できるような人材の育成、そのためのハード、ソフト両面でのサポートを実現するべくプロジェクトの発足と、今後の活動予定を示す。

◆お問い合わせ先 : 株式会社スポーツビズ SPORTS PLAYERS’ NET
           〒104-0061 
           東京都中央区銀座7-10-6 アスク銀座ビル5F
           Tel 03-5537-8460(受付時間平日10-17時)
           URL: http://www.sports-biz.co.jp
           担当 田中和弘、近藤聖
有名スポーツ選手に対して政党がわが党から立候補をと要請があり、何人かの選手・元選手が了承したと報じられている。それに対して、いろいろと世間も騒がしいようだ。

もちろん、スポーツ選手・元選手が政治家を志してよいに決まっている。そのことはよいのだが、なぜあの人がと思うことはある。しかし、それも本人次第であって、単に知名度や人気を評価されただけのことであれば、当選してもあとが難しいだろうし、たとえば政治家になることはある段階で決意していて、そのチャンスがきたというのであれば、周囲がどうこういうことではないだろう。

ただ、政治家は激務であるし、多方面の能力が必要になる。「立派な政治家」が少ないように思える現在、アスリートから立派な政治家が生まれることは大歓迎。スポーツのなんたるかをよく知り、それがこの国の今後に役立つと信じる人であれば、大いに期待したいものだ。

そもそも、そういう議論をスポーツの側から持ち出すということはできないのだろうか。(清家輝文)
121号の特集で、NECグリーロケッツ(ラグビー部)の取材に行ってきました。

須藤トレーナーと網野コーチに取材。頚椎の疾患がテーマですが、たいへん貴重な話を聞かせていただき、かつエクササイズも紹介していただきました。

我孫子(最寄り駅は天王台)のグラウンドには、天然芝と人工芝の2面があり、トレーニングルーム、トレーナーズルームも完備。今のトップリーグでは珍しくはありませんが、世界的にみてもたいへん恵まれた施設で、大畑選手が「日本のラグビー選手は恵まれている」といっていましたが、たしかにそうだろうと思いました。

ラグビーは、2016年にはロンドンオリンピック(ただし7人制)、2019年にはワールドカップが日本で開催されます。徐々に盛り上がっていくことでしょう。

特集はこれから原稿を書く段階。間に合うかな?(清家輝文)
121号の特集は、頚椎の疾患がテーマになります。「調べると意外に多いのでは?」という気がしてきました。

坂根正孝先生は、その手術療法に取り組んでおられますが、具体的な内容を聞いてきました。さらに、ラグビーの現場において、トレーナーや選手がどう対応しているかについても紹介します。

これはどの競技に関わる人でも必須知識として共有しておくべきことだと思いました。もうあまり時間がないのですが、なんとか頑張ってやります。お楽しみに!(清家輝文)
日本スポーツマネジメント学会とアメリカ大使館・早稲田大学スポーツ科学学術院の共催による、下記セミナーの案内をいただきましたので、掲載します。無料なのでお早めにお申込ください。

「スポーツマネジメントの最前線
 -ベースボールリーダーたちが見据える21世紀の戦略-」

メジャーリーグの成長には目を見張るものがある。
世界経済の落ち込みにもかかわらず、過去10年余りで収入を4倍超にした背景には、
緻密な球団マネジメントと戦力均衡を目指すリーグ経営があるが、
その他にも、若きビジネスエリートを惹き付ける雇用吸収力の強さがある。
強欲な金儲け主義だけでなく、文化事業やフィランソロピー事業への資源配分、
そして地域再開発と連動した新球場建設やネットビジネスへの進出など、
日本の野球界が参考にすべきビジネス課題は多く存在する。
本シンポジウムでは、メジャーリーグの現状を知るとともに、
我が国のスポーツビジネスの将来を探ることを目的とした。

