スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
月刊スポーツメディスン最新刊紹介
月刊スポーツメディスンNo.190(2017年5月号)←詳細&購入はここ!
SQ190.png 特集『特集 膝の問題とそのアプローチ』
──知識と経験から語る「現場」の問題
 
1.「膝関節のバイオメカニクスの重要性」
──膝ACL損傷予防の視点から
浦辺幸夫・広島大学大学院医歯薬保健学研究院 PT, PhD, JASA-AT, MA
        
2.「膝前十字靭帯再建術後のリハビリテーション」
吉田昌平・京都がくさい病院 スポーツリハビリテーション科理学療法士、日本体育協会公認アスレティックトレーナー
 
3.「膝関節における腫れによる膝機能への影響」
吉田奈美・医療法人社団 昇英会 はちすばクリニック、
理学療法士

4.「膝の問題、とくに前十字靭帯について」
──知と実践のパイオニアであれ!
黒澤 尚・順天堂東京江東高齢者医療センター整形外科、順天堂大学特任教授、
はちすばクリニック

2010年の仕事も今日でおしまいです。今年もたいへんお世話になりました。

今年は、ツイッターを始めました。本日現在で650人以上の方にフォローしていただいています。このブログよりも頻度が高いツイートですが、140字以内ということで、詳細はブログを見ていただくようにしています。

今年は「電子書籍元年」と言われましたが、ほんとうに電子書籍(雑誌も含め)が一般化していくのは来年からでしょう。「出版界は戦々恐々」と言われ」「黒船がきた」という表現もなされましたが、要はコンテンツという指摘は正しいと思います。「何で」(紙か電子か)ということもありますが、「何を」伝える媒体なのかのほうがより重要であることは変らないと思います。ということは、電子で読みたいという人がいるのであれば、それに応えていくのが当然ということになります。

そういう意味もなくはないのですが、本誌28号から月刊化し、今月発売の127号で「月刊化100号」となり、その100号分(まる10年分)の特集、1829ページをPDFにし、1枚のCDに納めることにしました。これは「電子書籍」を念頭におくというよりも、10年間の作業をまとめたいという気持ちのほうが大きいと言えます。

創刊から20年以上となり、このへんで一度まとめる作業をしておきたいと考えたのです。スポーツメディスン、スポーツ医学は、創刊当時に比べるとかなり市民権を得た言葉になりました。しかし、まだまだ発展していくべきジャンルだと思っています。単に、スポーツと医学の両方にまたがる領域ではなく、スポーツと医学を融合させ、新たな領域をつくっていく、そういうものだと考え、弊誌はsportmedicineと1語で記しています。

そういう思いもあり、多くのお世話になった人の発言やご研究内容をまとめておきたい。それが「10年パック」です。創刊号から27号までの目次も収録するのも、これまでの歩みをまとめて残しておきたいという気持ちからです。

来年2月10日発売を目指して頑張りましょう。いったん過去をまとめることで、新たな未来の方向性もくっきりしてくると考えています。来年はその意味でも新しいスタートになると思います。

本年のご愛読、ご協力、ご支援、誠にありがとうございました。明年もよろしくお願い申し上げます。

                                        月刊スポーツメディスン
                                        清家輝文
                                        田口久美子

(新年は1月4日からになります。よろしくお願いします)
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今日で年内は終わりというところが多いでしょうか。スポーツ関係はこれから佳境という競技も多く、それが終わってからやっと本当のお正月という人も多いでしょうね。

今は花園で高校ラグビーが始まったばかりだし、お正月の箱根駅伝もあるし、サッカーもあるし、アメリカンフットボールもあるし、観るべきものが盛りだくさん。スタッフや関係者はたいへんです。

本誌編集部は、この期間は観戦中心です。1月は休刊月ということもありますが、逆に年末年始の5日間だけが何もしないで休んでいられる時期。1月4日からはすぐに仕事が始まります。

5日間の休日もあっという間に過ぎていきますが、大晦日、お正月と年が改まると、やはり気持ちも新たになります。2月10日には「10年パック」を出さなければいけないし、1月中に仕上げなければいけない別の仕事もあるし、1月はバタバタになるでしょう。

明日は年賀状を作成します。これからその文面を考えるところです。

この公式ブログも今年は明日までとさせていただきます。では、また明日。(清家輝文)
今日27日もしくは明日28日で仕事納めというところが多いのではないでしょうか。

今朝の地下鉄はそんな感じの会社員の人が多かったようです。カレンダーをたくさんもっている人もいました。挨拶まわりでしょうね。

このカレンダーもだんだん減ってきましたが、企業からの年賀状も減ってきました。それより減ったのは企業の手帳でしょうか。以前は何冊もいただきましたが、最近はゼロです。実は手帳というのは作るのにお金がかかります。1年間毎日開いて閉じてを繰り返すわけですから、1万回以上開いて閉じてを繰り返してもページがはがれたりしないような製本にしなければいけないし、紙も表紙も同様。だから、けっこう高いわけです。経費がかかりすぎるので「今年から廃しします」ということになるんじゃないかと思います。もらった手帳って、あんまり使わないので、もったいないということもあるかもしれません。

さて、127号はもうお手元に届きましたでしょうか。「骨と軟骨」の特集はいかがでしたか? 「スポーツ基本法を考える」というMain Topicは、今後の日本のスポーツをどう考えるかについて書いてみました。「法」としての問題と、現実のスポーツの問題は、また違う側面がありますが、多くの人が一度真剣にスポーツについて考えるよい機会だと思います。「損得」の問題だけではなく。

さすがに27日ともなると、社内も静かなものです。今年は年内納品とか年内校了というものがなく、あわただしさはありませんが、年明けからいきなりスピードが上がるので、今から少しずつでもやっておかないと間に合いません。

まだあと少し今年も残っていますが、外出から戻ったときは手洗い、うがいは励行しましょう。

では、また。(清家輝文)

★28~127号の特集をまとめた「10年パック」のサイトに特集100タイトルを掲載しました。2月9日まで予約割引を受け付けています(2月10日発売予定)。



第7回乳酸研究会

日 時 : 平成23年2月5日(土)、13時30分より

場 所 : 東京大学教養学部18号館ホール(井の頭線駒場東大前下車 時計台後ろの大きな建物1階)

