次号は、筋肉に注目し、収縮・弛緩という視点ではなく、新しい視点で捉えます。
今回は、和歌山医科大学の田島文博先生の「筋肉は内分泌器官である」というタイトルでのお話が最初です。
「安静臥床は麻薬」「運動は万能薬」というスローガンで、少しでも動ける患者さんは、たとえ人工呼吸器を装着したままでも運動してもらう。運動することがなぜよいのか、IL-6というマイオカインをキーに語っていただき、実際に和歌山医大で行われているリハビリテーションについても紹介していただきます。
80年代から「ダイナミック運動療法」という主に腰痛患者の人を3カ月合宿させて、全身を強化、強くして職場復帰させたプロジェクトに携わった大久保衞先生にも、田島先生の実践について語っていただきます。
最後に、また別の視点で、運動によって骨格筋の組成が変化するという最新の研究をもとに、運動と筋肉の可能性について、宮下充正先生に執筆していただいた原稿を掲載します。
タイトルはまだ変更するかもしれませんが、現状報告でした。お楽しみに!(清家)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)