なお、セミナーの概要・お申し込みにつきましては、
このサイトをご利用ください。

その他、ご不明な点やご要望・ご意見がございましたら、
下記までお問い合わせください。
seminar@e-jasm.jp

●開催要項
■日時:平成22年5月15日(土)13:10~17:00(12:30受付開始)
■会場:早稲田大学大隈記念講堂(大講堂)
東京都新宿区西早稲田1-6-1 早稲田大学 大隈講堂
○JR山手線「高田馬場駅」から徒歩20分
○西武新宿線「高田馬場駅」から徒歩20分
○東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩5分
○東京メトロ副都心線「西早稲田駅」から徒歩17分
○都営バス 学02系統(高田馬場駅~早大正門)「早大正門」下車
■テーマ:「スポーツマネジメントの最前線
 -ベースボールリーダーたちが見据える21世紀の戦略-」
■プログラム(予定)
13:10~13:30  開会の挨拶
        原田 宗彦 氏(早稲田大学スポーツ科学学術院・教授/JASM・会長)
13:30~14:20  基調講演 「メジャーリーグの世界戦略」 ※同時通訳
        ジム・スモール氏(MLBジャパン・マネージングディレクター)
14:20~14:40  休憩
14:40~16:40  シンポジウム
        「ベースボールビジネスのリーダーたちが見据える21世紀の戦略」
        ※同時通訳
         コーディネーター:
         荒木重雄氏
        (株式会社 スポーツマーケティングラボラトリー・代表取締役&CEO)
        シンポジスト:
        藤井純一氏(株式会社 北海道日本ハムファイターズ・代表取締役社長)
        岡田功氏(株式会社 毎日新聞社・運動部編集委員)
        ジム・スモール氏(MLBジャパン・マネージングディレクター)
16:40~16:50  閉会の挨拶
        間野義之氏(早稲田大学スポーツ科学学術院教授・JASM運営委員)

■参加区分および参加費:無料(参加区分不問)
■定員:400名(先着順)

神々が宿る地

この休みを利用して、自分自身を見つめる旅に行ってきました。


場所は九州高千穂、天孫降臨の地とされ神々が宿る地です。
高千穂峡 滝2


圧倒されんばかりの雄大な自然とこの国が造られた歴史は、諸行無常であるという思いと大いなる力によって生かされているという感謝の気持ちが沸々と湧きあがってきました。


まず高千穂神社にお参りに行きました。


素朴な本殿は重さと深さを感じさせ、樹齢800年を超える秩父杉はその歴史を思い巡らさせてくれました。
高千穂神社本殿



たまたま宮司さんとお話しすることができました。


今の日本人がこの国の歴史と文化を学んでいないことを嘆いておられました。


三つ子の魂百までと言います。


私自身三つのときの記憶はほとんどありません。


が、この時に得られた叡智が人の根幹を造るということは
想像できると思います。


ということは、この国の生まれて間もないころの物語に触れることなくして
この国をこれから背負っている今を生きる我々が、
その担いを全うできるのでしょうか。。。


やはり小さなころから日本の神話を読み聞かせすることは
非常に重要なことではないでしょうか。。。


言うまでもなく神話は日本国民の思想に大きな影響を与えてきました。


われわれの祖先が文字や記録を持たない有史以前のはるか昔から経験した記憶の伝承であり、民族に通ずる無意識であり、われわれ日本人の感性の根本であります。


しかし大東亜戦争後、新しい時代には無用の学として教えられることはありませんでした。


GHQの教育政策というのが、教育現場に宗教を持ち込んではならないというものでしたから、神話もその途をたどったわけです。


そもそも神道は宗教なのか・・・。


ということになりますが、神道には宗教としての条件が非常に希薄です。
一般に宗教といえば、教祖がいて教義や経典があり、それに属している人達は戒律に拘束されます。


神道の教祖は誰でしょうか?


天照大神? 伊弉諾神?


神様であって教祖ではないはずです。


神道は、自然や祖先に対する畏敬の念を重要な要素として、自己を完結させ、人格を向上させるための一つの道であると高千穂神社の後藤宮司さんはおっしゃっています。


もっと歴史や思想に触れて、自分の幹を太くしていこうと思いました。

ReCo代表 吉村直心
げんき整骨院

ゴールデンウィークも終わり、みなさんはどんな連休をお過ごしになられたでしょうか?

IMG_0588.jpg 私は、5月2・3日に、母と諏訪大社の上社の御柱祭に行ってきました。

 正式には「諏訪大社式年造営御柱大祭」というそうで、7年に1度、寅と申の年に宝殿を新築し、社殿の四隅にあるモミの大木を建て替える祭りです。
この御柱祭は、TVのニュースでもたびたび紹介されているので、ご存知の方も多いかと思います。

 山から切り出された16本(上社:本宮(諏訪市)4本、前宮(茅野市)4本、下社:秋宮4本、春宮4本(いずれも下諏訪町))の巨木の曳き建てを行うお祭りで、御柱となる巨木は直径1m、長さ17m、重さ約12トンもあり、それを山から切り出し、人力のみで里へと曳き、最後に各社殿を囲むように四隅に建てていきます。