協 賛 : ピューラック・ジャパン株式会社 
       アークレイ株式会社

参加費 : 無料

内 容
・筋肉における乳酸トランスポーターと乳酸の代謝
吉田祐子(ゲルフ大学)

・尿中乳酸測定の試み~運動現場での活用を目指して~
山形高司(浦和大学総合福祉学部)

・メタボリックシンドローム減量時の体組成、代謝機能評価
木村穣(関西医科大学健康科学科)

・競泳トレーニングにおける乳酸のとらえ方
岩原文彦(国立スポーツ科学センター)

・血中乳酸濃度の応用—実験室と競技現場の共通点相違点
八田秀雄(東京大学大学院総合文化研究科)

○懇親会 17時30分より 生協3F駒場交流ラウンジ (参加費1000円)
○事前申し込み メールでsport@arkray.co.jpまで
(当日参加可能ですが事前にお申し込みいただくと受付を早く通れます)

問い合わせ/八田秀雄 東京大学大学院総合文化研究科
ファックス 03-5454-4317
電話    03-5454-6862
メール hatta@idaten.c.u-tokyo.ac.jp
編集部は12月29日までやっています。12月30日~1月3日はお休み。新年1月4日から通常どおりです。

したがって、このブログも12月30日から3日まではお休みします。

今は、「10年パック」の制作中。やはり10年の期間には、取材のまとめ方に変化がみられますね。また、特集テーマのそのときの重要課題を反映していて、高齢者や内科のものも以前はかなりありました。

でも、100のテーマが並ぶとけっこう圧巻です。なかなか読み応えがありますが、全部を通して読む人はいないでしょうね。だから、テーマや人名などで選択可能なように目次を考えています。

今、やっと1/3くらいに目を通しました(それで約600ページ)。写真をみるたびに、当時を思い出します。引越しや大掃除のときに発見した新聞や本や雑誌をつい読んでしまう感覚を思い出しました(笑)。

「やっぱり、10年は長い!」というのが今の感想です。

まだまだ終わりませんが、頑張りましょう。(清家輝文)
127号、本日発送します。「骨と軟骨」の特集です。

Main Topicでは「スポーツ基本法について考える」を掲載。ご意見をお寄せください。「スポーツと法」では、「スポーツ事故と刑事責任」について高松政裕弁護士に執筆していただきました。また、寄稿として村上小百合先生ほか(こまつメディカルフィットネス)に「メディカルフィットネス開始前のカルディオチェック」というタイトルで原稿を寄せていただきました。

目次および特集の一部閲覧はこのサイトから。

10年パック」は、どんどん進行中です。誤植については判明しているものは修正し、カラー写真をカラーページに掲載していたものは、可能な限り本文ページに入れ替えています。随時、進捗を報告しますので、よろしくお願いします。(清家輝文)
Technica Gavilan
~Instrument Assisted Soft Tissue Mobilization Technique~


Gavilan(ガヴィラン)というのはLang氏が考案開発した、Soft Tissue Mobilizationの器具です。
*詳しくはこちら

Gavilanはメディカルグレードのステンレス製でそれぞれ特殊な形をした3種類の器具を用いた筋膜リリースです。有名なところでいうと、Graston Techniqueというテクニックがあります。Lang氏はスペイン語が堪能で、自らのGraston使用経験から、Grastonと同質(かそれ以上)のサービスを、メキシコをはじめアメリカ以外の国で安価に提供するためにGavilanを考案開発しました。(ちなみにGrastonはその道具、ワークショップ等に参加するのに何千ドルとかかります。)

アメリカのFoothill Collegeで20年余りヘッドアスレティックトレーナーを勤めた後、現在は同カレッジで教鞭を振るう傍ら、PTクリニックで一般患者やアスリートのケアもされているGary Lang氏が、来日に伴い日本の多くの人にこのテクニック、道具を知ってもらいたいということで、無料での開催を企画しました。
トレーナーの仲間を誘って、クリスマスに集いましょう。

講師/ Gary Lang, MS, ATC
M.O.R.E. Physical Therapy- Athletic Trainer/Therapist
Foothill College- Faculty
U.S. Track and Field- Co-Head Athletic Trainer

日時/12月25日(土)、12時~18時

場所/神奈川大学 横浜キャンパス 健康科学スポーツセンター(22号館)ミーティングルーム
CEU: NATAのNon-Provider CEUとして申請出来ます。
*当日は、短パン、タンクトップ、タオル、ヨガマット(下に敷くため)をご持参ください。

参加費/無料

定員/30名(ATC、日体協AT、鍼灸・柔整などが望ましい。トレーナーの勉強をする学生も可)
    定員になり次第、応募を締め切らせていただきます。

申し込み方法/①氏名、②住所、③電話番号、④メールアドレス、⑤資格をご明記の上、下記E-mailまで申し込む

問い合わせ/E-mail:qdyqg077@yahoo.co.jp
         担当:大橋
127号は、今月24日発送です。特集は「骨と軟骨」です。

この号で、月刊化してちょうど100号。その記念に今、100号分の特集を1枚のCDに収めた「10年パック」を作成中です。特集の目次、全号の表紙(目次ページ)、人名目次まではだいたい出来上がってきました。目次はもう少しカテゴリーを増やす予定です。

今日、100号分の特集タイトルをウェブ広告に掲載しておきました。随時、新情報を掲載していきますので、ご覧ください。このサイトです。

完成したら、ネット上で試し読みができるにする予定です。予約割引は2011年2月9日までです。発売は2011年2月10日を予定しています。よろしくお願いします。(清家輝文)
パーソナルトレーニング指導者養成セミナー

■日時
2月11日(祝)18:30~20:30  
3月21日(祝)18:30~20:30
4月29日(祝)18:30~20:30
いずれかの1日のご参加でも歓迎します。

■会場
ニュージャパンヘルスクラブ  大阪市中央区道頓堀2-3-28 ※地下鉄なんば駅より徒歩2分

■テーマ
パーソナルトレーナーで活躍したいと、真剣に考えている健康関連施設で働く方を対象とした勉強会。技術指導のみならず、セールスの方法までしっかりサポートいたします。

