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         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
伊那日帰りツアー


長野県伊那市で開催された伊那経営フォーラムに参加してきました。

車で日帰りだったのですが、車の長時間の運転は腰に悪いということを改めて体感いたしました。でも骨盤の位置をペットボトルを入れて調整すると意外と行けました・・・。

最初の講演は、東京都大田区に本社を置く日本理化学工業株式会社の大山泰弘会長でした。日本理化学工業は、チョークのトップメーカーで国内の3分の1以上のシェアを占め、社員77人中57人が知的障害者だそうです。

学校を卒業しても就職ができる知的障害の子供はほとんどいなくて、就職できない子供は施設に預けられ、親子が離れて暮らさなくてはいけなくなるそうです。

就職できた子供は、自分が働いて収入を得て、自立した生活ができます(もちろん家族や社会からはサポートされていますが・・・)。これが障害者にとってどれだけ大切なことか・・・ということを力説されていました。

人はみんな「幸せ」を求めて生きています。じゃあ『幸せ 』って何?と聞かれてもはっきりと答えられない自分がいました。

大山会長は、禅僧との出会いから『幸せ』についてこのように考えるようになられました。『幸せ』とは、『愛されること』『ほめられること』『人の役に立つこと』『人に必要とされること』だと・・・。

障害者が働くということで、『社会に必要とされている』『人の役に立っている』と思えるのではないでしょうか。

施設に入ってもそのような感覚は得られにくいのではないでしょうか。


また福祉のあり方について非常に興味深いお話をされていました。デンマーク(記憶が定かでありませんが・・・)では、企業が障害者を雇った場合、その最低賃金を国が保証しているそうです。日本もそれを見習えばよいということです。

日本の最低賃金は年間約150万円です。施設に入って障害者にかかる費用はその人が亡くなるまでで2億円程度かかっているそうです。費用としては雲泥の差があります。

国が最低賃金を企業に保証して、障害者の雇用が増えたなら、障害者も『幸せ』を感じれるチャンスが増えるし、国の財政にとっても良い(他の必要な福祉に使える)・・・ということだそうです。


無知な私は単純に素晴らしいと思ったわけであります・・・。


次に講演されたのが、地元伊那市にある伊那食品工業という会社の塚越寛会長でした。

これが熱い話で館内も熱気にあふれていました。話が長くなるのでそれはまた今度にしますが・・・。


たくさんの方と名刺交換をさせていただいたのですが、その中に腰塚勇人さんという方がいました。

彼は私の名刺を見てすごく感動したはりました。


スキーで首の骨を折って頸髄損傷で寝たきり生活をされていたのだそうです。

どこから見ても、動きを見ても全くそんなことはわかりませんでした。


『医者は命を助けてくれました。でも理学療法士は人生を助けてくれました。』


その言葉に涙が溢れそうになりました。


僕らはこんなに人を感動させることができる仕事をしています。

でもひとりひとりに向き合って、本氣でその人と歩んでいくことができているのだろうか・・・。


雄大なアルプスに囲まれた伊那日帰りツアーは、本当に素晴らしい気づきを与えてくれました。

感謝!

腰塚勇人さんは、7/1 19:45~フジテレビ系奇跡体験アンビリーバボーに出演されます。


動画も必見です!

ReCo代表 吉村直心
げんき整骨院
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