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専門家

先週月曜日から土曜日まで日本体育協会公認アスレティックトレーナー養成講習会に行ってきました。朝から晩まで勉強できる良い機会を与えていただいたことに院長や職場の仲間、そして家族に感謝します。

これから11月24日に筆記試験があるので、当面はそれに向けてしっかりと準備していきたいと思います。

また90名をも超える受講者の仲間と1週間交流できたことは本当に有意義でした。それぞれの地域、それぞれの職場で患者さんのため、あるいは不調を訴える人々のため活躍されている方々といろんな形で意見交換できたこと、そして何よりも同じような『想い』を持った方がいろんな地域におられるんだと実感できたことが、自分にとっての大きな財産となりました。

養成講習は終わりましたが、今回出会った仲間とは今後とも情報を交換しながら、よりよい社会をつくる同志としてともに歩んでいければと思っております。

今年に入り社会は大きく変わってきています。市場原理型の経済が行き詰まりをみせ、実質以上に大きく見せることで成り立っていた非常に不安定な金融システムは破綻しました。右肩上がりの経済成長を作り続けることが国家の繁栄のためのミッションであるため、無理に大きく見せて実態のないところで勝負してきたような気がします。私たちはまさにバブルの中に生き、一部の人間の利権によって振り回されてきたのであります。

このことは自分達自身に振り返ってみることができるかもしれません。

私たちは『誰か(社会)に認められたい』という承認欲求を必ず持っています。それは自発的行動のための大きなモチベーションとなるので本来は良いことです。しかしそれが行き過ぎるとどうなるでしょうか・・・。自分の地位や名誉、あるいはお金ばかりを追って自己の保身のために生きることになってしまいます。たぶん皆さんの周りにもそういう人がいると思います。実力ではなく、地位を笠に着て勝負する人が・・・。

その人は魅力的でしょうか?

その人に賭けてついていくことはできるでしょうか?

自分が生まれてきたこの社会のために一体何ができるのか?

何を後世に引き継ぎ、残してやらねばならないのか?

そういったことに向きあいながら日々を生きている人が、本当に魅力的な人だと思います。

その人は絶対に部下や社員のことを裏切らないでしょう。

身を絶ってでも守り抜く覚悟を持っているでしょう。

これからの医療あるいはトレーナー業界が不透明であるからこそ、覚悟をきめて自分の目指す道を開拓していかねばなりません。

自分は理学療法士ですが、理学療法士会には入っていません。これは『理学療法士の世界だけでは生きない。』という自分のポリシーなのです。

医療という限られた範囲ではなく、もっと広い視野をもって自分の専門性を社会に役立てられるようなシステムを作ってみせます。

理学療法士になったから、あるいはアスレティックトレーナーになったから終わりではなく、それを社会のためにどう生かすか。

それが専門家としての生き方だと私は思います。

このような『想い』をもった専門家が増えることを切に願います。

ReCo代表 吉村直心

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