■内容
2月11日(祝)18:30~20:30  
【講義】パーソナルトレーニングシステム(ガイダンス) 【実技】ペアストレッチの方法

3月21日(祝)18:30~20:30
【講義】クライアント獲得のためのセールス手法 【実技】カウンセリング、メディカルチェックの方法

4月29日(祝)18:30~20:30  
【講義】効果的なチラシ作成法、自己プロデュース法 【実技】形態測定、体力測定の方法と評価法 

■参加費(1回の参加費)
銀行振込 5,000円(当日支払5,500円) 
早割特典 3週間前までの銀行振込の場合 4,000円

■申込み方法
ホームページよりオンライン登録 

②メール、FAXにて登録  ※ご記載項目→(お名前、所属、携帯番号、連絡先、FAX番号)
E-Mail:info@w-smile.co.jp (携帯メールOK)
FAX:06-6606-8993 

■問い合せ(主催者)
株式会社ウェルネス&スマイル
〒545-0014 大阪市阿倍野区西田辺1-19-1-202
E-mail:info@w-smile.co.jp
TEL:06-6609-3381 ※自動応答電話に切り替わることがあります。
 巷はすっかりクリスマスムードというか年末というか・・・。今日、選手の一人が「クリスマスイルミネーションを見ていると切ない気持ちになるんです。」とのこと。クリスマスイルミネーションといえば、華やかで楽しい気分になりそうなのに。なんでだろうね?と二人で考えた結果、もうすぐ今年1年が終わるっていうのが心のどこかにあって切ない、寂しいような気持ちになるんじゃないかとの結論に達しました。皆さんはどう思われますか?

 また、この季節は忘年会が多いですね。私もすでに何回かの忘年会を楽しく過ごしました。昔は飲みながら話しても酔っ払いの戯言で実にならないんじゃないかと思っていましたが、今はグッと距離感が縮まって結構いい話ができる場なんじゃないかと思うようになりました。もうちょっと早く気が付いていたら・・・と思うこともありますが、これもタイミング。

初めての?共同作業
 それから一つおめでたい報告。広州アジア大会で400m銀メダリストとなった千葉麻美選手の結婚式が12月12日に仙台で行われました。旦那さんも元陸上選手。ブライダル雑誌の表紙になれそうなカッコいいカップルでした。おめでとう。末永くお幸せに。

津田清美(日本体育協会公認アスレティックトレーナー)
■キャリア・トランジション勉強会@六本木ミッドタウン第2回
開催日:平成23年2月8日(火)
時間:19:00〜21:00( 受付開始 18:45 )
会場:d-labo dream laboratory by SURUGA bank
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー7F、Tel:03-5411-2363

内容を簡単に:
2004年から続いているアスリートのキャリアを通して様々な気付きを促す勉強会。
現役中に何を考えると完全燃焼ができるか、
引退時には何を考えると次のキャリアを見つけられるか、
引退後はどんな心理問題を抱えるか、など、
ソウル五輪シンクロデュエット銅メダリストで
現在はメンタルトレーナーの田中ウルヴェ 京と
元JリーガーでJリーグ勤務の重野弘三郎が共同主宰し、
毎回様々なゲストを呼んで参加者とともに考えていく勉強会です。

詳細はこのサイト参照。

ゲスト:八木沼純子
講師:田中ウルヴェ京、重野 弘三郎
受講料:無料
要予約(定員になり次第受付を終了させていただきます)

◎申し込み先(問い合わせ先)
d-labo dream laboratory by SURUGA bank
Tel:03-5411-2363

【申込先用メールアドレス】:d-labo@surugabank.co.jp
E-MAILには以下の内容と、件名には「キャリアトランジション勉強会参加希望」を必ず記入してください。
(お名前・人数・電話番号・E-MAILアドレス)





新商品 スパイダーテック

今月発売の月刊スポーツメディスンNo.127「新商品紹介」のコーナーでは、日東メディカル㈱から発売された『スパイダーテックTM』(TMは上付き文字)を紹介しています。

 キネシオロジーテープの技術を応用し、施術者が素早く、簡単に装着できるようにという発想でつくられた商品です。
 詳細は、本誌にて紹介しておりますので、是非ご参照下さい。

タイプ/①首用、②右肩用、③左肩用、④腰用、⑤背中用、⑥膝上部用、⑦膝上下用、⑧ヒップ用、⑨ふくらはぎ・土踏まず用 
◆編集部からのお知らせ
月刊スポーツメディスンの本誌に紹介する新商品は随時募集しております。掲載ご希望の方は、編集部 田口宛に本ブログのメールフォームからでも、直接、お電話いただいてもかまいませんので、ご一報下さい(掲載は無料です)。

(編集部:田口)


肩大腿部
新商品膝首
腰
まだおひとり、最終確認がとれていない先生がいますが、この分だと、予定どおり本日入稿できそうです。

発売は今月24日を予定。

来年1月は休刊月になりますが、その代わりといってはなんですが、100号分の特集をまとめたCD「10年パック」の編集・制作を進めます。

あともう少しです。(清家輝文)
127号、明日入稿です。

今回の特集は「骨と軟骨」がテーマ。東京大学の「骨博士」、鄭雄一先生に、骨・軟骨に関する詳細なお話をうかがい、川西誠先生に骨折治療について解説していただきます。

頭蓋骨と鎖骨は外胚葉、その他は中胚葉由来。もともと顔の骨はからだ全体をおおっていた殻のようなもので、頭はそれが残ったものだとか。同じ骨でも由来が違うんですね。

川西先生のお話で、幼稚園児にも疲労骨折があるのだとか。べつにスポーツをしているわけではないのですが、幼稚園での過度な運動指導からきたものとか。そういう幼稚園もあるのだそうです。ちょっと信じられないくらいの話ですが、現実です。

そのほかにも骨折治療に関して、スポーツ現場で知っておくべきことがたくさん指摘されています。

明日入稿なので、今バタバタですが、なんとか間に合わせましょう。(清家輝文)

昨日、駒沢大学駅近くにある「かわにし整形外科クリニック」へ。川西先生に「骨折治療」で取材。

患者さんが多く、取材は夜8時すぎからになった。場所がいいということもあるが、やはり川西先生の人柄と腕だろう。特集1は鄭先生、特集2が川西先生。お話ししたら、川西先生は鄭先生をよくご存じで、同じ開成高校とのこと。

取材後もさらに話が続き盛り上がりました。骨折治療の話、これも面白いですよ。今日中にまとめないと間に合いません。がんばりましょう。

あ、幼稚園児にも疲労骨折という話が出てきます。いくらなんでも、ちょっとおかしいですね。(清家輝文)
■トレーナー&セラピストのためのハンズオンセミナー~筋膜リリース(基礎編・上肢編)