 私は、桟敷席で上社の前宮一之柱の建御柱をみることができたのですが、境内は約10万人ともいわれるくらいの人・人・人で、氏子以外の一般観光客は入場規制がされていました。
また、当日は30℃近い気温と晴天に恵まれ、柱が垂直に建つまでは、氏子のみならず観客も汗だくになって、進軍ラッパと氏子の掛け声とともに掛け声をかけ、大木が神になる瞬間を見守っていました(木遣の歌声と趣の違う進軍ラッパは、諏訪大社が祭神として建御名方神と八坂刀売神を祀り、東国第一の軍神だからなのでしょうか)。

 そして、一之柱が建つ間にも、その横を四之柱が狭い境内の裏手に続く坂を、氏子によって曳かれていく様子は、もうただの巨木とは思えないほどの威厳を感じさせながら、目的の場所に向かってゆっくりと少しずつ曳かれていき、もうそれは感動的な情景でした。

 次回は、また7年後。みなさんも是非いかがですか?
 
 もちろん、私は参加です!

(編集部:田口久美子)
再び巡ってきた美しい鯛の季節。サイモン&ガーファンクルの「スカバローフェア」で囁かれるような“Parsley, sage, rose mary and thyme……”を聞きながら、ハーブと鯛の世界へどうぞ。


スカボローフェア(文・料理/大仁浩子・もも家店主、イラスト/横江節子・神戸市垂水区在住)

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 ルイにとって人生最大の目的は結婚。しかも身を焦がすような大恋愛の後に。だから、高校生の時に見た映画「卒業」には感激して胸が震えた。エンドロールでサイモン&ガーファンクルの歌う「スカボロフェアー」が流れてきた時は涙でスクリーンがかすんでいた。

Are you going to Scarborough Fair?
 (スカボロフェアーにいくのですか?)
Parsley, sage, rose mary and thyme……。
(パセリ、セージ、ローズマリー、タイム)
Remember me to one who lives there.
(そこに住む、その人に伝えて下さい)
For once she was a true love of mine.
(かつて、その彼女は私が真実の愛を捧げた恋人)

 ルイの女の子ばかりの学院生活は弾けるように楽しかった。1つの嫌いなことを除けば。

 それは、英語しか話さないシスターの英語の授業。苦手だった。だからこのスカボローフェアーの歌詞は想像力でカバーして勝手に解釈した。つまり、スカボローという市場には、パセリ、セージ、ローズマリー、タイムが他の野菜と売られていて、恋人も住んでいて、と、まぁ、買い物メモ的な感じで。それでもこの切ないメロディーとラストシーンはルイの心を虜にし、繰り返し思い出して胸に刻んだ。なのに、ルイは短大を卒業すると、銀行家の父が見込んだ部下の青年とあっさり婚約した。両家の条件が見事に揃った結婚といわれた。

 それでも「卒業」のシーンが忘れられないルイは式当日になってさえ、心の恋人が「ルーイー」と叫んで現れる夢をみた。そう、あの映画のラストで主人公ベンが「エレーン」と叫んでウェディングドレスの花嫁を教会から連れ出したように。

 もっとも、そんなことは起こらず、おごそかに無事に式は終わった。ハネムーンはロンドン。2時間あまり列車に乗ってヨークシャー州のスカボローにも行った。

 そこはルイの心の中にある思い出の地。海沿いのその町は、昔、交易で栄えたという。広場は人と品物であふれ、大道芸人や吟遊詩人もやってきて賑わったと。そしてあの「スカボローフェアー」の曲は吟遊詩人が歌った伝承歌だった。

 その歌詞は、3人の登場人物の問答で成り立っていた。男と旅人と彼女と。
 
 ある男が旅人を呼び止めていう。「スカボローフェアーに行くのですか?」。旅人は「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」と答える。続けて男が「その町に住む彼女に伝えてくれ。針も使わず縫い目もないケンブリックのシャツを縫ってくれと。そしてそれを、涸れた井戸の水で洗ってくれと。そうすれば彼女は私の真実の恋人になる、と」。旅人は返事の代わりに「パセリ、セージ……」と呪文のように答える。男は次々と難問を作り、それを彼女に伝えてくれと旅人に頼むセリフが続く。旅人はただ、答える。「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」。

