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         スポーツ医学とスポーツ現場をつなぐコミュニケーションブログ
 
25日午前、横浜市の会合で、「‘高齢者は働くことしか才能がない’‘80歳過ぎて遊びを覚えても遅い’と高齢者をからかうような発言をした。」と各メディアはこぞって報道した。わたしはその会合に出席していたのですが、本意は全く異なり、会場内もその発言を失言ととらえるような空気はなく、本当に高齢社会をどのように考えて、日本は歩んでいかなくてはいけないかということについて論じられました。

高齢者が増えて子供が減っているという大きな問題をこれから日本は背負って歩んでいかなければなりません。少子高齢化になると、社会保障制度は間違いなく大打撃を受けます。現在の社会保障制度は、1995年には約5人で1人の受給者を支えていました。ところが、2000年には約4人で1人、2010年には2.8人で1人、そして2020年には2.3人で1人の受給者を支えていくこととなります。今給与で引き落とされている厚生年金は正直高いです・・・。おそらくもっと高くなっていくでしょう・・・。この不況で企業も社員もしんどい中、本当に払っていけるのでしょうか?しかもこの数字は、つねに楽観的推計しか行わない厚生省発表のものです。富士総研の調査によると、このままのペースで少子化が進んでいった場合、2040年度に年間2.4兆円不足する計算になるそうです。

また労働人口の減少、とりわけ若い労働力の縮小と消費市場の縮小による経済への悪い影響がでます。

この現状は、その場凌ぎの政策で対応できるものではありません。しかし世論は、その時の我々の生活に直結するおいしい政策を支持します。その世論を煽っているのは、間違いなくメディアです。各政党は支持率低下が怖いので、真っ向から本質にメスを入れていくことができない・・・。

べつに私は麻生太郎総理を支持しているわけではありませんが、昨日の講演では、高齢化については「発想を根本から変えていかないとだめだ。」という強いメッセージが込められていました。単に言葉じりだけを取り上げて、世論を煽る・・・。これで日本は良くなるのでしょうか?メディアの与える影響は大きい。メディアは世の中が興味を持ちそうなことを面白おかしく加工し、またそれを我々が見て世論が形成されていく・・・。我々ももっと賢くならないといけない。物事を多面的にとらえなくてはいけない。メディアが言っていることが本当に正しいのかを我々自身がしっかりと判断していかなくては、この国はとんでもなく軟弱になるだろう・・・。


ReCo代表 吉村直心
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