アスレティックトレーナーでありロルファーの佐藤博紀氏を講師に迎え「ロルフィング(Rolfing)」のコンセプトに基づいた「筋膜リリース」を2日間に渡りハンズオン形式でじっくり学ぶ。基礎編は、筋膜へアプローチする際の「感覚」を覚える事に重きを置き、主に手・前腕などを中心に、上肢編では解剖学の理解を深めるとともに基礎編で学んだ内容をもとに前腕・上腕・肩甲帯を中心にアプローチする。

【内容】
◎基礎編(1/22/土)
・ロルフィング、筋膜について
・筋膜リリースの際の触感体験
・手首、前腕へのアプローチ(デモ及び実技)
・首と仙骨へのアプローチ(デモ及び実技)

◎上肢編(1/23/日)
・上肢の解剖学
・前腕、上腕へのアプローチ(デモ及び実技)
・肩甲帯へのアプローチ(デモ及び実技)

【日時】
基礎編 2011年1月22日(土)10:00-16:30
上肢編 2011年1月23日(日)10:00-16:30

【会場】
大阪社会体育専門学校別館1階(大阪市天王寺区)

【講師】
佐藤博紀氏(NATA-BOC公認アスレティックトレーナー、RISI公認ロルファー、MAT公認スペシャリスト、NASM-PES)

【対象】
トレーナー、理学療法士、鍼灸マッサージ師、柔道整復師、学生等

【参加費】
両日参加: 23,000円(税込)
1日のみの参加: 12,000円(税込)

【定員】
20名

◎問い合わせ
シンクスポーツ株式会社
FAX. 050-3588-0087

土曜日、神楽坂スポーツ医学セミナーに行って来ました。日曜もあったのですが、日曜は、特集のレイアウト・校正、先生への送信などがあり、土曜のみ。土曜に取材したハンズオンについて簡単な記事を掲載します。

なお、第4回が12月19日、10~17時、近畿大学で開催されます。テーマは「筋トレの科学 使える筋肉、使えない筋肉」。詳細はこのホームページをご覧ください。(清家輝文)
■アナトミートレイン2011セミナーin名古屋

2年前に名古屋で開催した時にも大好評に終わったこのセミナー。
今回は、“呼吸と歩行”をテーマに3日間のセミナーを開催します。
詳細は以下です。募集人数が東京より格段に少なくなっています。
お申し込みはお早めに!

「アナトミートレイン2011 in 名古屋~歩行と呼吸のリパターン~」
日々の生活に欠かせない歩行と、日々2万回ほどしている呼吸。

これらのパターンから身体が受ける影響は計り知れません。
けれど、そのパターンは、あまりに日々のからだの使い方に馴染み過ぎてしまい、見たり、分析したり、そこへ働きかけ変化させていくことがとても難しい!

歩行や呼吸の全体的なパターンの見方、からだという全体の中で呼吸と歩行の要素が供え持つ関係性への理解を深めていきます。
これらの問題を解決し、新しく持続できるリズムへと解放する鍵を見つけていきます。

歩行と呼吸の“症状”ではなく“本当の問題点”を発見できるボディーリーディング(診断)、アナトミートレイン筋筋膜経線マップでの代償パターンなどを学んでいきます。

このクラスでは以下の内容が含まれます:
・足や膝の動き、骨盤や腰椎のわずかな動きから読み取る、歩行パターンのボディーリーディング
・呼吸時に動きの少ない部分やうまく機能していない部分での呼吸パターンの評価
・首から骨盤にかけての呼吸を解放する、動きと手技のテクニック
・歩行をより信頼し、効果的で楽な動きへと解放・統合していく効果的なテクニック
☆モーションキャプチャーもしくはビデオを使いながら動きを見ていく予定をしています。

日時: 2011年4月29日~5月1日
会場: 名古屋駅より徒歩13分(予約完了時に詳細をご連絡いたします)
参加費: 75,000円
参加対象: 身体、ムーブメントに関わる施術・指導をされている方
定員: 40名 

講師:Thomas Myers トーマス・マイヤーズ

主催: ロルフィングスタジオ380
問い合わせ/申し込み: info@rolfing380.jp

<お申し込み方法>
1. info@rolfing380.jp 宛に、
・お名前、ご住所(ふりがな付きでお願いします)
・メールアドレス(PC、携帯ともに)
・ご連絡先の電話番号
をご記入の上、メールをお送りください。

2.メール受付後、参加費用の50%を予約金としてお支払いいただく詳細メールをお送りします。

3.ご入金の確認をもって、正式な予約受付とさせていただきます。お手数ではございますが、参加費用の50%をお振込いただいた時点で、メールにて、ご一報いただけるようお願いいたします。

4.参加費用の残りの50%に関しては、
ワークショップ開催日の2ヶ月前;2月末日までにはお振込下さいますようお願いいたします。

注:申し込み時のご入金額(参加費の50%)に関しては、開催日2ヶ月前となる2月末日以降のキャンセルが発生した場合、キャンセル料として徴収させていただきますことをご了承下さい。




今、「10年パック」を進めているが、これは月刊誌になってから、つまり2001年から現在までの号の特集を全部まとめようというもの。

27号までは季刊誌。とはいえ、年間4冊は無理で、3冊のことも、2冊のこともあったように思う。

創刊は1989年で、これはトレーニング・ジャーナル創刊からちょうど10年目。「トレーニング」ジャーナルとはいえ、スポーツ医学ものが多く、スポーツ医学だけで独立させることができないかと考えた。

多くの医師や理学療法士、トレーナーの方に会い、どう思うか聞いていった。賛成する人もいれば反対する人もいた。しかし、やるなら協力するよという人が多く、どうにか創刊できた。構想も企画もひとりでやり、こうした相談、交渉もひとりでやった。

季刊誌の最初は、特集はなく、多くの原稿を入れたが、売れ行きが芳しくなく、途中から特集主義にし、しかもその特集も100ページくらいのものにした。取材もほとんどひとりで行った。時間がかかるが、内容的にはよいものができたと思っている。いまだに取材先の本棚に並べられているのをみることも多く、嬉しくなる。