 吟遊詩人が町から町へと伝え広めたというこの曲は不思議で謎めいた歌詞がついていた。難問が解けないかぎり、彼女は恋人にはならない。しかも、その難問は永遠に解けない不可能なものばかり。

「あのう、だったらこの恋は実らない、という歌かしら」とルイは傍らの夫にたずねた。

「つまり、あまり難しい条件の人と結婚しないほうがいいってことじゃないの」と夫は答えた。現実の結婚観について必要にして十分な答えだと、ルイは思った。

「それより、日が沈まないうちにスカボロー城を見て、ホテルに戻らないと、明日の出発に間に合わない」と夫は続けた。丘の上に古城はあった。朽ち果てて外壁の石組みだけが残っていた。海からの強風が崖を這い登り、低い草をなぎ倒していた。石の大きさに城の栄華が想像できたが、今はその間を風が渦巻いていた。

 坂を下り街角で地図を広げていると、老人が声をかけてきた。

“Are you going to the Scarborough castle?”

 老人はScarboroughをスカボローでなく「スカーブラ」と発音した。その老人のヨーク地方の訛りを聞いてルイはスカボローに立っていることを実感した。二人で歩む人生のあらたな旅が始まったばかり、ということも。

*神戸布引ハーブ園
ハーブ(Herb)はラテン語でヘルバ(Herba)。緑の草、という意味です。西洋では古来より肉の防腐剤、ケガ、体調不良の薬として使われました。現在でも料理、香料、染料、薬として生活に利用しています。布引ハーブ園は今、ローズマリーの花盛り。この香りは集中力と記憶力を高めるとも。

アクセス:JR、新幹線「新神戸」駅すぐ隣の新神戸ロープウェイに乗り、約15分で園に。

住所 神戸市中央区北野町1丁目1-4-3
TEL:078-271-1160


「もも家」のフードレシピ
鯛のハーブソテー
イラスト04
 風薫る五月。野も山も新緑の季節になりました。庭の片隅のハーブも新芽の季節。特にローズマリーは小さな青い花を咲かせます。その花の愛らしさから、ご近所では料理のハーブというよりも、“お花”として植えられています。五月のレシピは、そのローズマリーとセージの香りで鯛をソテーしました。

 そして、グリーンピースというその名も緑の五月にぴったりのエンドウ豆のスープ。どうぞ、爽やかな五月のテーブルの一皿となりますように。

■鯛のハーブソテー
ハーブの香りを鯛に移して焼くだけのシンプルな料理。ハーブはお手持ちのものをお使い下さい。

 材料(2~3人前)
鯛(片身)200~300g
ハーブ:ローズマリー、セージ、タイム(乾燥したもの)
ニンニク 2片
小麦粉、オリーブオイル
塩・こしょう

jumee☆cooking1Ljumee☆cooking1R  作り方
イラスト01①鯛はウロコが固くて大きいので、魚屋さんにお願いして切り身にしていただくとよいでしょう。食べやすく切り身にしてお皿に並べ、両面に軽く塩・こしょうし、セージ(3枝分)、ローズマリー(3枝分)、タイム(小1)をのせ、オリーブオイル(大1)を振りかけ、30分そのままにしてマリネします。

②①の鯛の両面に薄く小麦粉をまぶします。余分の粉は落としておきます。

③フライパンにニンニク、ローズマリーを入れ、サラダ油(大2)を入れてから、火をつけます。弱火でゆっくり、油に香りを移します。十分に香りが出たら、ニンニク、ローズマリーを取り出し、②の鯛を皮目から焼きます。身が反るので、箸でおさえて、こんがり焼きます。

■ポテトサラダ
 五月はまた、新じゃがの季節。じゃが芋だけのポテトサラダを作り、付け合わせにしました。

 材料
じゃが芋 中4コ 約400g
マヨネーズ 大2
練辛子、塩・こしょう
パセリ 少々

jumee☆cooking1Ljumee☆cooking1R  作り方
イラスト02①じゃが芋の皮をむき、4等分する。

②お鍋に入れて、柔らかくなるまで茹で、ザルで湯切りし、鍋に戻して強火にかけ、水気を飛ばして、粉ふき芋にする。

③ボールにとり、熱いうちに塩・こしょう。お芋のつぶし加減はお好みで。マヨネーズ(大2)。練り辛子(小1)を入れます。

④パセリ(1枚)は葉の部分をはずし、みじん切りにして、水にさらし、キッチンペーパーで水気を絞って③に少しだけちらします。

⑤お皿に鯛をのせ、ソテーのときに取り出しておいたローズマリーの枝を飾り、ポテトサラダを付け合わせます。そのまわりに、オリーブオイル(小1)、濃口醤油(小1/2)をまわしかけます。

