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『有床診療所の日』記念講演会

――2012年12月9日(日)、日本医師会館にて

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全国有床診療所連絡協議会(会長 葉梨之紀)では、以前より検討を重ねていました有床診療所の日の制定について、役員会で慎重に協議し、一昨年、12月4日を「有床診療所の日」と決定しました。

12月4日に制定した由来は、平成22年度の全国有床診療所連絡協議会総会において、日本医史学会の酒井シズ理事長より「日本の医療史-特に入院施設の歴史-」について講演していただいた折、日本最初の有床の診療所である小石川養生所が設立されたのがその日である事が「徳川實記」の中に記載されているという事を知ったからです。

小石川養生所を舞台にした黒澤明監督の映画「赤ひげ」の画面で懸命に働く若い医師が、徐々に真の医療とは何かを体験していく姿が描かれていましたが、三船敏郎、加山雄三らの熱演が目に焼き付いております。

全国各地の有床診療所(19床以下の病床を持つ医療施設)では、今日まで、日本の医療を国民の身近な立場から支え続けています。地域において、救急医療から慢性期医療、緩和医療、産科医療など、住民の様々なニーズを満たし適切迅速に対応し、且つ入院できる医療機関が有床診療所であると考えており、有床診療所の存在が地域医療に大きく貢献し、日本の医療を支えていると自負しております。

しかしながら、有床診療所を続けていくためには、医師をはじめそこで働く人々も大変な苦労があります。診療報酬(経済的評価)があまりにも低いために経営困難となり17,218施設あった有床診療所が、この10年間で10,620施設となり、なお減少続けている事は、最近言われる医療崩壊の原因の一つにもなっているのではないでしょうか。

身近で安心した入院医療(救急医療から慢性期医療、緩和医療、産科医療等)を受けることの出来る有床
診療所の存在は、日本の医療のために必要不可欠ではないかと思っております。

つきましては、2012年12月9日(日)、関係各位、国民の皆様の有床診療所に対する、より深いご理解をお願いする意味を込めて、日本医師会館(東京都文京区)で講演会を開催いたします。

この機会に、是非とも記念講演会にお越し頂き、「有床診療所」のその機能と社会性を深くご理解頂き、広く国民にお知らせ頂きますよう何卒よろしくお願いいたします。

「有床診療所の日」の制定が、地域医療を底辺から支える有床診療所を、国民の皆さまに認識していただける第一歩となれば幸いと考えています。

問い合わせ/全国有床診療所連絡協議会
広報担当理事 八田喜弘
事務局 岡村伊都子
〒814-0053福岡市中央区鳥飼3丁目16-12-602
TEL : (092)986-2664
FAX : (092)724-4776
E-mail : yusho.net@bun.bbiq.jp
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