古いつきあいの人から、「もうやめれば」と言われたときもあったが、発行し続けてよかったと思う。

やがてひとりアシスタントがつくようになったが、毎号ぎりぎりのペースでかなり疲労度も高かった。印刷システムの変化などもあり、今のほうがどちらかというと楽にはなっているが、毎号もちろん楽ではない。

ま、なんとか、こうして月刊になってから100号を迎えることになった。これもみな読者の方と取材させていただいた先生がたのおかげである。

そういう思いもあって、100号分の特集をまとめてみる気になった。全ページ見直し、目次なども工夫してみようと思っている。

今後ともみなさまの応援をお願いする次第です。よろしくお願いします。(清家輝文)
■スポーツサイエンス・テクノロジー2010~スポーツを科学する!~

本催事ではスポーツの魅力に科学的に迫り、スポーツと科学・技術の融合にフォーカスを当て、スポーツを通した豊かな未来社会に向けてよりいっそうの発展に貢献することを目指しています。
産学官の幅広い提携に向けて、展示会と専門フォーラムによって多くの関係者が問題意識を共有し、また競技種目を横断した交流を通してSSTがスポーツ領域に貢献できる催事を目指します。

皆様方に「スポーツサイエンス・テクノロジー2010」にぜひご参加賜りたく、
ここにご案内申し上げます。
※詳細については以下URLをご参照ください。
スポーツサイエンス・テクノロジー2010
http://www.sports-st.com/

日時:12月17日 (金)10:30~20:00
12月18日(土)9:30~18:30
12月19日(日)9:30~16:30
会場:東京ビッグサイト 西1ホール
   〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1
   http://www.bigsight.jp/
主催:スポーツサイエンス・テクノロジー2010実行委員会
セミナー情報:
   12月17日(金)15:00~16:30 
   スポーツビジネス緊急セミナー
   <日本のスポーツビジネス界はどこへ向かう?>
   コーディネーター 
    原田 宗彦氏 早稲田大学スポーツ科学学術院 教授
   パネリスト
    上治丈 太郎氏 ミズノ株式会社専務取締役
    久保 博氏 読売新聞執行役員事業局長
    中野 幸夫氏 社団法人日本プロサッカーリーグ 専務理事
   ※その他セミナーやイベントについては以下URLをご参照ください。
    スポーツサイエンス・テクノロジー2010    
◎来場事前登録:
12月19日(日)16:00迄 ウェブサイト上での事前ご登録が可能です。
なお、有料セミナー事前登録は12月13日(月)17:00迄となります。
詳細についてはこのサイトをご参照ください。
  
◎お問い合わせ先:
スポーツサイエンス・テクノロジー事務局(日本イージェイケイ株式会社 内)
〒105-0011 東京都港区芝公園1-2-6 ランドマーク芝公園7F
TEL:03-6459-0444/FAX:03-6459-0445
E-mail: tahira@ejkjapan.co.jp (担当:田平)
U R L : http://www.sports-st.com
     http://www.ejkjapan.co.jp

月刊スポーツメディスンは2001年から月刊誌になりました。それ以前は季刊誌。月刊誌になって、次号127号でちょうど100号ということになります。

そこで、10年100冊分の特集を1枚のCDかDVDにまとめようとしています。その名も「10年パック」。概算で1800ページになります。詳細はまた改めて掲載しますが、この記念企画、お楽しみに!(清家輝文)
栄枯盛衰

あえて書かせていただく。

母校同志社大学ラグビー部が全国大会に出場できないという前代未聞の危機に陥っている。

各大学ともスポーツに力を入れ、良い選手の獲得に重点を置いている。

同志社大学はかつてエリート集団といわれ、高校日本代表の選手がたくさんいた。


では今はどうか?

かつて程ではないかもしれないが、高校日本代表や候補選手も多く、素材が悪いとは言えないのではないだろうか。


では指導が悪いのか?

指導者は他のチームと比べても、その経歴と実績は素晴らしい。

ラグビーの知識、経験ともに一流である。


大学生を指導するのと実業団を指導するのと、また高校生を指導するのとは全く異なると感じている。

実業団までやる選手は元々のモチベーションが高く、放っておいてもやるだろう。

逆にこちらから型にはめ込みすぎると選手は伸びない。

大学生は高校での実績はあるが、子供の部分が多い。モチベーションが高い選手と低い選手の差が大きい。また逃げ道もたくさんあり、本氣度が低い場合が多いように感じる。

高校生は真っ白な状態に色を塗っていくようなイメージがある。どんな色に染めるかで以後のラグビー人生が決まってくる。非常に重要な期間である。指導者によるが、選手の本氣度はやはり低い場合が多いだろう。

本氣度・・・

これを測ることはできないが、本当に氣がある者は、日々の言動、行動に表れる。

『チャラチャラとしていても、いざという時に真剣にすればよい。』

こういう意見の人もいるだろう。

そんな人でも強い人間はよくいる。でもそのような人は見えないところで必ず厳しい稽古をしている。

元々の才能が高い人もいる。そんな人はチャラチャラしていても楽に勝てるかもしれない。

でも少し上と勝負したら、まったく相手にならないだろう。


やっぱり本氣にならんとあかんのです。

どんなきつい時でも前向いて歩を重ねていく。調子のよい時だけ前向きで、都合が悪くなったら逃げだすのでは、全く話にならない。

困難や障害を前にしてこそ前向きになるのが真の前向きではなかろうか。

逃げたくなる気持ちは皆が持っている。

でも逃げようとする自分を逃がさないこと。

自分と闘って自分に勝つこと。


『逃げ道を100%閉ざした時、本当の自分に会える。』と言われたことがある。


自分にもかつてそんな経験があったのを思い出すが、腹を括って理屈抜きに『今はただこれをやるんだ!』という氣持ちが全員に浸透し、誰一人として妥協せずただひたすらにそのことに尽くす。

そんな風土ができれば、必ずそのチームは強くなる。

何がベストアンサーなのかはわからない。

大切なのは『これ』を信じさせる強いリーダーシップと『これ』をやりきる強い氣持ちなのではないだろうか。


母校の復活を願う。

ReCo代表 吉村直心


■コアスタビライゼーションによる腰痛緩和・予防法 with コアヌードル

【講師】稲葉晃子・NATA公認アスレティックトレーナー
【日時】2011年1月23日(日)11:30受付 12:00-16:00講座
【定員】20名
【会場】東京都江東区塩浜2-25-14 相互印刷工業株式会社
【参加費】8,000円(コアヌードル1セット付き)
【推薦】大久保 衞・びわこ成蹊スポーツ大学副学長、ダイナミックスポーツ医学研究所所長
【協賛】(株)カミツレ研究所、(株)元気学校