■グリーンピースのスープ
 五月のグリーンピース。莢からのぞく、緑の豆の可愛さと美しさは格別です。お豆を沢山入れて、スープというより、おかずのような一品にしました。

 材料
グリーンピース 莢つきで350 ~450g
玉ネギ 1コ
人参 中1本
ベーコン 70g
チキンスープ キューブ状のもの1コ
塩・こしょう 少々
小麦粉 大1
薄口醤油 小1
オイスターソース 小1/2

jumee☆cooking1Ljumee☆cooking1R 作り方
イラスト03①豆を莢からはずし、塩(大1)を入れ、豆を両手の中でこすり合わせて、そのまま10分、置きます。

②ベーコン、人参、玉ネギはすべて7mm角に切りそろえておきます。

③鍋にサラダ油(小1)をいれ、②の材料を入れ、中火でゆっくりと材料がしんなりするまで炒め、軽く塩・こしょうする。小麦粉(大1)を振り入れ、少し炒めてから、水4カップとチキンスープの素(1コ)を入れ、煮立つまで強火にしてアクをとる。

④①の豆をザルにとり、水で洗ってから③に入れ、弱火で静かに煮る。薄口醤油、オイスターソースで味を整える。ベーコンの塩気があるので、塩は控え目にお使い下さい。

※もしスープがあまったら、翌日はパスタを入れて、スープパスタに。休日のブランチにおすすめしたい一皿です。

編集部より:大仁さんのフードレシピについては、このサイトで多数見ることができます。また、この記事の著作権は大仁浩子さんに帰属し、イラストの著作権は横江節子さんに帰属します。著作権の侵害にご注意ください。

〔もも家〕
TEL:078-391-2466
住所:兵庫県神戸市中央区中山手通1-7-20 前川ビル2F
(三宮駅の北、徒歩5分)

下記、案内をいただきました。弊誌でも登場していただいた先生がいらっしゃいます。

■第3回スポーツリハビリテーションワークショップ
日時: 平成22年6月26日(土)16:00~21:00
場所: 東京医科歯科大学5号館4F講堂

テーマ:「膝スポーツ外傷・障害」
16:30~18:00
座長  東京医科歯科大学大学院運動器外科学分野 宗田 大 先生  
講師  中部学院大学リハビリテーション学部   林 典雄 先生
18:10~19:10
座長  東京医科歯科大学大学院軟骨再生学分野  関矢一郎 先生
講師  慶応義塾大学病院スポーツ医学総合センター 松本秀男 先生
19:20~20:50
座長 日本大学整形外科             洞口 敬 先生
講師 文京学院大学保健医療技術学部       福井 勉 先生

定員 200名 
参加費 3,000円

詳細は東京スポーツ整形外科研修会のホームページから。

4月の総アクセス数は7841、うちユニークアクセスが4928、初回訪問者は2207、100回以上アクセスされている方が930でした。

4月は春休みや新学期などの行事も多く、少し減るだろうと予測していましたが、やはり多少は少なかったようです。みなさん忙しい時期ですからね。

今はゴールデンウィーク真っ盛り、出かけたり、家で普段できないことをしたり、はたまた外国に行ったりとみなさん有意義にお過ごしのことでしょう。では、また連休明けに!(清家輝文)
「暦どおり」働く人にとっても、今日からは5連休。4月29日から5月9日まで休みをとった人は11連休ということになる。

みなさんはいかがでしょうか。休日ともなると、試合やイベントがあってそれどころではないという人も多いと思います。でも、世の中が連休だと、いつもの休日とはやはり違っていて、どこかのんびりしているように感じますね。

では、当編集部はどうかというと、明日は5時間くらいの研究会があり、5月5日は121号の取材。その間は、あるDVDのシナリオ完成と、まあうまく埋まっています。それでもいつもとは気持ちも違い、どこか余裕があります。

一方で、5月5日に取材で間にあうのかという懸念も。まあ、いつものことですが、できるだけ早めに取り組まないと、あとで苦労しそう。

個人的にはまだ体調が優れず、この連休が明けるころにはさっぱりしていたいものと思っています。みなさん、連休を楽しむか、何か「いいこと」があるといいですね。(清家輝文)