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1月17日に医療介護CBニュースで「若年女性のやせ、「国民健康の驚異」―日本成人病(生活習慣病)学会・学術集会」という記事が掲載されていました。

内容の一部を紹介すると、1月15・16日に都内で上記学術集会が開催され、そのなかで、筑波大大学院の曽根博仁教授(内分泌代謝・糖尿病内科)が日本の若年女性の「やせ」傾向について講演し、若年女性の「やせ」がもたらす悪影響として、骨粗鬆症の発症リスクや総死亡リスクの上昇のほか、将来の生活習慣病の発症リスクが高いとされる低出生体重児(2500g未満)の増加をあげたと書かれていました。

この「若年女性のやせ」の問題については、『子どものからだと心白書2010』のトピックスでも西山幸代先生(元養護教諭)が、「高校生の肥満と痩身の判定基準を考える」というタイトルで、そもそもの判定基準に着目して、厚生労働省は15歳以上についてはBMI方式を採用し、15歳未満は日々式を採用しているのに対して、文部科学省は小中高校生について肥満度方式を採用していることで、肥満や痩身の本当の現状が変わってくるという問題提起をされ、高校生の肥満と痩身の判定基準について考察されています。

また、『子どものからだと心白書2008』では、福岡秀興教授(胎生期エピジェネティック制御研究所)が、「低出生体重児増加を考える」というトピックスで、女性のやせ願望の危険性と生活習慣病の発症リスクについてご執筆されています。

さらに子どものからだと心白書では、基本統計として、肥満とやせ、低出生体重児のデータも掲載されています。

子どものからだと心白書編集委員会でも、女性の痩せと低出生体重児の増加の問題はいつも議論となるところです。

今後の少子化対策を考えていくうえで、若年女性に対して、まずは自分自身を正しく知ること、そして過度なダイエットをさせない正しい食育が重要になってきそうです。

とは言っても、いくつになっても痩せたいというのは、オンナゴゴロなんですけどね (^_^;)

(編集部 田口久美子)
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