「コアヌードルを用いた腰痛講座」の集大成。シンプルなだけに運動プログラムの組み立てが無限大なコアヌードルを自分の体で覚え、基本を習得したうえで、自分独自のプログラム作成へと広げていただきたい。
*コアヌードルは、講師が考案したオリジナルトレーニング機器で、数々の臨床試験を経て考案されたもので、背骨を支えるコアの筋肉への刺激を効率よく与えられる特性から、運動選手の強化やリハビリテーション、腰痛・肩こり、高齢者の歩行強化まで幅広い分野で取り入れられ実績をあげている。

◎申込方法
メールかファックスで、下記の内容を送信。

Core Stabilization 1月23日(日)申込書

氏名(カタカナでふりがな):

住所:

電話番号・ファックス番号:

E-mail:

職業:

コメント:

受講料は当日支払(釣り銭の要らないように願います)。シメキリは1月15日ですが、定員になりしだい締めきり。当日は、運動しやすい服装とヨガマットか大きめのタオル持参。

申込ファックス番号  078-881-2377
E-mail corenoodle@gmail.com
ムエタイ

 先月末に終わったアジア大会もすでに遠い記憶のような気がします。広州はとても暖かく心地よい天候だったので、冬はまだ先って勘違いしていたような感じでしたが、あっという間にもう12月。クリスマスイルミネーションが目につきます。お歳暮も送ってないし、年賀状も書かなくちゃ…年末は妙にプレッシャーがかかります。

 さて、アジア大会で女子バスケは銅メダルでした。もちろん、もっと輝くメダルを狙っていましたが力及ばず。来夏には長崎でロンドンオリンピックのアジア予選が行われます。出場権を獲得すべく頑張らなくては・・・。でも、アジア大会を終えた選手達は自チームに戻りWリーグを戦っています。来春までリーグ観戦しながら選手の成長を見守ってください。

 ところで今日は人生初、ムエタイの試合観戦をしてきました。

 ラウンドガールのまりあちゃん

 エキゾチックなBGMが流れる中、次々と戦いが行われて、パンチやキックがヒットすると、セコンドや観客から「ぅえーい」「あーい」というような歓声が上がる。たくさんの声援とちょっとだけヤジが飛びかうなか、人気者には紙テープが投げ入れられ、激励賞や花束を渡す人もいる。

平野君の試合開始
 私たちが応援していた平野将志君は、1R、1分40秒でKO勝ち。両手でガッツポーズするほど嬉しかったけど、早すぎ。もう少し勇姿を見たかった。でもランキングは上がるとのこと。おめでとう。来月もがんばって。

 次は紙テープ持って応援に行きます!


津田清美(日本体育協会公認アスレティックトレーナー)
今月の「もも家」のフードレシピ、犬を飼っている人、飼ったことのある人なら、切なくなる話ですね。犬はけなげですからね。

今日は土曜日、編集部も静かです。次号の特集、おひとりは取材が終わったのですが、あとがまだ決まらないので、ちょっと不安定な心境です。

特集のテーマはいくつかはアタマの中にあるのですが、いつどれをやるかは、そのときの状況で変わってきます。来月は休刊月なので、また考える余裕があることはあるのですが、いつもあれをやりこれをやりというなか、あっという間にひと月が過ぎていきます。
DVC00060.jpg
文字だけではなんですので、昨日行った東大本郷キャンパスの銀杏の落ち葉がきれいだったシーンを掲載しておきます。正面が赤門です。ギンナンがたくさん落ちていて、独特のにおいもしていました。雨あがりの落ち葉もまたよいものです。ちょっと暗いのか、銀杏の美しい黄色が表現できていません。残念。清家輝文)
12月。今年もあと1カ月になりました。クリスマスの季節、すぎゆく1年を前にあなたはどのような一夜を過ごされることでしょうか。そういう夜にふさわしい話とお料理を紹介していただきます。

クリスマスキャロル(文・料理/大仁浩子・もも家店主、イラスト/横江節子・神戸垂水区在住)
イラスト06
 いつも突然、アカリは神戸からやって来る。そのときは、助手席にラブラドール・レトリーバーの子犬を乗せていた。「ね、可愛いでしょ、このマロ(と、いう名前らしい)、盲導犬になる犬なの。私、パピーウォーカーになったの。8カ月間だけ子犬を預かって育てる養育者ね。ところがさ、昨日、母さんが倒れて、救急車で入院。父はあの調子だし、大変なことになって。ね、お願い。マロを頼めるのはあなただけ。必要なことは紙に書いてる。長岡の協会の電話番号も。すぐに引き取りにくるから。ね、一生恩に着る」。早口でまくし立て、あっという間に帰って行った。玄関にぬいぐるみのような白い子犬とドッグフードの入った段ボールを残して。マロはキョトンとして会話を聞いていた。抱き上げると黒い目で私を見つめ、そしてペロリと口を舐めた。それが、これからよろしくお願いします、のあいさつのように。夕方、夫が帰宅した。戸を開けるとマロが飛び出して行ったので、夫はかなりというか、相当驚いていた。けれど、愛くるしい子犬が一目で気に入ったようだ。

「しかしやなあ、ボランティアが趣味やいうても、アカリさん、無茶やな。こんな京都の町中で。レトリーバーは大きくなる犬やろ。庭も狭いし、第一、ないたら近所に迷惑かかるしなあ」と言う。言いながら、マロを胸に抱いている。ペロペロと顔中を舐められて。マロは、兄弟犬の中でも色白でおっとりした子だったという。盲導犬は生まれた順をAからZのアルファベットで分別していく。マロは13番目に生まれたので、英字の13番目、Mから始まる名前をつける。

「この子、まるで、平安貴族の風情があったのよ。それで麻呂(マロ)」。即決で考えついたと、アカリが言っていた。マロは賢い犬だった。まだ2カ月の子犬なので、ヤンチャだし、わけもなくふざける。けれど無駄に吠えたりしない。不思議なことに人の話をよく聞き分ける。

 マロに、はまったのは夫のほう。休日のゴルフを断り、早く帰宅して、散歩をさせてくれた。散歩のほかに、このパピー時代に大切なのは、トイレトレーニングと食事のマナー。将来、ユーザーのお供をするとき、道や公共施設で排泄しないように、外出の前に済ませることを教える。食事マナーは、レストランのテーブルの下で待っているとき、人の食べ物をほしがらないよう、しつける。その2つのことを二人でマロに根気よくトレーニングした。悪いことは目を見て、ノーと叱り、出来たことは、グッドを繰り返して。マロは、特に夫の言うことには絶対に従った。そして、この時期、最も大切なことは、家の中で、“人間と暮らすことはとっても楽しい”と、犬が思うことだという。それは大丈夫。4キロだったマロは8カ月で20キロに成長。今では、賢い犬に見守られて、やんちゃな夫が遊んでもらっている、という具合だ。マロは色白で長身のハンサムな青年犬になった。夏が過ぎ、秋が来て、8カ月の養育期間がまたたく間に過ぎた。マロを協会に返す日がやってきた。その日、夫は早起きしてマロを丁寧にブラッシングしてやった。そして、マロの顔を両手で挟み、「元気でな」とひと言話しかけた。マロはいつものように、ペロペロと夫の顔を舐めた。

 昼前にアカリがやって来た。

「ごめんね、預けっぱなしで。マロ、思った通りにハンサムになって。マロという名をつけたのは先見の明あり、やわ」と一人で満足して、マロの顔を撫でた。マロは助手席に乗せられ、私が一緒に乗らないことに少し不審そうな顔をしていたが、そのまま、あっという間に車は発進して、角を曲がった。あっけない別れだった。もう二度とマロに会うことはないだろう。これから、マロがどういう犬になるのか、どこの町で暮らすのか、パピーウォーカーには知らされない。

 マロと別れて二度目の師走がやってきた。電話のベルが鳴り、受話器の向こうで、アカリの声。「ね、覚えてる。幼稚園のクリスマスの聖誕劇。二人で子羊の役したわね。懐かしく思い出してるわ。それでさ、キャロリングに神戸へ出てらっしゃいよ。ううん、大丈夫。幼稚園時代に覚えた歌で十分。ね、ね、きっとよ」。アカリの、いつも突然、は変らない。キャロリングは元町・大丸前を5時に出発し、駅や山手の教会をキャロルを歌いながら巡っていく。アカリは教会の奉仕団に入っていて、栄光教会の前で待ち合わせる約束をした。師走の夕暮れは早い。大丸デパートの広い交差点に着くと、もう街に闇が降りようとしていた。ツリーやリースがキラキラ輝き、花屋の店先にはポインセチアの赤が溢れてる。

 信号が青に変り、人々が広い横断歩道へ一斉に繰り出した。その人混みを押し開くように、手前の信号機から、向かいの信号機まで細い道筋ができていた。何気なくその先を見ると、青いコート、お揃いのベレー帽を被った婦人と白い盲導犬が薄闇の中にくっきりと浮かんでいた。もしや、と思い、まさかと打ち消した。心の中で。婦人と犬は私に近づいてきた。そして、その犬は歩みをゆるめて、私をじっと見上げた。マロだった。

「やっぱり、マロ、マロなのね」。声にならない声でそう言った。

「ママ、覚えていますよ。ボクです。マロですよ」。ゆっくり振れるシッポでそう言った。それは数秒の出来事だった。

 ユーザーの婦人は、歩みをゆるめたマロに、少し怪訝そうな顔で、ハーネスを握り直し、「ゴー、ストレート」とコマンド(号令)を出した。マロは再び前を見据え、歩き出した。マロを協会に返すときの約束を、私は守れた。それは、これから盲導犬として働くパピーと町で会っても、声をかけたり、駆け寄ったりしないという掟。なんという悲しい約束なのだろう。

 栄光教会の扉の前で、アカリが待っていてくれた。上ずった声で「マロに会えたの」と言うと、「マロは盲導犬になる使命があって、あなたにその姿を見てほしかったのね」と感慨深そうにアカリが言った。そして、「クリスマスの頃には、小さな奇跡が起きるって、何だか信じられるわ」と言った。そのとき、高い鐘楼から、高く低く、鐘の音が降り注いだ。

*神戸市民クリスマス~キャロリング in Kobe~
 街角や教会でクリスマスキャロルを歌い、メインとなる神戸聖ミカエル教会へ。教会ではハレルヤコーラスを合唱し、祈りと祝福の時を過ごします。
日時:2010年12月17日(金)17:00~21:45
キャロリングコースは、2コース。
○北野コース
北野町、風見鶏の館前(17:00)⇒神戸バプテスト教会⇒カトリック神戸中央教会⇒JT神戸支店⇒神戸栄光教会⇒聖ミカエル教会
○元町コース
大丸・神戸店前(17:00)⇒JR元町駅⇒神戸栄光教会⇒日本キリスト教団神戸教会⇒聖ミカエル教会



「もも家」のフードレシピ

聖夜の鶏のクリーム煮 
イラスト05
 神戸栄光教会は、神戸・元町から山手へ、坂道を7分ほど登ったところに建っています。晩秋の日曜日、その教会の結婚式に参列しました。式が終わって、高い鐘楼から、鐘の音が響き、新しいカップルの誕生を祝っていました。式後、牧師様に、クリスマスの晩餐についておうかがいすると、「神に仕える祈りの日です。食事は平素と変らぬものを頂いております」とのこと。家族で囲む、聖夜のために、丁寧に作る鶏のクリーム煮の一皿をお届けします。

 材料(4~6人分)
鶏もも肉3枚(約750g)
玉ネギ 1個
人参 星型に抜きたいので、太めのものを2本
じゃがいも 5個
白ネギ(長ネギ) 2本
ブロッコリー 1個
マッシュルーム 8個
タイムの小枝 4~5本(ハーブは手近にあるものを代用して下さい。セロリ、パセリ、ローリエなど)
ニンニク 1片
白ワイン 1/2カップ
牛乳 2カップ
生クリーム 1/2カップ
焼酎 50cc
ほかに、塩、コショー、小麦粉、サラダ油、バター。

 作り方
①鶏肉は、脂をそぎ取り、筋切りにして、一口大に切り分け、焼酎50ccにつけ込んでおく(前夜からここまで支度しておいてもよい)。キッチンペーパーで水分を取り、塩・コショー。小麦粉(大3~4)をビニール袋に入れ、鶏を入れて袋の中で小麦粉をまぶす。

②フライパンにサラダ油(大3)を入れ、ニンニクの薄切りを入れ、火にかける。弱火で十分にニンニクの香りを油に移し、①の鶏肉を皮目から入れて、焦がさぬようカリッと焼きつける。

③野菜を切ります。人参の1/2(頭のほう)は、縦に7mmの大きな短冊に切り、星型に抜きます。残った人参は、すべて小さな5mm角に刻んでおきます。

 玉ネギの皮をむき、1.5cmの角切り。
 白ネギは、1.5cmの輪切り。
 じゃがいもは、皮をむき、1cmの角に切る。
 ブロッコリーは、小房に分ける。
 マッシュルームは、半分に切る。

イラスト01イラスト02

④深めのフライパンに、サラダ油大1を入れ、玉ネギ→人参(星型は除く)→白ネギ→じゃがいもの順に炒めます。このとき、野菜を加えるたびに、ひとつまみの塩・コショー少々を振りいれ、野菜の旨味を引き出すようにします。野菜が炒まったら、鶏肉と白ワイン1/2カップ、水1/2カップを加え、ふたをして5分蒸し煮にします。

⑤ふたをとり、タイム(3本)をのせ、水600ccを加え、星型人参を上にのせ、静かに15分煮る。

⑥野菜に火が通ったら、星型人参を別にして、具材をザルでこし、スープと分けておく。タイムは除きます。

⑦再び、⑥のスープをフライパンに入れ、沸騰させ、タイム(2本)を入れて香りを移し、その中でブロッコリー、マッシュルームを茹でて、取り出しておく。浮いたアクやタイムを除き、牛乳を入れ、スープが半分になって、とろみがつくまで煮詰めます。

⑧別に取り分けていた具材をすべてもどし入れ、塩・コショー、生クリーム(100cc)、バター大1で風味づけします。

イラスト03イラスト04 

 じゃがいもでとろみがつきますが、足りないようであれば、片栗粉を倍量の水で溶き、少し加えてもよいでしょう。


 それでは、白い鶏のクリーム煮で、聖夜の晩餐をお楽しみ下さい。
 慌しい年末です。どうぞ、お風邪などひかれませぬように。また、新年にお目にかかります。1年間のご愛読を心から感謝しております。
 ありがとうございました。


編集部より:大仁さんのフードレシピについては、このサイトで多数見ることができます。また、この記事の著作権は大仁浩子さんに帰属し、イラストの著作権は横江節子さんに帰属します。著作権の侵害にご注意ください。

〔もも家〕
TEL:078-391-2466
住所:兵庫県神戸市中央区中山手通1-7-20 前川ビル2F
(三宮駅の北、徒歩5分)
このブログでも紹介しました11月18日(木)開催の特別座談会「日本のスポーツ政策を考える」について、その模様が笹川スポーツ財団のホームページに掲載されました。

座談会終了後に取材された鈴木寛・文部科学副大臣、遠藤利明・衆議院議員による振り返りの動画も掲載されています。関心のある方、ぜひご覧ください。(清家輝文)

■第3回 OHS健康運動セミナー 大阪』開催のご案内

本講習会は、健康運動指導士及び健康運動実践指導者の登録更新に必要な単位を履修するとともに、健康づくりに従事される専門職の方々の資質向上とスキルアップを目的とした講習会です。

対象者:健康運動指導士・健康運動実践指導者
    健康づくりに従事される専門職の方(保健師・看護師・管理栄養士等)
※本講習会は、健康運動指導士、健康運動実践指導者の登録更新に必要な履修単位として単位(合計7.0単位)が認められます。
実習(7.0単位)≪認定番号:106582≫

【主 催】OHS協議会
【運 営】一般社団法人OHSi(オーエスアイ)
【協 力】(株)デサント/(株)OSU Health Support Academy/ソフトプラティカ(株)

日 時:2011年3月13日(日)9:00~17:20(受付8:30より)
会 場:株式会社デサント大阪オフィス
    〒541-0046 大阪市中央区平野町4-2-16
定 員:100名
参加費:10,000円(税込)※事前振込

【プログラム内容】
9:00~12:00 実習<1>『からだほぐし体操で姿勢&動作改善』
【講師】 尾陰 由美子(Yumiko Okage) (有)アクトスペース企画 代表取締役

13:00~15:00 実習<2>『スムースな動きづくりの為のからだエクササイズ』
【講師】 梅本 道代(Michiyo Umemoto) NPO法人いきいきのびのび健康づくり協会 企画事業部チーフ

15:10~17:10 実習<3>『歩行寿命が延びるセーフティウォーキング』
【講師】 土井 龍雄(Tatsuo Doi) 医療法人 貴島会ダイナミックスポーツ医学研究所   副所長

◎申込方法
FaxまたはE-Mail(お電話でのお申込みは受付できません)
Fax番号:0120-93-9991
E-Mail :ohs-jimu1@webohs.jp
事務局 :鋤納(すきの)

毎月1日アップ予定の「もも家」のフードレシピは、都合により、明日か明後日の掲載になります。

楽しみにしておられる方、もう少しお待ちください。メニューは12月らしいものです。(清家輝文)
サントリーラグビー部「サンゴリアス」に、メディカルスタッフ、理学療法士として長く携わり、本誌特集でも登場していただいた山本和宏先生が、12月1日(水)午前9時、病気のため逝去されました。享年39でした。お通夜、告別式は下記のとおりです。謹んで、ご冥福をお祈りします。(本誌編集部)
             
■日時:通夜 12月2日(木)18時~ 
    告別式 12月3日(金)13時~14時

■場所:吉祥寺 安養寺(あんようじ)
  http://mu-anyoji.tokyobutuji.com/
    〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-21    
    ●JR中央線、京王井の頭線吉祥寺駅 徒歩5分
    【TEL】0422-22-2248
    駐車場の余裕がないため、各自公共機関などをお使い下さい。

■葬儀連絡先:武蔵野葬儀社 電話042-222-2274
       ※供花を申し込む場合にはこちらへ連絡して下さい。

■喪主:山本誠二 様(ご尊父)